“過剰な期待”をめぐる心理劇 直人と倉持の会『磁場』が開幕 - 2016年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『磁場』開幕 1 左から田口トモロヲ、長谷川朝晴、渡部豪太、竹中直人

▲ 左から田口トモロヲ、長谷川朝晴、渡部豪太、竹中直人

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『磁場』開幕 16 左から、大空祐飛、田口トモロヲ、竹中直人、渡部豪太

▲ 左から、大空祐飛、田口トモロヲ、竹中直人、渡部豪太

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俳優・竹中直人と劇作・演出家の倉持裕による演劇ユニット「直人と倉持の会」の第2回公演『磁場』が、11日(日)に本多劇場にて開幕。その初日公演に先立って、公開舞台稽古と囲み会見が行われ、竹中直人、渡部豪太、大空祐飛、田口トモロヲが登壇した。

2013年12月の 『夜更かしの女たち』に続く第2回となる今回は、“過剰な期待”をめぐるサスペンス劇。資産家・加賀谷(竹中)の出資で一人の芸術家をテーマにした映画がつくられることになり、新進気鋭の若手劇作家・柳井(渡部)がその脚本を執筆することになる。加賀谷が、柳井のために用意した高級スイートルームで、柳井と監督・黒須(田口)、プロデューサー・飯室(長谷川朝晴)は創作に取り組むのだが、加賀谷の大きな期待と芸術家への思い入れ、そして加賀谷の持つ“力”により、彼らの間に奇妙な緊張感が満ちていく……。

「直人と倉持の会」は、3年ぶりとなるが、竹中曰く「“大っ嫌い”な生瀬勝久さん」との「竹生企画」での公演などもあり、倉持とのタッグはこれで4本目。初日を前にして竹中は「とても恥ずかしいですね」と少し緊張の面持ちながらも「大好きな倉持裕さんとすてきな俳優さんに集まってもらって、明日を迎えられる。千秋楽まで、一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

竹中との共演は、ひさびさとなる映画監督・黒須役の田口トモロヲは「僕も含めて年取りましたね。犬だったらすっごい長生き」と笑わせると、本多劇場に初登場となった大空祐飛は「素晴らしい俳優さんとご一緒できて、稽古場の日々は楽しいだけでなく、刺激的で1秒たりとも無駄にしたくないという幸せな日々でした」と充実した稽古だったよう。渡部も竹中のことを「数あるキャストの皆さんを引っ張ってくれて、とても優しく温かいブルース・リーです」と話すと、竹中はブルース・リーのモノマネを披露して笑わせた。

“過剰な期待から生じる恐怖”というテーマに、竹中は「今回の恐怖はかなり怖いですね。追い詰められ方がどんどん日々重なって重なってという構造」と語りながら、衣裳合わせの際に田口が追い詰められたというエピソードに触れた。田口は「スタイリストさんが、どうしてもGジャンを着せたいと。Gジャンを基盤にした作品を撮る“Gジャン監督”という設定へのこだわりに追い詰められてしまって。竹中さんが最後に助言をしてくれてようやく呪縛を解かれました」と明かしていた。一方の竹中は、「人が追い詰められる姿を見るのは好きですけどね」と笑いながら回想していた。

最後に竹中は「いよいよ明日から初日を迎えます。すごく豪華な皆さん集まって一生懸命やりますので、ぜひ皆さん観に来てください」とメッセージを送り会見を締めくくった。

東京公演は25日(日)まで。その後、大阪、島根、愛知、神奈川を巡るツアー公演が行われる。

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  • 『磁場』開幕 1 左から田口トモロヲ、長谷川朝晴、渡部豪太、竹中直人
  • 『磁場』開幕 2 渡部豪太(左)と竹中直人
  • 『磁場』開幕 3 竹中直人
  • 『磁場』開幕 4 田口トモロヲ
  • 『磁場』開幕 5 菅原永二(左)と玉置孝匡
  • 『磁場』開幕 6 左から、玉置孝匡、菅原永二、大空祐飛
  • 『磁場』開幕 7 左から、田口トモロヲ、長谷川朝晴、渡部豪太、大空祐飛、竹中直人
  • 『磁場』開幕 8 大空祐飛
  • 『磁場』開幕 11 竹中直人
  • 『磁場』開幕 10 長谷川朝晴
  • 『磁場』開幕 11 左から田口トモロヲ、長谷川朝晴、渡部豪太
  • 『磁場』開幕 13 黒田大輔(左)と玉置孝匡
  • 『磁場』開幕 14 黒田大輔(左)と渡部豪太
  • 『磁場』開幕 15 大空祐飛(左)と渡部豪太
  • 『磁場』開幕 16 左から、大空祐飛、田口トモロヲ、竹中直人、渡部豪太

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