志尊淳×白井晃『春のめざめ』に大野いと、栗原類らが出演 - 2016年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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KAAT『春のめざめ』左から時計回りに志尊淳、大野いと、栗原類

▲ 左から時計回りに志尊淳、大野いと、栗原類

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志尊淳主演×白井晃演出で、2017年5月にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される『春のめざめ』。本作に大野いと、栗原類らが出演する。

思春期の少年少女たちの性の目覚めや心の葛藤を赤裸々に描いた、ヴェデキントの問題作を白井演出のストレートプレイとして送る今回。大野は、志尊演じるメルヒオールの同級生で、ヒロインのヴェントラを演じる。そして、オーディションから参加し、白井の目に留まったという栗原は、メルヒオールの友人で作中重要な役割を担うモーリッツ役に抜てきされた。そのほか、友人役には、小川ゲン、中別府葵、北浦愛ら若手俳優を起用する。

また、若者たちを抑圧する両親や学校の先生役として、あめくみちこ、那須佐代子、河内大和、大鷹明良といったベテラン勢が脇を固める。

■白井晃(構成・演出)
2017年度の芸術監督の最初の作品として、フランク・ヴェデキントの『春のめざめ』を選んだ。それには二つの理由がある。一つは、100年以上も前に書かれた作品でありながら、まったくもって変わらぬ若者の生や性への葛藤が描かれているからにほかならない。少年、少女は他者との対峙を通じて、やがて社会へ組み込まれて大人になってゆく。その過程は、青く稚拙な戦いではあるが、それは自己を形成する上で最も重要なことでもある。若い観客がこの作品に接する時と、大人の観客の視線とは自ずと違ってくる。それは、自分自身がそうであり、今の自分の感覚がこの作品をどのように捉え直せるかという興味がひときわ大きいのだ。もう一つは、この作品が書かれた、19世紀後半の社会の空気が、不思議と現代と似ているように思えてならないからだ。産業革命による経済体系の変化は、人びとの暮らしや、国家の在り方まで変化させていった。それが、まさに相似形をなして、しかももっと大きなうねりとなって現れているように思える。少年、少女たちが通う、ギムナジウムを取り巻く環境はとても危うい。それは大人たちがつくった社会であり、まさに現代の子どもたちがおかれている状況と酷似している。今回、舞台経験の少ない若い俳優たちと、この作品の創作に挑むことにした。それは、彼らの存在そのものが持つ、生への憂いと喜びを、誠実に現わすことができるのではないかと思ったからだ。彼らは、まだ保育器の中にいる。そして、外気の危険を感じながら葛藤している。そんな様子がリアルに立ち上がればと願っている。

■志尊淳 メルヒオール役
今回、『春のめざめ』で主演のメルヒオール役をやらせていただきます。この物語は、思春期の男女が自分の成長に戸惑い、葛藤しながらも強く成長していく姿が描かれています。メルヒオールとは年齢も近く、思春期の悩みや葛藤は共感できる部分がたくさんあると思うので、彼の気持ちに寄り添いながら丁寧に演じていきたいと思っています。白井晃さんの作品を何度か拝見させていただき、白井さんは言葉で表現できない繊細さや雰囲気を持った作品をつくられているイメージがあります。舞台経験のあまりない自分にとってプレッシャーを感じる部分もありますが、大野さんや栗原さんをはじめとする、たくさんの素敵なキャストさん、スタッフさんに囲まれている事に感謝しながら良い作品を作り上げられるよう、精いっぱい頑張ります。

■大野いと ヴェントラ役
思春期の男女がどのように“性”というものを知っていくのか、そしてどのように受け止めていくのか、発表された当時は問題作とされていましたが、ミュージカルとして人気を博したこの作品に、今回携わることができてとても気持ちが入ります。白井晃さん演出の『マハゴニー市の興亡』を拝見させていただいたのですが、ユーモア溢れる演出に引き込まれました。白井晃さんや志尊淳さん栗原類さんたちと一緒に、この作品をつくり上げることが、今、とても楽しみです。今年2度、舞台の上に上がらせていただいたのですが、まだまだ未熟者ですので、白井晃さんやスタッフさん、役者の皆さんの力をお借りしながら、全力を尽くします。どうか皆さん楽しみにしていてください。

■栗原類 モーリッツ役
3年前の冬に朗読劇で今作をやらせていただき、今回、ストレートプレイ版に出演させていただくことは、恐らく何かの縁だと僕は感じました。志尊淳さんとはずっとバラエティー番組で共演していたのですが、今回初めて一緒にお芝居で仕事ができるのが楽しみです。白井晃さん演出の舞台にはいつか出していただきたいと思っていたので非常に光栄です。白井さんver.“春めざ”がどのように展開されて化学反応を生み出すか僕も楽しみです。

この記事の写真

  • KAAT『春のめざめ』左から時計回りに志尊淳、大野いと、栗原類
  • KAAT『春のめざめ』1 志尊淳(左)と白井晃

インフォメーション

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『春のめざめ』

【スタッフ】原作=フランク・ヴェデキント 翻訳=酒寄進一
構成・演出=白井晃
【キャスト】志尊淳/大野いと/栗原類/小川ゲン/中別府葵/北浦愛/あめくみちこ/河内大和/那須佐代子/大鷹明良 ほか

■神奈川公演
2017年5月
・会場=KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
・一般前売=2月18日(土)開始

■京都公演
2017年5月27日(土)・28日(日)
・会場=ロームシアター京都 サウスホール

■兵庫公演
2017年6月10日(土)・11日(日)
・会場=兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

*北九州公演を予定

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