エノケンに惚れ込んだニセモノ役者の人情喜劇 市川猿之助×三谷幸喜『エノケソ一代記』が明日開幕 - 2016年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『エノケソ一代記』開幕 1 市川猿之助(左)と吉田羊

▲ 市川猿之助(左)と吉田羊

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三谷幸喜ひさびさの書き下ろし戯曲で送るシス・カンパニー公演『エノケソ一代記』が、明日27日(日)に世田谷パブリックシアターにて開幕する。

昭和初期から、当時の大衆文化の中心地・浅草を皮切りに活躍し、“昭和の喜劇王”として多くの人びとに親しまれた「エノケン」こと榎本健一。しかし、本作の主人公となるのはエノケンならぬ「エノケ“ソ”」だ。

今回、三谷が送るのは、エノケンのニセモノであるエノケソが多く出没したという昭和に起こった実際の出来事に着目した意欲作。エノケンに惚れ込み憧れた、ある無名の喜劇役者エノケソを歌舞伎俳優の市川猿之助が演じる。そして、その妻役には吉田羊を迎え、全国各地を巡りさまざまな人たちと出会いながら、「愛するエノケンに近づく道」をひたすらに歩む泣き笑いの物語を送る。

そのほか、キャストには浅野和之、山中崇、水上京香、晴海四方と多彩な顔ぶれ。さらに、三谷自身も実に24年ぶりに役者として舞台に登場する。一体どんな役どころを担うのか? “役者・三谷幸喜”にも注目だ。

初日を前にした、三谷、猿之助、吉田のコメントは以下の通り。

■三谷幸喜 作・演出・出演
久しぶりの舞台です。大河ドラマで1年間、エンターテインメントとは何かを勉強しました。
その成果が出せるといいなと思っています。 泣いて笑って泣ける、人情喜劇。喜劇王エノケンのニセモノを、本物の天才・猿之助さんが演じます。僕も“古川ロッパ”役で、少しだけ出ます。見どころ満載、いや、見どころしかない舞台です。お楽しみに。

■市川猿之助
当初、エノケンさんを演じるのかと思っていたら、よく見たら「ソ」になっていて、本気でプリントミスだと思いましたよ、このタイトル(笑)。でも、そこが三谷さんらしいところで、読み進めると、実際のエノケンさんの人生と密接にリンクしながら、偽者「エノケソ」の物語が展開していきます。笑いだけではない、人間の悲哀が感じられる芝居です。今回、“役者・三谷幸喜”と一緒のいい場面があります。僕自身、どうなるか楽しみですが、まずは、お客さまに楽しんでいただかないと。毎回新鮮な舞台をお届けしたいと思っています。

■吉田羊
この作品は、最近の三谷さんの作風にも通じる「おかしさと哀しさは表裏一体」という感覚が、ますます、強くなっている芝居だと思いました。本物に近づくために、どんどんエスカレートしていく男と、彼を必死で支える妻の姿は、おかしくて悲しいけれど、愛おしくチャーミング。お客さまにもきっと楽しんでいただける魅力的な人物たちです。何よりも、猿之助さんが圧倒的で、その演技を間近で目撃できる贅沢さを味わいながら、妻役に取り組んでいます。そして、役者・三谷さんですが、作家の特権でセリフが日替わりの創作にならないことを祈るばかり(笑)。でも、これもライブならではの醍醐味でしょうか。

公演は、12月27日(火)まで。

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  • 『エノケソ一代記』開幕 1 市川猿之助(左)と吉田羊
  • 『エノケソ一代記』開幕 2 左から市川猿之助、三谷幸喜、吉田羊
  • 『エノケソ一代記』開幕 3 市川猿之助(左)と吉田羊
  • 『エノケソ一代記』開幕 4 左から三谷幸喜、市川猿之助、吉田羊

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