木村了、ソニン、菅原永二出演×マキノノゾミ演出でピュリツァー賞受賞作を日本初演 新国立劇場『フリック』が明日開幕 - 2016年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『フリック』開幕 8 左からソニン、木村了、菅原永二

▲ 左からソニン、木村了、菅原永二

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木村了、ソニン、菅原永二が出演する舞台『フリック』が、明日13日(木)に新国立劇場 小劇場にて開幕。その初日に先立って、一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

『負傷者16人−SIXTEEN WOUNDED−』(2012年)、『永遠の一瞬』(14年)、『バグダッド動物園のベンガルタイガー』(15年)と、現代欧米戯曲の日本未発表作品を上演してきた同劇場。今回は、その第4弾として14年にピュリツァー賞に選ばれたアニー・ベイカーの戯曲をマキノノゾミの演出で送る。

物語の舞台となるのはマサチューセッツにある寂れた映画館。映画が35mmフィルムからデジタル化へと移行しつつある時代を背景に、映画狂のエイブリー(木村)、いつか映写係になることを夢見て働くサム(菅原)、紅一点のローズ(ソニン)という3人の若者たちの不器用な人間関係や葛藤、“なんとしても生きていかなければならない”という焦燥感を、軽やかなコメディータッチで描き出す。

自身の役エイブリーを「人との関わりがコミュニケーションが苦手ないわゆる“コミュ障”」と紹介した木村。今回は、黒人青年に扮するために日焼けサロンに8回も通ったという。「肌が白い方なので自分でも鏡を見ると驚きます(笑)。でも、マキノノゾミさんは満足してなくて『(黒さを)更新してほしい』と。千秋楽は真っ黒で見えないかも(笑)」と笑わせた。

戯曲の魅力を木村は「現代のアメリカの情勢を詰め込んだものだけど、日本でやっても共感できるものが多いと思う。お客さんも分かって、クスっとくる滑稽な部分がいっぱいあったりします」と語った。菅原も「翻訳ものだけど日本人にも分かりやすい」とうなずくと、木村は「マキノさんと翻訳の平川(大作)さんが工夫して、すっごく細かく打ち合わせをして翻訳しているんです。そこにかける思いの強さもあって、今回はすてきに体現されています」と仕上がりに胸を張った。

映画をテーマにしているだけあり、ソニンは「映画のフレーズや役者の名前も出てきたりして、映画好きにはたまらない」と話す。公開されたシーンでは、エイブリーとサムが、無関係そうな二人の俳優を挙げて、共演映画でつなぐというゲームをする様子が繰り広げられた。また、映画館の客席を再現したセットも見どころの一つ。木村は「お客さんは、スクリーン側からマジックミラーで登場人物を観ているような不思議な気分になると思います」と述べた。

なお、ロビーには劇場セットと同じシートが展示されており、来場客はシートに座っての記念撮影も可能とのこと。木村は「ぜひ写真を撮って、TwitterやFacebookで拡散して(笑)」と笑顔でアピールした。

公演は30日(日)まで。

現在、発売中のシアターガイド11月号では、マキノと木村の対談を掲載している。公演と併せてぜひチェックしていただきたい。

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  • 『フリック』開幕 1 木村了
  • 『フリック』開幕 2 ソニン(左)
  • 『フリック』開幕 3 菅原永二
  • 『フリック』開幕 4 左から菅原永二、ソニン、木村了
  • 『フリック』開幕 5 菅原永二(左)とソニン
  • 『フリック』開幕 6 木村了
  • 『フリック』開幕 7 菅原永二(左)と木村了
  • 『フリック』開幕 8 左からソニン、木村了、菅原永二
  • 『フリック』開幕 9 左から菅原永二、ソニン、木村了

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