実際に起きた殺人事件をモチーフにした濃密な愛憎劇 Studio Life『BLOOD RELATIONS』が上演中 - 2016年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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Studio Life『BLOOD RELATIONS』開幕 2

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Studio Life公演『BLOOD RELATIONS〜血のつながり〜』が、新宿シアターモリエールにて上演中だ。

同劇団といえば『トーマの心臓』『アドルフに告ぐ』『夏の夜の夢』など文学的ロマンあふれる舞台で人気だが、今回の作品は通常行われている本公演とは趣を異にし、海外で生まれた秀逸な戯曲を東京の小劇場で上演する「The Other Life」シリーズの一つ。家族という密閉された箱の中で渦巻く愛憎の物語を、ミニマムなキャストで濃密に見せる。

カナダ発の戯曲である本作は、19世紀末にアメリカで起きた凄惨な殺人事件「リッヅィー・ボーデン事件」がモチーフ。容疑者でありながら無罪を勝ち取ったリッヅィーという女性のその後をサスペンスフルに描いている。これまで日本でもいくつかの劇団が手掛けているが、女性を中心に展開されるこのストーリーをすべて男優のみで演じる同劇団ならではの見せ方で、女たちが内に秘めたウソと真実、そして欲望、葛藤、絶望までをも体現する。

物語はリッヅィー・ボーデン(青木隆敏)とその友人のとある女優(松本慎也)による、事件の回顧から始まる。親友同士でありながらヒリヒリとした空気の中で牽制し合う二人。張り詰めた会話劇から、舞台は事件数日前のボーデン邸へと展開していく。やがて、女優がリッヅィー役に、リッヅィー本人がメイドの役に扮し、事件のあらましは劇中劇の形で再現されていく……。暗くて恐ろしいストーリー、緊迫した空間の中で駆け抜ける2時間のステージを体感しよう。

公演は10月2日(日)まで。

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