少女漫画の金字塔をミュージカル化 浦井健治主演『王家の紋章』製作発表会 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
『王家の紋章』会見 1 左から荻田浩一、山口祐一郎、平方元基、新妻聖子、細川智栄子、浦井健治、芙〜みん、宮澤佐江、宮野真守、濱田めぐみ、伊礼彼方

▲ 左から荻田浩一、山口祐一郎、平方元基、新妻聖子、細川智栄子、浦井健治、芙〜みん、宮澤佐江、宮野真守、濱田めぐみ、伊礼彼方

画像を見る(全22枚)


細川智栄子あんど芙〜みんの人気少女漫画を舞台化するミュージカル『王家の紋章』の製作発表会が都内で行われた。

古代エジプトへとタイムスリップしてしまった少女キャロルと、若き王メンフィスのロマンスを描いた本作。音楽には『エリザベート』や『モーツァルト!』など、数々のヒット作を手掛けたシルヴェスター・リーヴァイ、そして演出には荻田浩一を迎え、壮大なスケールで古代エジプトの世界を表現する。

この日、メンフィス役の浦井健治、キャロル役の宮澤佐江&新妻聖子、イズミル役の宮野真守&平方元基、ライアン役の伊礼彼方、アイシス役の濱田めぐみ、イムホテップ役の山口祐一郎は、豪華な衣裳を身にまとって登場。さらに、公演に先駆けて、浦井&新妻による“Where I Belong”、浦井、宮澤、宮野、平方、濱田による“Unrequited Love”の劇中曲2曲が披露された。

1976年から現在まで連載され、累計発行部数4000万部を誇り、少女漫画の金字塔と呼ばれる原作。キャストたちがその魅力を問われると、「各キャラクターが本当に生き生きと描かれている」(浦井)、「一人ひとりの感情に共感ができる。ページをめくればめくるほど、そうだよね! こういう感情抱いちゃうよね!と思っちゃうんです」(宮澤)、「物語の構成にグッと引き込まれて、どうなるんだろうと思わせる仕掛けがすごく細かく計算されている」(宮野)、「言葉が生々しくて実感がこもっていて、どのキャラクターにも心が動く」(濱田)など、それぞれの切り口で紹介した。しかし、新妻は、メンフィスの扮装で隣に座る浦井の姿にも思わずテンションが上がってしまうほどに大の原作ファン。好き過ぎるがゆえに「『王家の紋章』のことを語ると止まらないので。困ってしまう」と悩んでいる様子だ。

「メンフィスは少女漫画の歴史における“元祖・俺様男子”なんです。強引でちょっと優しくて、美しくて女性の理想が全部詰まっているんです。昨今、“壁ドン”とか“顎クイ”とかありますけど、メンフィスは腕折っちゃいますからね。“腕ポキ”ですよ(会場笑)」と熱弁を繰り広げたが、「手短にまとまらないな……、今度まとめてきます!」と切り上げ、溢れ出る原作への愛を感じさせた。

そのほか、会見でのコメントは以下の通り。

■細川智栄子(原作)
読者の皆さまに愛や思いやり、優しい心、勇気を作品を通してお送りしたいと生涯を懸けてつくってきました。連載40年になりまして、このたび、たくさんのお力添えをいただきまして、東宝ミュージカルになることを私たちは喜んでおります。皆さんのお衣裳を見ていたら、古代の王家の世界に入ったようでワクワクしております。皆さんのつくられるミュージカルを楽しみに応援したいと思っています。

■芙〜みん(原作)
連載を続けて40年になりました作品を、ミュージカルにしていただくことになりまして、大変幸せ者だと思います。8月はぜひ帝国劇場へおいでいただき、国を超え、時間と空間を超えて、古代のエジプトの王国へおいでください。素晴らしい音楽に乗せて、愛や夢、嫉妬心や欲望がゆらめいて、皆さまのお心が満足していただけると存じます。真夏のひととき、帝国劇場へお越しいただいて、古来エジプトの夢の世界を楽しんでいただればと思います。

■荻田浩一(演出)
先生が大切に育てていらっしゃる「王家の紋章」を初めて舞台化する。初めて生きている人間が歌い踊り演じる、奇跡のような瞬間に携われることを感謝しています。甘い夢をそうそうたるキャストたちが紡いでくれて、愛らしい先生方のような純真無垢な乙女心を、観客の皆さまにもきっと抱いていただけると思います。時間を行き来するというSF的な要素は魅力の一つですが、一番はものすごくロマンチックな夢物語であるということ。キャロルとメンフィスがお互いを求めて広い世界を巡り歩く物語は、ファンタジックでどこか神話的ですよね。リーヴァイさんは、とてもロマンチックな曲を書いてくださいましたので、音楽の力が、ファンタジックな二人の愛の世界に観客の皆さまを連れて行ってくれると思います。ロマンチック曲をロマンチックなシチュエーションで、たっぷり聴いて味わっていただくことが今回の作品の醍醐味だなと考えています。
限られた上演時間の中で、キャラクターの魅力をどれだけこってり盛り込めるかが一番の課題。40年間、読者の皆さまに愛されているのは、やはり美しいだけでなくて、そこにうごめいている人間関係、人間の業や性が描かれているからだと思います。ただ、それを前面に出してしまうと、美しさをそこなってしまうので、美しさをそこなわない程度に、いかに荒々しく描けるか。特に古代の皆さまに今日のための歌稽古でお願いしたのは、現代のひ弱な人間ではないということ。それぞれが人間として生命力・エネルギーに満ちあふれたキャラクターであってほしいと。運命に翻弄される人びとですが、ただ流されるのではなく、抗って戦っているんです。その雄々しさが 美しい輝くということに、この漫画の魅力があると思います。夢々しいロマンチックさとともに、そんな力強さを皆さんと一緒に構築していきたいと思います。

■浦井健治 メンフィス役
先生方が生涯を懸けて紡いでこられてきた少女漫画の金字塔である本作が、荻田さんの演出とリーヴァイさんの黄金タッグで帝国劇場で初めて舞台化されることこそが、ロマンであり奇跡だなと思います。個人的なことで帝劇で初の単独主演はとてもうれしいのですが、とてもド緊張しております(笑)。この機会を与えてくださった、たくさんの方の愛や支えに応えられるようにしっかりと舞台に立ちたいと思います。また、祐さん(山口祐一郎)がここにいてくださることもすごく光栄に思っております(山口が浦井に深々とおじぎ)(会場笑)。各ジャンルから集結しているこのメンバーだからこそできるミュージカルになると思うので、しっかりと荻田さんに束ねていただいて、やっていこうと思います。

■宮澤佐江 キャロル役(Wキャスト)
素晴らしい「王家の紋章」という作品のヒロインで本当に光栄に思っています。それと同時に、とてもとても緊張しています。頑張ることは当たり前だと思うのですが、私は今回ご一緒する方々の中でも、特に一番頑張らないといけないと強く思っています。帝国劇場に立てること、夢にも思っていなかった素晴らしい場所に自分が立てることを感謝して、キャロルというかわいらしい女の子をしっかり私らしく演じたいと思っています。一生懸命頑張ります。

■新妻聖子 キャロル役(Wキャスト)
私は幼いころから「王家の紋章」が本当に大好きで、こうして先生の生声を聞けただけで武者震いがしています。私が子どものころから夢と感動をいただいてきた原作の初のミュージカル化で、キャロル役をいただけたことは、私にとって奇跡です。作品に、お客さまに失礼のないように、全身全霊でキャロルとして立って、『王家の紋章』に命を捧げたいと思います。

■宮野真守 イズミル役(Wキャスト)
歴史的瞬間なんだとあらためて感じています。作品に出ることが決まった時は、周りの方もすごく喜んでくれました。特に女性スタッフの方に。こんなに愛されている作品の中にいられることが幸せなことだと思っています。そして、とても個人的なことではありますが、僕はガキンチョのころから劇団ひまわりに入っておりますが、この歳になって帝国劇場に立てるということが本当に感無量です。やっぱり夢見ていた舞台ですし、そこで今の自分がどんな挑戦ができるのか、これから現場で切磋琢磨してやっていくことなんだと思いますが、今は楽しみで仕方ないですし、最後にはメンフィスに勝ってやろうと思っています(笑)。それくらいの気持ちで臨んでいきたいと思っています。

■平方元基 イズミル役(Wキャスト)
本当に緊張してしまって、今ここで立っている時も汗が吹き出しています。「王家の紋章」を読ませていただいた時に、とても五感を刺激する漫画だなと思いました。読んでいる時の温度や質感、感触だったり、そういうものを丁寧に表現できたらいいなと考えています。最後まで頑張りますので応援よろしくお願いします。

■伊礼彼方 ライアン役
この作品は帝国劇場にふさわしいテーマ、題材で、これだけの素晴らしいキャストが集まってできる『王家の紋章』が楽しみです。私はこの中ではただ一人の現代の人間なので、キャロルがエジプトに行ってしまったら孤独にかられるでしょう。キャロルとメンフィスがラブラブしている時にアイシスに求愛しようかなと思っています。新しいドラマが生まれると思います(会場笑)。

■濱田めぐみ アイシス役
私はエジプトを題材にした作品に携わることが多くて、今回もお話をいただいた時に、私事なんですけど運命的なものを感じまして、彼女の中に宿るスピリチュアリティーのようなものが、この作品おける不可欠な部分を受け持っていると思います。その部分を大切に、一人の人間・女性としての思い、苦しみ、ある意味生々しい彼女の生きざまを舞台上で演じて生き抜けたらなと感じています。今までいろいろな役をやらせていただきましたが、そのすべての良いところをアイシスに投影して、なおかつもっともっとバージョンアップしたアイシスとして、皆さまの前に原作ファンにもミュージカルファンにも期待を裏切らないように、誠心誠意心をこめて演じたいと思います。

■山口祐一郎 イムホテップ役
今お話を伺っていると、愛とロマンスがあふれる夢のような世界のひとときを皆さまと過ごせるんだ! わぁすてきだな!と思って話を聞いてました。ですが、ふと我に返ってみると僕は何も(ロマンスに)関係ない(会場笑)。ああ、そういう役だと再発見しました(笑)。それでもきっと楽しめる素晴らしい作品ができると願っております。皆さまと本当にワクワクしながらこの作品の誕生を待ちたいと思います。

この記事の写真

  • 『王家の紋章』会見 1 左から荻田浩一、山口祐一郎、新妻聖子、平方元基、細川智栄子、浦井健治、芙〜みん、宮澤佐江、宮野真守、濱田めぐみ、伊礼彼方
  • 『王家の紋章』会見 2 左から山口祐一郎、平方元基、新妻聖子、浦井健治、宮澤佐江、宮野真守、濱田めぐみ、伊礼彼方
  • 『王家の紋章』会見 3 新妻聖子
  • 『王家の紋章』会見 4 新妻聖子(左)と浦井健治
  • 『王家の紋章』会見 5 新妻聖子(左)と浦井健治
  • 『王家の紋章』会見 6
  • 『王家の紋章』会見 7 平方元基
  • 『王家の紋章』会見 8 宮野真守
  • 『王家の紋章』会見 9 宮澤佐江
  • 『王家の紋章』会見 10 濱田めぐみ
  • 『王家の紋章』会見 11 左から平方元基、宮澤佐江、浦井健治、濱田めぐみ、宮野真守
  • 『王家の紋章』会見 12 細川智栄子あんど芙〜みん
  • 『王家の紋章』会見 13 荻田浩一
  • 『王家の紋章』会見 14 浦井健治
  • 『王家の紋章』会見 15 宮澤佐江
  • 『王家の紋章』会見 16 新妻聖子
  • 『王家の紋章』会見 17 宮野真守
  • 『王家の紋章』会見 18 平方元基
  • 『王家の紋章』会見 19 伊礼彼方
  • 『王家の紋章』会見 20 濱田めぐみ
  • 『王家の紋章』会見 21 山口祐一郎
  • 『王家の紋章』会見 22

インフォメーション

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8432