管楽器にも挑戦した“見たことのない舞台” 坂本昌行&長野博&井ノ原快彦『戸惑いの惑星』が開幕 - 2017年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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TWENTIETH TRIANGLE TOUR『戸惑いの惑星』ロゴ

V6の年長組・坂本昌行&長野博&井ノ原快彦の「20th Century」による新作『戸惑いの惑星(ほし)』が、21日に東京グローブ座で開幕した。

「トニセン」の3人が共演するのは2014年の『ON THE TOWN』から約2年ぶり、オリジナル作品では『SAY YOU KIDS』から実に13年ぶりとなる。さらに、今回は、G2を作・演出に迎え、トニセンの3人のみ出演という初めての試みに取り組んでいる。

物語は、舞台に登場した3人に不意に一通の手紙が届けられるところから始まる。やがて物語は、かつて画家を目指した三池(坂本)、子供時代に目にした“奇跡”を研究する由利(長野)、作家を志した長谷川(井ノ原)という、“夢”を追い続けた男たちにシフトしていく。突然の再会の場面に流れる一つのメロディー。その音楽に導かれ、3人のそれぞれに抱えたさまざまな思いが呼び起こされていく……。

トニセンの楽曲を織り込みながら、過去と現在、夢と現実を行き来して、時空の狭間をさまようようなストーリーが展開される本作。坂本、長野はそれぞれに「いろいろな要素が組み込まれていて、見たことがないであろう舞台」と仕上がりに胸を張る。井ノ原も「最初に“見たことがないことがやりたい”というところから始まったんです。自分たちだけの曲で新しい物語をつくったことがなかったから。1年半くらい前から話をしてきてようやく実現した」と感慨深い様子だ。

「TWENTIETH TRIANGLE TOUR」と冠した今回の公演。井ノ原はその意図を「長い意味でのツアー、できたらライフワークにしていきたい」と意欲的に語る。そして、その「TTT」の名付け親はジャニー喜多川だという。井ノ原は「名前を考えてもなかなか出てこなくて。これは困ったときのジャニー喜多川だと。でも(ジャニー喜多川は)『最高だよ!』『続けていった方がいいよ』って言うばかりで、なかなか名前を決めてくれなくて、催促したらある日突然『イノッチ! TTTだよ!』って(笑)」と経緯を明かした。

名前には「トライアングルは壊れることなく、ずっと続けていくという意味」など、さまざまな思いが込められているとのこと。坂本も「井ノ原から“TTT”ってメールをもらった時に、字面で、やじろべえが3つ支え合ってるみたいでうれしかったですね」と喜んだ。

大きな見どころの一つとなるのが、3人の管楽器への挑戦だ。本作のためのオリジナル曲《Change your destiny》では、坂本はトロンボーン、長野はホルン、井ノ原はフリューゲルホルンをそれぞれ演奏している。

さまざまなステージで経験を積んできた3人にも演奏はかなり難しかったようで、井ノ原は長野のことを「一時期、ノイローゼみたいになってたね」と振り返る。長野はこれに「音が全然出なくて(笑)。稽古場にホルン忘れたこともあって、まさに精神的に戸惑ってたのかな(笑)」と苦笑いだった。

井ノ原も「どの楽器にするか選ぶ時に、奇跡的に音が出た楽器を選んだんですけど。次の日から音がでなくて(笑)。初日まであと数時間あるし、お客さんがいっぱい入った客席は何かが起こると毎回思いますから。だから、奇跡的に音が出るかな(笑)」とジョークを飛ばした。

また、『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』にもゲスト出演した彼ら。ジャニーズJr.のメンバーのことを「フレッシュで生き生きしてキラキラしてるし、あれに真っ向から勝負したら絶対かなわない」(井ノ原)、「(佐藤)勝利君がホルンうまいんですよ。あの輝きに勝てない(笑)」(長野)と話したが、井ノ原は「僕らにしかできない、40代以上の魅力を出したい」と気合を入れた。

和やかなムードで彼らならではの関係性をのぞかせる3人。稽古中の食事は、井ノ原によると「ほかの舞台では出演者との関係性を早めにつくるために行くけど、僕らは関係性出来上がってるから全然行っていなかった」とのこと。「(家庭のある)二人(長野、井ノ原)は稽古があるとすぐに帰るから」と坂本がこぼすと、話題は結婚のことに。長野も結婚し、一人、独身として残った坂本は「誰か助けて〜!」と言いながらも、「いいんです。城島茂という相方がいますから。いつまでも手を繋いで頑張っていきます(笑)」と会場を笑わせる一幕もあった。

東京公演は2月14日(火)まで。その後、福岡、大阪でのツアー公演が行われる。

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