塚田僚一&渡部秀出演×ノゾエ征爾演出『ボクの穴、彼の穴。』が明日開幕 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

塚田僚一(A.B.C-Z)&渡部秀による二人芝居『ボクの穴、彼の穴。』が、明日21日(土)にPARCO劇場で開幕。その初日に先立って、一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

本作は、戦争をテーマにしたイタリア人童話作家デビッド・カリの絵本が原作。日本では松尾スズキによる初の翻訳絵本として08年に刊行された。物語に登場するのは、戦場の塹壕に取り残された二人の兵士。彼らは、穴に籠もり互いに相手を“モンスター”だと信じ、見えない敵への妄想を膨らませて……。郷里の家族や友人に思いを馳せながら、お互いへの恐怖と疑心暗鬼にさいなまれる兵士の姿が描かれる。

舞台化にあたり翻案・脚本・演出を手掛けたのは、同劇場初登場となるノゾエ征爾(はえぎわ)。ノゾエは「戦争を扱った作品なんですけど、あくまでも現代の若者を置きたかったんです。戦争は大きなものなんですけど、その中にいるのは僕らとなんら変わりのない個性を持った人間なんだというところを描きたかった」と語った。

塚田&渡部に対しては「キラキラですね(笑)。彼らの人間味が大好きで、そこを生かしたいなと思って話し合って探りながら稽古してきました」と語ると、二人も「過去のこととかを思い返したりして、それと(演技を)コネクトしてみてと、アドバイスしていだきました」(塚田)、「個人がもともと持っているものを引き出して、物語に落とし込んでいくような作業が多かったですね。(自分にないものを)外から持ってくるというよりは、おのおのが持っているものを広げていくという感じでした」(渡部)と稽古を振り返った。

今回、塚田は初の主演舞台にして二人芝居という大きなチャレンジに取り組んだ。ジャニーズのステージや、TVのバラエティー番組で見せる朗らかな表情は封印して、極限状態に追い込まれた兵士の姿を熱演している。塚田は「最初にお話をいただいた時はすごくドキドキしてプレッシャーで、初日が開く時はこれがドッキリであってほしいって思うくらい。怖いんです(笑)」と正直な心境を告白。さらに「ジャニーズの先輩方が出る舞台を観に、お客さんとして来る多かった劇場で、僕が今使わせてもらっている楽屋が、香取(慎吾)さんや草なぎ(剛)さんが使っていたんですよ」と、劇場の重みを感じている様子だったが、「でも、これに飲まれるんじゃなくて発信していきたい。こういうドキドキや怖いという気持ちは、戦場とつながる部分もあると思うので、そこも等身大として表現していこうと思います」と意欲的な姿勢を見せた。

渡部も「歴史ある舞台に立たせていただくことの重みを感じますし、(休館する劇場の)クライマックスに少しでも華を添えられるように、しっかりとこの舞台を成功できるように頑張らないと」と気を引き締めた。また、渡部は昨年の七夕で「良い演劇に出会えるように」と願ったそうで、本作に対して「すごくすてきな作品に出会ったなと思います。二人芝居は初めてですし、僕にはここが勝負どころ。これから変わっていく大きな分岐点になるのかなと思います」と気合を入れた。

会見中、塚田から「“ボクの穴”はA.B.C-Z」という言葉が飛び出すと、話題はメンバーのことに。塚田は「メンバーからはいつも厳しく言われるんですけど、今回、二人芝居をやることになったら、ハッシー(橋本良亮)が優しく接してくれるようになりました(笑)」と話した。また「A.B.C-Zはそれぞれに主演の経験があって、僕は後を追いかけている気持ち」と続け、メンバーに向けて「どうだメンバーのみんな! 二人芝居やってるよ!」と胸を張って笑顔を見せた。

最後に締めを求めらると、塚田のリードのもと3人は声を合わせて「『ボクの穴、彼の穴。』頑張りマッスル!」のコメントとおなじみのポーズ。笑いに包まれた会場に、塚田は「すいません! 決してコメディーではありません!」と頭を下げていた。

公演は28日(土)まで。

この記事の写真

  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 1 渡部秀
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 2
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 3
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 4
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 5
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 6
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 7
  • 『ボクの穴、彼の穴。』開幕 8 囲み会見 渡部秀(左)とノゾエ征爾

インフォメーション

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8435