中村勘九郎「大変だけどこれは極上のエンターテインメント」 堤幸彦演出『真田十勇士』が開幕 - 2016年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『真田十勇士』2016開幕 20

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中村勘九郎主演×堤幸彦演出タッグが送る舞台『真田十勇士』が、11日に新国立劇場 中劇場で開幕。その初日公演を前に、囲み会見と一部シーンの公開舞台稽古が行われた。

「天下の名将と名高い真田幸村が、実は腰抜けの武将であった」という大胆な発想をもとに、2014年に初演された本作。堤自らがメガホンを取った映画版がまもなく公開になるのと同時期に、舞台版の再演もされるというビッグ・プロジェクトとなっている。

開幕を前にした堤と勘九郎らのコメントは以下の通り。

■堤幸彦(演出)
長きにわたる『真田十勇士』プロジェクトの舞台版が初日をやっと迎えます。緊張していますがそれを上回わる期待感もいっぱいです。この面々に賭けるしかありません。キャストのパワーを信じて、お客さんに楽しんでもらえるように最後まで走り続けたいと思います。
初演では回り舞台や自由自在に動き回るセットを生かした合戦のシーンをつくり上げましたが、今回はまったく一切合切リニューアルしました。前回観た方も、全然前回よりもパワーアップしてるなと感じていただけると思います。初演は通常の作品より何倍も激しい舞台になり、そのキャスト・スタッフの熱みたいなものを映画にしたら面白かろうなということで、映画にさせていただきました。映画は“具体性の塊”なので、野原の合戦なら野原に行く、真田丸の場面なら真田丸をつくる、大阪城の場面なら大阪城に行きその中身をつくる。具体的なチャレンジをさせていただきました。これは映画としてもとてつもなく高いところにいけたと自負しております。しかし、今回の再演は、その具体性や熱をさらに上回り、非常にポテンシャルの高い想像力で観られる舞台にしないといけない。全員がそのことに必死になって取り組んできました。初日がうまくいくように、今も秒単位で打ち合わせしながら必死になっています。かなり見がいのある力強い、そして、観終わった後に「あぁ劇場に来てよかったな」と思っていただける作品になっているのでご期待ください。

■中村勘九郎 猿飛佐助役
堤監督が製作発表会の時におっしゃっていた「大変です」という言葉はまさにその通りでした。本当に大変でした(一同笑)。昨日、舞台の通しを終えてみて、初日ですが今日が千秋楽にならないかなと思うくらいです(笑)。それだけ大変です。僕だけではありません、スタッフ・キャストみんなが大変だということはそれだけ極上のエンターテインメントの作品になっていると思うので、自信を持ってお客さんにお届けしたいなと思います。
“熱”を重きに置いてやってきました。映像での合戦シーンは、カットごとに全身全霊、全力でできるんですが、それを舞台でやってしまうと、ぶっ倒れてしまうという……(堤が「申し訳ございません」と深々と頭を下げる)(一同笑)。それでもやはり熱を常に持っていないといけないので、本当に何人か舞台裏でぶっ倒れてるくらいです。再演ではありますが、新しい作品です。初演を観た方、映画を観た方、初めて真田十勇士に出会う方、すべての方々に喜んでいただく作品になったとキャスト・スタッフ一同、思っておりますので、必ず損はさせませんのでぜひぜひ劇場に足をお運びください。

■加藤和樹 霧隠才蔵役
映画を経ているので、再演というよりもいろいろなことがパワーアップした“初演”だと思っています。前回観た方も今回初めて見る方も、最高だったと言ってもらえるような舞台にしたいと思っています。とにかくケガのないように最後まで突っ走っていきたいと思います。稽古当初は前の役(由利鎌之介)が残っていて、鎌之助と呼ばれると、ちょっとピクっと反応することもあったんですが(笑)、今回は、前回で松坂桃李君が演じていた霧隠才蔵をいい意味で超えてないといけないと思ってます。アクションを一新したり、才蔵の居方や佐助とのコンビネーションを意識したりと、一人でつくり上げる役ではないので、非常に楽しみにしています。

■篠田麻里子 火垂(ほたる)役
約1カ月の稽古でしたが、いろいろ不安と緊張を交えながらやっと初日を迎えられます。時代劇の舞台は初めてでとても緊張していますが、今出しきれる自分の全力で乗り切りたいなと、そして楽しみたいなと思います。刀を持って動くのが自分としては初めてだったので、最初はダンスっぽくなってしまったりと、本当に殺しにいくつもりにならないと成り立たないよおっしゃっていただきました。ただリアル過ぎてもケガしてしまうので、動きの止め方と気持ち、間などでアドバイスをいただきました。

■加藤雅也 真田幸村役
かなり激しい舞台です。50公演最後まで1日たりとも手を抜くことなくチャレンジし、ケガや事故なくやりとげたいと思っています。映画ではCGやカット割りを使って、かなり迫力のある合戦シーンができてますが、舞台ではCGがないので、生身の身体で見せる熱をお客んさんに届けていければ、映画と違った合戦シーンが見せられるかなと思います。

■浅野ゆう子 淀殿役
素晴らしいです。勘九郎さんはじめ皆さんが、連日、本当に倒れるんじゃないかというほどお稽古を積み重ねていらして、素晴らしい“戦”になっています。自分はいの一番のお客さんとして、それを拝見させ続けていただいたことにすごく幸せを感じております。そして迎えられた初日。とても至福な私の時間でもあり、そこに参加させていただいていることにとてもうれしく幸せに思います。(キャストにお辞儀しながら)ありがとうございます。泣けるんです。十勇士が。最後の戦に向かっていくところは、観ていて毎回泣けてくるんです。私は、残念なのかラッキーなのか合戦には参加してないので、皆さんがケガしないようにと、ただただ全員の母のような気分で拝見させていただいてます。

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インフォメーション


■神奈川公演
2016年10月8日(土)〜10月10日(月・祝)
・会場=KAAT神奈川芸術劇場

■兵庫公演
2016年10月14日(金)〜10月23日(日)
・会場=兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

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