二人で13役&ピアノ弾き語り 坂本昌行&松尾貴史出演『MURDER for Two』が明日開幕 - 2016年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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V6・坂本昌行&松尾貴史による二人ミュージカル『MURDER for Two』の東京公演が明日6月1日(水)に世田谷パブリックシアターにて開幕。その初日に先立って、一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

本作は、11年の初演から、オフ・ブロードウェイなどで好評を博しているヒット作。作家の銃殺事件の解決に挑む刑事と、個性豊かな容疑者たちを坂本&松尾の二人だけですべて演じ分けるミステリー・コメディーだ。

東京に先駆けて大阪公演が行われており、二人は「稽古場と違ってお客さんの笑いに助けられました」(坂本)、「大阪のお客さんは良くも悪くも振れ幅が大きいですからね(笑)。最初は緊張感がありましたけど温かくてよかったですね」(松尾)とそれぞれに手応えを感じている様子だった。

本作では、二人は合計13役もの役を演じる。坂本は「お客さまのイマジネーションに頼るしかない。僕らはより鮮明に見えるように努力するだけ」と気合を入れると」と気合を入れると、そんな坂本に松尾は「もともと多重人格なんじゃないの?(笑)」と茶々を入れた。

坂本との初共演に「(坂本に)僕の方が開発されて、この歳でも自分に発見がありました。きっと観ていただいたら分かると思います」と胸を張った松尾。一方、坂本は「大先輩だけど間口が広いので、何をやっても返してくれる。アドリブのようなシーンでも、無茶なボールを投げても必ずオチをつけたりして受けてくれるんです。安心です」と信頼を見せると、松尾は「もともと緊張感がない人間なので(笑)」と笑わせた。

異色作に臨んだきっかけを問われると坂本は「もともとネットとかで調べていたら、この作品を知ったんです。すごく素晴らしいなと思っていた、その数カ月後にお話をいただいて。こんな出会いはないと二つ返事で答えたんです」と振り返った。稽古に入ってからのことを「とんでもないことになりました。僕も20年以上ミュージカルやってますけど、知恵熱が出たのは初めてです。自分でもびっくりしました(笑)」と笑いながらも苦労をのぞかせると、松尾もその大変さの理由を「情報処理が大変。音楽のタイミングを処理しないといけないし、セリフ量も膨大だし、それに、楽屋で一息ついて立て直す間がないんです」と語った。

そんな舞台を乗り切るポイントについて、松尾は「まず気にしちゃいけない。『クイズタイムショック』って“さっきの問題分かったのに!”って思っちゃったら次の問題が聞こえないんです(笑)。そうならないためには一切気にしないで先に進むしかない」と説明。坂本も「ジェットコースターに乗ったらもうゴールまでいくみたいな感じですね」とうなずいた。

さらに二人は、登場人物の演じ分けに加えて、ピアノの生演奏にも挑んでいる。坂本は、昨年の11月ごろから自宅にピアノを借りて毎日3〜4時間の練習を重ねてきたというが、いざ、観客の前での演奏となると「(コンクールの)発表会みたいなもんですよ!(笑) 子どもたちはよくやってますよね」と感心。松尾もこの挑戦に「“この歳で?”って笑っちゃいましたね。指もなかなか動かないし」と話すと、坂本は「譜面を読むんじゃないですよね。もはや指の振付みたいな感じ」と付け加えた。

会見中は、初共演とは思えない息の合った掛け合いを見せる二人。坂本が「濃密な時間を過ごしましたからね」と語るように、本作を通して豊かなコンビネーションを築き上げたきたようだ。松尾は「僕は稽古嫌いな人間なものですから、この仕事でこんなにちゃんといろいろなことに取り組んだのは初めてかも。僕は知恵がないから、知恵熱出なかったでけど(笑)」と冗談を交えながらも感慨深い様子。さらに「今回は本当に気張りました。いつも誰かにおんぶに抱っこですけど、今回はそうはできないとだんだん分かってきたので(笑)。頼るのはこの人(坂本)だけなんです」と述べると、坂本は「先輩ですけど、乗っかってきたら落としますよ(笑)」と突き放して笑いを誘った。

さらに、松尾は「(劇中では)品がないところもありますよ! (坂本が)絶対ほかでは見せない醜態をさらけ出すところがありますからね」と暴露。坂本も「あんなことは、ほかでは絶対にしない」と話すほどの“醜態”とは一体どんなものなのか? ぜひ劇場で確かめよう。

最後に二人はそれぞれに「今まで観たことにないミステリー・コメディー・ミュージカルです。何も考えずに目の前で起きたことを純粋に笑ってもらえる作品ですので、ただただ笑う準備をしてもらえたら」(坂本)、「パスポート買ってテーマパークに行っていろいろなアトラクションを脳内で楽しんでいるような気分で、イマジネーションを膨らませていただけたら。いろいろな要素が詰まってますので、何かどこか好きなところを必ず見つけていただける作品だと思います」(松尾)とそれぞれにメッセージを送り会見を締めくくった。

公演は、6月1日(水)から12日(日)まで。

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  • 『MURDER for Two』開幕 1
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  • 『MURDER for Two』開幕 5

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