ala Collectionシリーズ『お国と五平』『息子』製作発表会 - 2016年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『お国と五平』『息子』会見 左から石母田史朗、七瀬なつみ、佐藤B作、佐藤銀平、山野史人、マキノノゾミ

▲ 左から石母田史朗、七瀬なつみ、佐藤B作、佐藤銀平、山野史人、マキノノゾミ


アーティスト・イン・レジデンスを基軸に、俳優・演出家らが岐阜県可児市に約1カ月滞在し、演劇制作に取り組むシリーズ「ala Collection」。“日本近代古典傑作選”と冠し、過去の戯曲に光を当て、再構築する同シリーズ第9弾の東京公演が、10月6日に吉祥寺シアターで開幕する。

男女のもつれた愛憎劇を、狂気を織り交ぜて描く『お国と五平』(谷崎潤一郎作)と、火の番小屋で繰り広げられる父子の不器用な物語『息子』(小山内薫作)を同時上演する。

8月の可児市滞在制作時に開かれた会見では、「本当にセリフが多い役。皆さん、ビックリするほどしゃべりますので。少ない時間を見つけては覚えている最中です」と明かした佐藤B作。本作では彼が、『お国〜』でひ弱な武士の友之丞、『息子』では人生の辛酸を舐め尽くした老爺、という好対照な二役を演じる点にも注目だ。

また、前者でB作の相手役を務める七瀬なつみは、「古典演劇であるがゆえに言葉の難しさを感じています。それをいかに自分の言葉にしてお届けできるか。また、憎しみを持つお相手がB作さんなので、それも苦労しているところです(笑)」と語った。

一方、4年前に『高き彼者』を同シリーズで手掛けた演出のマキノノゾミは、「近代古典と呼ばれるものを上演する機会が多くあるわけではない中、『お国〜』のように、歌舞伎作品を歌舞伎とは違う現代劇のアプローチで挑むのは初めての経験で、やりがいを感じています。『お国〜』は観ていてドキドキするようなものに。シリアスですが、卑怯で弱虫な友之丞のキャラクターが愉快に浮かび上がるといいなと思います。『息子』は、もともとある海外戯曲を翻案して江戸物に変えたという経緯があり、小山内さんが書いて、より戯曲の完成度が増した作品。親子の情の物語ですが、名乗り合わないまま他人の振りをして会話をするという演劇的な仕掛けが施されています。丁寧につくって面白いものをお見せできれば」と語った。

今回、2本立てに加え、『息子』では実際の親子であるB作と佐藤銀平が父子に扮するのも見どころの一つ。そのほか、青年座の山野史人と石母田史朗という実力派の顔合わせにも期待が高まる。公演は13日(木)まで。

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