七瀬なつみ、高橋和也らが鵜山仁とともにつづる“演劇讃歌” こまつ座『紙屋町さくらホテル』が開幕 - 2016年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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こまつ座『紙屋町さくらホテル』開幕 1 左から、神崎亜子、松角洋平、立川三貴、松岡依都美、相島一之、石橋徹郎、七瀬なつみ、伊勢佳世

▲ 左から、神崎亜子、松角洋平、立川三貴、松岡依都美、相島一之、石橋徹郎、七瀬なつみ、伊勢佳世

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こまつ座の第114回公演『紙屋町さくらホテル』が、5日、紀伊國屋サザンシアターにて開幕した。

本作は1997年に新国立劇場こけら落し公演の一つとして井上ひさしが書き下ろし、森光子、大滝秀治らの出演で話題となった作品。その後、こまつ座で2003、06、07年に上演され、250回を超えるステージが重ねられてきた。

物語の舞台となるのは、“新劇の団十郎”と呼ばれた丸山定夫と女優・園井恵子を中心に組まれた移動演劇隊「さくら隊」が逗留する紙屋町さくらホテル。ホテルのオーナーで日系二世の神宮淳子や宿泊客の文学博士、監視役の特高刑事、そして、昭和天皇の密使として薬売りに扮し密かに全国を視察する海軍大将・長谷川清らも巻き込んで、さくら隊は巡演のために演劇の稽古を重ねる。次第に、長谷川らが自分の使命を超えて、演劇の魅力を見出していく一方、時代は刻々と“その時”に向かって動いていた……。

『父と暮せば』で原爆投下後のヒロシマを描いた井上が、本作で描いているのは、原爆投下直前の広島の3日間。戦時下でも演劇を愛し、身も心も捧げた人びとの苦難と喜びを、笑いと歌声を交えながら描いた、井上ならではの“演劇讃歌”がつづられる。

10年ぶりの再演となる今回は、七瀬なつみ、高橋和也、相島一之、立川三貴ら実力派キャストが集結。演出には、03年から本作を手掛けてきた鵜山仁を迎え、今だからこそ伝えるべき“平和”への想いを送る。

■鵜山仁
『紙屋町さくらホテル』は、“表現”ということを、また“責任”ということを考える上で、たいへん示唆に富んだ戯曲です。昭和天皇の戦争責任が、日本人一人ひとりの戦争責任につながり、さらにそれは、演劇という表現によって、われわれが果すべき社会的責任という課題につながります。芝居をつくること、観ることを通じて、いかに世界と関わるか。この重要な問いを、もう一度、舞台に乗せてみたいと思います。

公演は24日(日)まで。

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