ティム・バートンの名作をミュージカル化 白井晃演出『ビッグ・フィッシュ』製作発表会 - 2016年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ビッグ・フィッシュ』会見 1 左から白井晃、藤井隆、赤根那奈、浦井健治、川平慈英、霧矢大夢、鈴木福、ROLLY

▲ 左から白井晃、藤井隆、赤根那奈、浦井健治、川平慈英、霧矢大夢、鈴木福、ROLLY

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ティム・バートン監督の同名映画を舞台化したミュージカル『ビッグ・フィッシュ』が、2月に日生劇場にて上演。同作の製作発表会が都内で行われ、演出の白井晃をはじめ、キャストの川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈(夢咲ねね改め)、藤井隆、鈴木福、ROLLYが登壇した。

ダニエル・ウォレスのベストセラー小説を原作とした本作。自分の人生を奇想天外なおとぎ話のように語る父と、彼に反発してきた息子との和解と愛情を描いた感動作だ。

会見では、体験談を大げさに語るエドワードのキャラクターになぞらえて、「つい話してしまったホラ話はある?」という質問が飛び出した。川平は「本当にあったんですが、誰にも信じてもらえない……」と前置きし、かつてサンフランシスコからの帰りの飛行機で、離陸後に乗降口のハッチが開きそうになったことがあったという。CAと協力して事なきを得るも、感謝の言葉は一言もなかったというエピソードを披露。事実であることを熱弁したが、あまりの驚きのエピソードに登壇者たちは半信半疑という場面もあった。

また製作発表会の後に行われた囲み会見では、川平は日生劇場での大作に「もう後には引けない。最初はドッキリじゃないかとマネージャーとカメラを探しました(笑)」と振り返った。そんな彼に白井は「年老いた姿と若い姿を交互に演じるエドワードは川平慈英しかいない!」とプレッシャーをかけると、川平は「チャレンジングな状況になった方が、いい化学反応になるのではないかと……。白井さんやみんなと、自分の新しい引き出しを一緒に見出せたら」と苦笑いながらも気合を入れた。

さらに「日生劇場は僕にとって国立競技場。聖地のような場所。毎ステージが絶対に負けられない戦いです。素晴らしいコンビネーションを見せ、お客さんからパワーをもらってそれを返して、心が軽やかに、自分の大切な人に優しくなれる寛容で愛に満ちた作品になれば。日生劇場に来ちゃっていいんです!(笑)」とおなじみのフレーズでメンバーを和ませた。

そのほかの会見での主なコメントは以下の通り。

■白井晃(演出)
『ビッグ・フィッシュ』はティム・バートン監督の映画で有名ですが、ミュージカル版は映画とまた違ったオリジナルの物語と考えてもらってもいいと思います。映画は監督独自の映像美に溢れているのですが、舞台なので仕掛けどころが変わってきます。物語は、より父と息子の物語や確執、夫婦愛が強調されたものになっていますし、アンドリュー・リッパの楽曲はすてきに楽しく、今そろっている皆さんに思い切り歌っていただけるナンバーがそろっています。ステージ上オリジナルの『ビッグ・フィッシュ』がつくれるのではと楽しみにしています。見どころは、川平慈英さんに父親エドワードを演じていただくわけですが、年老いた姿と若き日の姿の両方を一人でやっていただくんです。年を取ったり、若くなったりを繰り返して活躍していただくのが大きな見どころ。ご覧のような豊かな顔ぶれの掛け合いが本当に楽しいものになるだろうと思います。一番の楽しみは浦井健治さんの鈴木福君が同じ役だという、この何とも言えない感覚でしょうか(笑)。

■川平慈英 エドワード・ブルーム役
いきなり白井さんからプレッシャーをかけれられて頑張らねばと感じています。このお話を最初に受けた時は「東宝」「日生劇場」、「川平慈英」!? 「ムム!?」とか「くぅ〜」とか「いいんです!」とか言ってる人間が、そんなノーブルで大きな組織(笑)のもとでやる。そんなしびれるような環境で大丈夫かなと二の足踏んでしまったんですが……。ティム・バートンの映画版、ブロードウェイ版の映像などを見て、なんてファンタジックで素晴らしい作品なんだと。この魚は逃してはいけない! ムム!? と(笑)、ぜひやらせてくださいと参加させてもらいました。自分の代表作、勲章になるように、この素晴らしいキャストの皆さんと楽しみながら、もがきながらファンタジックな作品につくり上げられたら。なかなか僕はチケット売るの大変なんです(笑)。まあ、浦井君とか霧矢さんがいるので大丈夫だとは思いますが(笑)、一人でも多く日生劇場に足を運んでくださいますよう、どうぞよろしくお願いします!

■浦井健治 ウィル・ブルーム役
ティム・バートンさんの作品でこの『ビッグ・フィッシュ』が一番好きなんです。作品群の中では異色と言われていてますが、実はとても深い映画で、最後の最後に父親がなぜこんなことをしていたのか悟る瞬間の息子の気持ちに、必ずといっていいほど自然とホロリと涙が出てくるんです。それを白井さんの演出、川平さんの主演で日本で上演されるのであれば、ぜひとも出たい! と思いました。出演させていただいただけるのは光栄です。あとは個人的にケン玉をやっていまして、福君はケン玉が得意だと先ほど話していたので一緒にやりたいなと思います。ケン玉シーンはこの作品にはないですが、稽古場で頑張ります(笑)。

■霧矢大夢 サンドラ・ブルーム役
この『ビッグ・フィッシュ』の映画が日本で上映されてから、DVDも買って持っているくらい大好きな作品です。まさかその登場人物になれるとは。しかもサンドラというとてもすてきな女性の役で、今日もすてきな共演者の方々とお会いして、早く稽古が始まらないかとワクワクしています。

■赤根那奈 ジョセフィーン・ブルーム役
私も映画版を見ていて、美しくファンタジックなすてきな作品だと思っていました。ミュージカル化はどうなっているんだろうと不思議で、いろいろな資料を見ながら携われることを楽しみにしています。とても個性の濃い方々の中で(会場笑)、すごい化学反応が起こると思うので、負けないように頑張ります。

■藤井隆 ドン・プライス
私は吉本興業に所属させてもらっていますが、今回この舞台を機に東宝芸能さんに行かせていただこうという気持ちです(会場笑)。出演者・スタッフの皆さんにご迷惑をおかけしてしまうかと思うのですが、ミュージカルを愛される皆さんの邪魔をしないように、稽古場ですごくいっぱい楽しませていただいて、勉強させてもらって教えていただいて、本番はちゃんとしようと思っていますので、お許しいただけたら(会場笑)。

■鈴木福 ヤング・ウィル(Wキャスト)
僕は舞台が初めてなんですが、皆さんにいろいろ教えていただきながら、一生懸命頑張ります。

■ROLLY エイモス役
ティム・バートン作品にほれ込んで数十年。「シザー・ハンズ」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」、そしてこの「ビッグ・フィッシュ」。私の人生において、最高に泣ける作品であります。実を言うと、私、数年前にティム・バートン監督のプライベートパーティーに潜入することができまして、バートン先生の前で歌い、この作品があなたの作品の中で最も好きだと告げられたことが、今人生で最も栄光に満ち溢れた瞬間でした(会場笑)。この作品が大成功し、私のプロフィールに書き加える作品に、私の人生の栄光の1ページになるように切磋琢磨し、吟味に吟味を重ねて頑張ってまいりたいと思います。

この記事の写真

  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 1 左から白井晃、藤井隆、赤根那奈、浦井健治、川平慈英、霧矢大夢、鈴木福、ROLLY
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 2 白井晃
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 3 川平慈英
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 4 浦井健治
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 5 霧矢大夢
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 6 赤根那奈
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 7 藤井隆
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 8 鈴木福
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 9 ROLLY
  • 『ビッグ・フィッシュ』会見 10

インフォメーション

ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』

【スタッフ】脚本=ジョン・オーガスト 音楽・詞=アンドリュー・リッパ 演出=白井晃
【キャスト】川平慈英/浦井健治/霧矢大夢/赤根那奈/藤井隆/JKim/深水元基/鈴木福、りょうた(Wキャスト)/鈴木蘭々/ROLLY ほか

2017年2月7日(火)〜28日(火)
・会場=日生劇場
・一般前売=11月26日(土)開始
・料金=全席指定S席13,000円/A席8,000円/B席4,000円

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