向井理「観客も巻き込まれる感覚で観て」 蓬莱竜太作・演出『星回帰線』が開幕 - 2016年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『星回帰線』開幕 1

▲ 公開舞台稽古より

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『星回帰線』開幕 5 囲み会見より。左から、野波麻帆、向井理、平田満、蓬莱竜太

▲ 囲み会見より。左から、野波麻帆、向井理、平田満、蓬莱竜太

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向井理主演×蓬莱竜太作・演出タッグによる舞台『星回帰線』が、2日に東京芸術劇場 シアターウエストにて開幕した。

本作は、とある地方の美しい自然の中、天体観測しながら自給自足の生活を営む人びとの人間模様と、かつての恩人を訪ねてそこへやって来た男・三島(向井)の成長記を描くもの。

初日に向けて向井は「今回は舞台からはけることがなく、緊張感を保ちつつ演じるのは僕の中でハードルの高いこと。日々高い気持ちを保てるようにしたい」と意気込んだ。共演の平田満は「東京のほかに全日程で2カ月間になるので、今現在の良いチームワークを保ちたい(笑)」と笑うと、野波麻帆は「5年ぶりの舞台で56ステージもあるので楽しく新鮮さを失わないように」と気を引き締めた。

3年ぶりの舞台出演に向井は「緊張で吐きそうになるくらい(笑)」と苦笑いだったが、「毎回、本番前は2度と舞台はやらないと思うんですけど、終わるとまたやりたいと思うのは魅力だと思うし、この緊張感は舞台でしか味わえないので、それは大事にしていきたい」と意欲的。本作は、向井が蓬莱作品への出演を熱望していたことから決まったこともあり「蓬莱さんの作品の魅力は日常の延長線上にあって、自分が登場人物の誰かに当てはめられる。いつも自分だったらどうするか? どうなるか?と、いい意味で“傷つく”んです。いつもは観る側だったけど、今回は観てくれる方にどう“傷”を残すかですね」と気合は十分なようだ。

舞台の創作過程を向井は「変な緊張感はなく、みんなでつくっている感じ」と振り返る。「たとえば、三島はどんな家族構成なのか、どれくらい儲かっている農場なのか、みんなでがっつり話して、それを踏まえて台本が変わることがあったりしたので、生々しいというか、いろいろな想像力が掻き立てられます。こういう取り組み方は、初めてですね。飲みに行って酔っ払っていても、結局、最終的にはセリフのこととかになるんです。まあ次の日覚えてないことも多いですけど(笑)」と冗談を交えたが、これまでの稽古は充実したものだったようだ。

向井演じる三島は、女性に優しく人気者という役どころ。向井は「当て書きされる方なのでそう見られているんだなと(笑)。三島という役は好かれたいというより嫌われたくないのかなと感じます。そこはすごく分かりますね。僕も嫌われたくないので(笑)」と笑った。

一方、蓬莱は「今回は“イケメン”という言葉がすごくでてくるんです。それはいい意味でも厳しい意味でも。普段、向井君がイケメンと言われることに対して、いろいろ思っていることがあるんじゃないかと思って書いたので、観る人は“イケメンって大変なんだな”“向井君みたいに生まれてこなくてよかった”と思ってもらえる舞台にしたいと思っている(一同笑)」と笑わせながらも舞台の見どころを明かした。

最後に向井は「小劇場での密な舞台になっています。その空気感を感じてほしいし、僕らも逃げ場のない、皆さんも逃げ場のないものになっていると思います。ただ俯瞰で見るのではなくて、7人の登場人物のほかに、8人目として自分がそこにいるような感覚になる距離感の芝居になっていると思いますので、自分も巻き込まれる感覚で見てもらえたら」とメッセージを送り会見を締めくくった。

東京公演は30日(日)まで。その後、愛知、北海道、新潟、京都、広島、福岡、鹿児島を巡るツアー公演が行われる。

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  • 『星回帰線』開幕 1
  • 『星回帰線』開幕 2
  • 『星回帰線』開幕 3
  • 『星回帰線』開幕 4
  • 『星回帰線』開幕 5 囲み会見より。左から、野波麻帆、向井理、平田満、蓬莱竜太
  • 『星回帰線』開幕 6 囲み会見 向井理
  • 『星回帰線』開幕 7 囲み会見 野波麻帆
  • 『星回帰線』開幕 8 囲み会見 平田満
  • 『星回帰線』左から奥貫薫、向井理、平田満、野波麻帆

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