シアターコクーン『ビニールの城』は金守珍の演出で上演 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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蜷川幸雄さんの演出で上演予定だった『ビニールの城』が、金守珍の演出で「追悼公演」として上演されることとなった。

蜷川さんに師事し演劇を学び、唐の状況劇場にも参加。自ら新宿梁山泊を立ち上げ、アングラ演劇に取り組んでいる金守珍。蜷川さんは、俳優として金をキャスティングすることも多く、今回出演する森田剛(『血は立ったまま眠っている』)、宮沢りえ(『下谷万年町物語』『盲導犬』)との共演の経験がある。

金は公演に向けて「蜷川さんはもともとアングラ演劇から出発し、商業演劇で“世界のNINAGAWA”となった。だが常に、アングラ演劇への強い思いを持ち続けていた」「晩年はもう一度アングラと向き直したいという思いから、唐十郎や寺山修司の作品を立て続けに演出した。そんな蜷川さんがどうしても手掛けたかったのが、唐十郎の『ビニールの城』だ」「今回、演出を依頼されたからには、蜷川さんはこうしたかったであろうとイメージし、そこに向かって全力で進むしかない。蜷川さんの死によってアングラ1世代は確実に終わろうとしている。アングラ芝居は、一種の風俗として始まり、世界に誇る演劇文化として育っていった。この文化をしっかり定着させ、次代につなげてけるかどうかは、私たち2世代目、3世代目にかかっている。演出家・蜷川幸雄が最後まで抱き続けた、劇作家・唐十郎への敬愛の念を、なんとか形にしていきたい。この二人のエッセンスを後世につなげていくことが、私の使命だと思っている」と語っている。

本作は、唐が劇団第七病棟に書き下ろし、1985年に初演された戯曲。廃館となっていた映画館「常盤座」で上演され、石橋蓮司、緑魔子らの熱演と本水を使ったダイナミックな演出で話題となった。今回のキャストには、人形を介してしか世界と向き合えない青年・朝顔役に森田剛、ヒロイン・モモ役に宮沢りえ、モモを愛する実直な男・夕一役に荒川良々といった面々を迎える。

インフォメーション

『ビニールの城』

【スタッフ】作=唐十郎 演出=金守珍 監修=蜷川幸雄
【キャスト】森田剛/宮沢りえ/荒川良々/江口のりこ/大石継太/鳥山昌克/柳憂怜/石井愃一/金守珍/六平直政 ほか

2016年8月6日(土)〜29日(月)
・会場=Bunkamuraシアターコクーン
・一般前売=6月19日(日)開始
・料金=全席指定S席11,500/A席9,000円/コクーンシート6,000円

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