岸谷五朗“この作品はキース・ヘリングの恩返し” 柿澤勇人主演『ラディアント・ベイビー』公開稽古 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ラディアント・ベイビー』公開稽古 1 左から岸谷五朗、知念里奈、柿澤勇人、平間壮一、松下洸平

▲ 左から岸谷五朗、知念里奈、柿澤勇人、平間壮一、松下洸平

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80年代アメリカを代表するアーティスト、キース・ヘリングの生涯を題材としたミュージカル『ラディアント・ベイビー〜キース・ヘリングの生涯〜』。6月のシアタークリエでの開幕に先立って、都内の稽古場で公開稽古が行われ、一部シーンが披露された。

ニューヨークの地下鉄構内で広告板にチョークで絵を描くストリートアート「サブウェイ・ドローイング」で一躍有名になり、彼の代表的なアイコンとなったイラスト「ラディアント(さんぜんと光り輝く)・ベイビー」をはじめ、数々の作品で高い評価を受けたキース・ヘリング。彼自身がHIV陽性者だったこともあり、1990年に31歳の若さで亡くなるまで、アート活動を通して社会貢献活動にも積極的に携わった。

本作は、彼の生涯をロック&ポップミュージックとともにつづるオフ・ブロードウェイ発のミュージカルだ。演出を手掛けるのは、1993年からHIV患者の子どもたちのためのチャリティーイベント「Act Against AIDS(AAA)」を開催している岸谷五朗。同イベントのシンボルマークがキース・ヘリングによるものであることもあり、岸谷は「僕にとってはキースの物語を演出させていただけるというのは、キース・ヘリングへの恩返しのようなもの。今、どっぷりキースの世界にハマっています」と語った。

作品について岸谷は「彼の駆け抜けた人生は、非常に魅力的。物語は、彼が亡くなる2年前から始まって、過去を回想しながら、彼の生きざまを描きます」と話し、稽古場の様子は「みんなで闘っています」と表現。「本当に振付、踊り、歌が多い作品だし、振付・演出も全部新しくして、非常に丁寧につくっています。いい感じで、遅れています(笑)」と笑わせた。

一方、キース・ヘリング役として主演を務める柿澤勇人は「この台本は、現在から過去に遡ったり、現在に戻ったりするので、それをどうお客さんに分かりやすく伝えられるかというのは難しく感じていて。みんなで確認しあう作業をしています」と創作過程を明かしたが、「みんなそれぞれダンスの踊り方も違うし、アツいやつらが集まっているので、そのエネルギーが集まれば、いろいろなものが混在した80年代のエネルギーを映し出すことができるんじゃないかなと」と気合は十分なようだ。

共演者たちも「“楽しい”しか(感想が)出てこないくらい。一人ひとりのことを尊敬できるので、役に入りきれる。自分たちの私生活のチームワークが舞台上に出るんじゃないかな。特に、五朗さんとやる時はそういう感じのパワーを大事にしています」(平間壮一)、「すごく楽しいです。皆さんそれぞれ、個性が違うので、のびのびと演出をつけてもらっていて、これから2幕にもワクワクしています」(知念里奈)、「稽古が部活みたい。朝、みんな集まるとストレッチから始まって、アップをして、それから稽古に入って汗をかいて。久しぶりにこういう感覚を味わわせてもらっています。この作品は、多人数が集まって一つのものをつくっていくので、キャストのモチベーションが下がったり、迷ったりすると止まっちゃうんです。でも、その辺は岸谷さんが僕らのケツをバンバン叩いてモチベーション上げてくれてます」(松下洸平)と、それぞれに充実した様子をのぞかせた。

公演は6月6日(月)から22日(水)までシアタークリエにて。大阪公演は25日(土)・26日(日)に森ノ宮ピロティホールにて。

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