古川雄大、大野拓朗、生田絵梨花、木下晴香らが熱唱 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』製作発表会 - 2016年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ロミオ&ジュリエット』会見 1 左から木下晴香、大野拓朗、古川雄大、生田絵梨花

▲ 左から木下晴香、大野拓朗、古川雄大、生田絵梨花

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小池修一郎の潤色・演出で2017年1月より上演される、ジェラール・プレスギュルヴィック作・音楽のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の製作発表会が都内で行われた。

宝塚歌劇団での上演や、フランス版の来日公演などで好評を博してきた本作。日本版は2011年に初演され、13年の再演から4年ぶりの上演となる。この日はメインキャストが集結し“世界の王”“本当の俺じゃない”“バルコニー”“僕は怖い”“エメ”の5曲を披露。小池は「このメンバーの歌唱を初めて見て、なるほどなかなかいけるんじゃないか」「自分の思う方向に進めることに、勇気と自信をもらえました」と手応えを感じている様子だった。

前作からロミオ役を続投する古川は「前回は空気が出来上がっているところに後から合流したし、トリプルキャストの城田優さんたちにも助けられて温かいカンパニーでした」と前回を振り返った。この姿に小池は「ちゃんと喋れるようになったね(笑)」と笑わせながら「ロミオ役としては残念ながら年齢が上がってきたけれど」と質問を投げかけると、古川は「この作品のテーマは純粋さがカギになるのではと考えています。29歳の自分がどう純粋さを出すか? 目の前に起こることに真正面からぶつかって新鮮な反応をしてそれが、結果的にピュアに見えたら」と役づくりに意欲的な姿勢を見せた。

もう一人、Wキャストでロミオ役を担うのは12年に小池演出『エリザベート』にルドルフ役で出演した大野拓朗。「テレビでユニークなキャラクターで活躍する姿が合っていると思いながら、あぁ“あっち”に行ってしまったかと残念だったんです(会場笑)」と小池が話す通り、大野は久々のミュージカル挑戦となる。しかし、小池はオーディションの際に、大野の歌唱動画を見て「え!?吹き替えじゃないの?」と驚いたという。大野は「『エリザベート』の稽古中に、毎晩夜遅くまで歌の練習に付き合ってくださった方が、ピアノを弾いて弾いてくださったんです。1曲歌い終わった時にものすごい拍手をしてくださって、“成長したね”と涙してくださった」とエピソードを披露。小池は「今日はずっと気持ちを失わずに本当に(ミュージカルを)やりたかったんだと伝わりました。これがその気持が実を結ぶか、どうか見届けたいと思います」と力強く語った。

一方、ヒロイン・ジュリエット役を担うのは、アイドルグループ「乃木坂46」の人気メンバーとしても活躍する生田絵梨花。「普段は大人数なので独り身になると緊張します」と心境を吐露する彼女に、小池は「もっと場慣れしてるかなと思ったのですが。でも、その初々しさがいい意味でジュリエットの頑なさに繋がるかなと思いました。今回は現代の物語としても扱っていこうと思ってますから、感受性で、作品との接点をちゃんとつくっていただきたい」と背中を押しながら、現在大学で特技のピアノを学んでいる生田に「ジュリエットがピアノを弾くシーンがあった方がいいかな?」とサービス精神で場を和ませた。

生田とともにWキャストでジュリエットを務めるのは、テレビ番組「全日本歌唱選手権 歌唱王2015」で注目を集めた新人・木下晴香だ。小池は「たまたま番組を見て、おぉと思いました。なかなかこの音域をカバーして歌う人はあまりいなかった」と彼女を評価。今日の歌唱披露の感想を問われた木下は「緊張しますし怖いですが、緊張さえも楽しんじゃおうと心掛けています」と笑顔を見せた。なお、現在、佐賀の高校に通う3年生という彼女。大野と顔を寄せ合う公演ビジュアルには「周りの友達からも“ドキドキしちゃった”と言ってくれました」と照れ笑いで話した。

この後も小池は、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広に「良かったです。ロミオたちの兄貴的な存在ですし、舞台経験が多いので全然心配していません」、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐に「役に必要な大人の色気がある」とコメント。マーキューシオ役の平間壮一には「とても達者なので面白くやってくれると思っています」と期待すると、同じくマキューシオ役で『エリザベート』に子役で出演した経験のある小野賢章には、『モーツァルト!』の子役オーディションで落選し号泣しながら帰る小野を見送った時のことを「あの子の人生はこれで終わったんじゃないかと思ったんですが(笑)、その後のことを知らずに(小野が吹き替え声優を務めた)『ハリー・ポッター』を見ていました」と回想。そして小野に「これからも舞台をやってください。楽しみにしています」とエールを送った。

そのほか、登壇者の主なコメントは以下の通り。

■小池修一郎(潤色・演出)
当初、2011年版は誰もが知る物語に現代的なリアリティーを感じられるようにと、大友克洋さんの「AKIRA」「童夢」のような崩壊した近未来的世界を舞台に考えていたのですが、震災を考慮してロマンチックなものにしました。今回は当初やりたかたった、そんな失われた世界の中での悲劇を描きたいと思っております。現在は時代が変わりまして“テロの時代”になってしまいました。シェイクスピアのすごいところは、こうして世の中の移り変わる中でも作品は生き続けること。それだけ人間のことわりはというのはどの時代にも共通して感動できるということですので、今回は現代と共通するものを感じられるものにできれば。今も、日常的なリアリズムの中でもこの作品は成立するだろうか? と考えつつ見ていてたのですが、このメンバーは意外とイケるのではと感じました。自分の思う方向に進めることに、勇気と自信をもらえました。どんなふうになるか、前にご覧になった方も、新しいお客さまも1月に赤坂ACTシアターでお待ちしています。

■古川雄大 ロミオ役
前回に続きロミオをやれることを本当にうれしく思っています。新演出でキャストも新しく、セットも衣裳も振付も変わります。僕自身、新作に挑む気持ちで、一から台本とロミオに向き合っていけたら。悲しい物語ですが、僕は最後に希望が残ると考えています。観ている方にも希望を残せるように、ロミオとして目の前に巻き起こる出来事一つひとつに、純粋に真正面からぶつかってピュアなロミオをつくれたら。素晴らしいキャストといいチームワークを築き、小池先生のご指導のもと、今までにない『ロミオ&ジュリエット』をつくり上げるように務めてまいります。

■大野拓朗 ロミオ役
僕自身、小池先生演出の『ロミオ〜』が世界で一番好きな作品でこの舞台に立つことを夢見て精進してきました。そして今、ロミオとしてこの場に立てていることを大変、大変うれしく思っています。チーム一丸となって、今までの『ロミオ〜』も最高に好きですが、それに並ぶくらい、歴史に残るすてきな舞台にできたら。観てくださった皆さんが人生において最高級のいい思い出になるような舞台にしますのでぜひご期待ください。

■生田絵梨花 ジュリエット役
3年前に見て、本当に感動と衝撃を受けて、いつかジュリエットがやりたいと思い続けてきたので、今ここに立っていることがうれしいです。でもまだ不思議な感じがしています。この緊張に負けないくらい努力をして精いっぱい頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

■木下晴香 ジュリエット役
私は小さなころからミュージカルが大好きだったので、いつもはお客さんとして憧れて観ていたキャストの皆さんと同じ舞台に立たせていただくことが、本当に夢のようで、すごくうれしいです。まだまだ不安でいっぱいですが、全力でジュリエットを演じたいと思います。

■馬場徹 ベンヴォーリオ役
今のミニライブで本番が楽しみになりました。ベンヴォーリオという役はいろいろできるので“かき乱して”いけたら。小池先生に熱いご指導をいただいて、すてきな舞台の一員として頑張ります。

■矢崎広 ベンヴォーリオ役
愛されている作品に参加できることをとてもうれしく光栄に思っています。古川雄大君が前回の魂を受け継ぎつつ、今ここにいるメンバーみんなと小池先生で新生『ロミオ〜』をつくっていけたらと思います。ぜひ観に来てください。お待ちしています。

■平間壮一 マーキューシオ役
これまでの『ロミオ〜』は本当に大好きでした。今回、新演出版に関われて、こうして立っていることをうれしく思います。小池先生の頭の中でも新しい演出が膨らんでいるなと思ったので、その世界観を僕たちが広げて、皆さんに愛され続けて、何度も再演をしていただける作品にできたらいいなと思っています。

■小野賢章 マーキューシオ役
僕自身は初めてのシェイクスピア作品で、『ロミオ〜』に出させていただき本当に光栄です。舞台上でマーキューシオの人生を生きれたらいいなと思います。キャストの皆さんと力を合わせてすてきな舞台になるように頑張りますので楽しみにしていてください。

■渡辺大輔 ティボルト役
また、こうして小池先生の作品に出演できるのは光栄であり、すごくうれしく思います。『1789』では、自身の力のなさを感じたくさん学びました。また小池先生から一から鍛えていただいて、諸先輩方に学びながら、大きなものを皆さまに届けたいなと思います。余談ですが、先ほど若手の中では一番自分が年上と気付いたので、いつの間にかそういう年になったのだと感じました。もっとしっかりしなきゃと思っています。

■広瀬友祐 ティボルト役
月並みな言い方ですが、本当この作品に出演できることをうれしく幸せに思っていますし、この役を演じられることを楽しみにしています。このタイミングでこの作品と出会い、この素晴らしいキャストに出会い、僕たちにしかできない『ロミオ〜』できればと思います。

■大貫勇輔 死のダンサー役
実は、この中で初演から死のダンサーの役をやらせてもらっていて、気付けば一番の古株で、またこうして呼んでもらえたことに感謝しています。新演出ですので、新しい気持ちでこの素晴らしいキャストと一緒に、素晴らしい作品をつくり上げられたらと思います。

■宮尾俊太郎 死のダンサー役
僕はこの作品は2回目から参加していますが、死のダンサーは非常に難しい役どころで、キャラクターの感情を映し出す鏡のようであり、死の存在であり、全体を包み込む自然の摂理でもあります。今回は新演出ですので、なるべく小池先生の演出に柔軟に対応しながら演じられたら。死のダンサー演じ方一つで色が本当に大きく変わるような気がしているので、間違ってもこの作品を殺してしまわないように、昇華できるようにしていきたいと思います。

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インフォメーション

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

【スタッフ】原作=W.シェイクスピア 作=ジェラール・プレスギュルヴィック 潤色・演出=小池修一郎
【キャスト】古川雄大、大野拓朗/生田絵梨花(乃木坂46)、木下晴香/馬場徹、矢崎広/平間壮一、小野賢章/渡辺大輔、広瀬友祐/大貫勇輔、宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)/香寿たつき/シルビア・グラブ/坂元健児/阿部裕/秋園美緒/川久保拓司/岸祐二/岡幸二郎

■東京公演
2017年1月15日(日)〜2月14日(火)
・会場=赤坂ACTシアター
・チケット発売中
・料金=全席指定S席13,000円/A席9,000円/B席5,000円

■大阪公演
2017年2月22日(水)〜3月5日(日)
・会場=梅田芸術劇場 メインホール
・一般前売=10月15日(土)開始
・料金=全席指定S席13,000円/A席9,000円/B席5,000円

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