橋爪功&井上芳雄出演×森新太郎演出の二人芝居『謎の変奏曲』が上演決定 - 2016年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『謎の変奏曲』橋爪功(左)と井上芳雄

▲ 橋爪功(左)と井上芳雄


橋爪功&井上芳雄出演、森新太郎演出の顔合わせで送る二人芝居『謎の変奏曲』が、2017年9・10月に上演される。

フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットが手掛けた本作。1996年にベルナール・ミュラ演出、アラン・ドロン主演で『エニグマ変奏曲』(原題:『VARIATIONS ENIGUMATIQUES』)として、パリで初演され好評を博した。

シュミットは、イギリスの国民的作曲家サー・エドワード・エルガー作曲の「ENIGMA VARIATIONS」(エニグマ変奏曲)を主題としてこの物語を構想。芝居のタイトルもそのまま、曲の名前を冠している。“エニグマ(謎)”という名前の通り、この変奏曲には二つの謎が隠されているとされ、シュミットは変奏曲に秘められた“謎”を巧みにモチーフとして使い、ノーベル賞作家ズノルコと新聞記者を名乗る男ラルセンの二人のみを登場人物とした会話劇をつくりあげた。

二人の軽妙なやりとりと緊張感のある会話は時におかしく、時に切なく展開。スリリングに二人の立場は変化し、謎に包まれた一人の女性を中心とした“心理ゲーム”が繰り広げられる。

■橋爪功
今回は、これまでやってきた芝居とは少し毛色の違うものに挑戦することになります。まず大きいのが、二人芝居の相手となる井上芳雄くん。初共演ですから、どういうやりとりができるのか想像もつかないですね。そしてたぶん、ミュージカルを中心にやってきた彼のファンの方にとって、僕なんかは、“橋爪功って誰?”っていうような感じでしょうから(笑)。というのは冗談にしても、いつもの僕の舞台のお客さんとはまた違う客席になると思うので、どう観ていただけるのかなということも楽しみにしているところです。さらに、実はこういったウェルメイドな作品も二人芝居も、自らではあまりやってこなかったものなんです。でも、(演劇集団「円」の)森新太郎が演出をするなら間違いないだろうと。意欲的で安全牌を使わないし、かなり激しいことをやるので、あいつの演出は大好きなんです。ただ、稽古が長い。井上くんが疲れそうになったら僕が先に休んでやろうかなと思ってますが(笑)。井上くんと森とスタッフでどんなものが生み出せるのか。今はまったく未知ですけど、だからこそ、楽しみの大きな作品になりそうです。

■井上芳雄
『謎の変奏曲』という作品は、今回のお話をいただいて初めて知ったんです。世代の違う二人の男が対峙して語り合ううちに、互いにいろんな変化が起こっていく。面白いと思いましたね。こんないいホンは絶対やるべきだと思いました。二人でずっとしゃべっている芝居なので、もちろん演じるのは大変だろうなと思いましたし、その相手が橋爪功さんだということにもビビってますけども(笑)。でも、その俳優さんのすごさが最もわかるのは、一緒に芝居をすることだと思うので、橋爪さんからたくさんのものを受け取って勉強し、自分も何か返していけるようにしたいなと思います。演出の森新太郎さんも初めてです。稽古が長いとお聞きしてますが(笑)、それには理由があるんでしょうから、森さんが求めているものを知っていくのが楽しみですね。ミュージカルだけでなく、芝居に挑戦する機会が増えてきました。舞台の上で、今本当に心が動いて本当にそう思ったようにセリフが出る、そんな瞬間を重ねていけたらと思っています。正統派の面白いドラマで、共演者も演出家もいい。これ以上ない幸せな場を用意してもらいました。あとは僕次第です(笑)。

インフォメーション

『謎の変奏曲』

【スタッフ】原作=エリック=エマニュエル・シュミット 翻訳=岩切正一郎 演出=森新太郎
【キャスト】橋爪功/井上芳雄

■東京公演
2017年9月
・会場=世田谷パブリックシアター
・一般前売=7月開始予定

大阪、新潟、福岡でのツアー公演を予定

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