小池修一郎脚本・演出×井上芳雄主演 ミュージカル『グレート・ギャツビー』製作発表会 - 2017年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『グレート・ギャツビー』会見 1 左からAKANE LIV、畠中洋、田代万里生、小池修一郎、井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、蒼乃夕妃

▲ 左からAKANE LIV、畠中洋、田代万里生、小池修一郎、井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、蒼乃夕妃

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『グレート・ギャツビー』会見 10 井上芳雄

▲ 井上芳雄は劇中曲〈夜明けの約束〉を披露

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スコット・フィッツジェラルドの傑作小説を、小池修一郎脚本・演出×井上芳雄主演で新たに舞台化。ミュージカル『グレート・ギャツビー』の製作発表会が都内で行われた。

原作は、ロバート・レッドフォードやレオナルド・ディカプリオ主演の映画版でも広く知られる、アメリカ文学の名作。“狂騒の20年代”と言われ、経済・文化が大きく発展した時代を背景に、愛を求めた一人の男の悲劇を描き出す。

ミュージカル版は、小池の脚本・演出により宝塚歌劇団で初演されているが、今回は、今年4月開幕の新作『BANDSTAND』でブロードウェイ・デビューを果たす作曲家リチャード・オベラッカーによる全曲書き下ろしの楽曲で、新たな『グレート・ギャツビー』をつくり上げる。

会見では井上が劇中曲〈夜明けの約束〉を披露。素晴らしい歌声を響かせたものの井上は「本番はこれより5割増し」と力強くアピール。さらに開幕へ向けて「まだ未知の世界ですが、日本のミュージカル界にとってもとても重要な作品になると思います。日米の才能がコラボレーションして新しいものをつくるというエポックになり、ゆくゆくは『エリザベート』とか『レ・ミゼラブル』のように、“また4カ月もやるのか”って言われるような(笑)、日本ミュージカルを支える大きな作品になればという意気込みでいきますので応援よろしくお願いします!」とジョークを交えながらも気合のメッセージを送った。

会見での登壇者のコメントは以下の通り。

■小池修一郎(脚本・演出)
宝塚で『ギャツビー』をやったのは、思い起こせばなんと26年も前。「夢淡き青春」というタイトルで翻訳が出ていたのを高校生の時に読んでいたのですが、ミュージカルにしてみたいと思っていた作品でした。1986年に演出家デビューして、その5年後に念願かなって、『ギャツビー』ができ、ご好評いただいて菊田一夫演劇賞を受賞できました。これが、宝塚以外での仕事をする一つのきっかけとなる思い出深い作品になりました。
『ギャツビー』を新たに日生劇場で、井上くんを中心とした、わりとフレッシュな……、そうでもないかな?(会場笑) フレッシュだね(笑)。新しい顔合わせでの新しい試みかなと思っています。
昔からやりたかったものを(宝塚で)やらせてもらって、リメイク(宝塚歌劇団・2008年・日生劇場)を1度やった上での取り組みになるんですが、ある意味一番プレッシャーなのは“井上芳雄”という存在です。
彼とは2000年に『エリザベート』、2002年に『モーツァルト!』をやってから、新作は15年間やっていません。15年の『エリザベート』は、“帰ってきてくれた”という感覚で、未知のことをやっている感覚はなかったんです。今、あらためて(井上を)見ると、俳優として確固たる地位を築き、ミュージカルでもストレートプレイでもかなりの難役をこなし、異例のキャリアを重ねている若手はあまりいない。本数・質の充実度において、彼は着実に達成していると思います。この人がやって成立する『ギャツビー』とはどんなものなのか? 非常に悩みつつ構築を考えているところです。
楽曲については、どう演出するか打ち合わせを重ねる中で、アメリカを代表する物語なので、音楽をアメリカの方に書いていただくのはどうだろうか検討して、リチャード・オベラッカーさんに書いていただくことになりました。スケール感があり、オーソドックスなタイプの楽曲です。聴き方によっては古いかもしれない。でも、いい意味でノスタルジックな曲を書く方なので、その音楽と彼とでどういう『ギャツビー』になるか? そして、このフレッシュだなメンバーでどうなるか、私自身、楽しみにしつつ、ちょっと恐れとおののきもございます。皆さまに5月をお楽しみにと申し上げたいですが、私自身は怖いです(笑)。どうなっているかとスリルと興奮を覚えています。

■井上芳雄 ジェイ・ギャツビー役
とつとつと出てくる『ギャツビー』への思いと、身に余るコメントで、小池先生に手取り足取り教えてもらってここまで来たものですから、僕もさらに「怖いな」という気はします。初舞台から今まで、なんとか舞台を続けてきてましたが、その経験があったのはこの『ギャツビー』のためだったと言えるように、もしくは皆さんにそう思ってもらえるようにしたいと思いました。小池先生の宝塚の代表作をもう一度新しくつくれるのは光栄なことですから、フレッシュなメンバーで応えたいです。
『ギャツビー』は男優なら、宝塚でもやっているので女優もですね、誰もがやりたい素晴らしい役だと思うので、プレッシャーしかないですが、受け止めながらつくっていきたいです。
小池先生と、翻訳モノではない新作でご一緒するのは初めてなんですね。ウワサに聞くと、全然稽古が終わらないとか、他人ごとに聞いてたんですが(笑)、今回初めて経験できます。とにかく同じ船に乗った運命共同体だと思うので、誰も見たことがない『グレート・ギャツビー』をお見せすることが楽しみでなりません。
最後に、チラシのビジュアルをだいぶ“盛って”くださっていて、自分でこれ誰だろう? と思ったので(笑)、舞台を観てチラシの人が最後まで出てこなかったと言われないように(会場笑)、チラシに負けないように、外見も中身も充実させて頑張ります。

■夢咲ねね デイジー・ブキャナン役
私は、宝塚在団中に小池先生の『ギャツビー』を観て初めて作品を知り、そこから興味が湧いて、映画や小説を経て、出てみたいと気持ちが高まっていたのですが、在団中には縁がありませんでした。卒業してから、すてきな方々とご縁をいただいて、すごく幸せでうれしく思ってます。たくさんいるデイジー像の中で、新しいデイジー像をつくれるようにフレッシュに頑張ります。

■広瀬友祐 トム・ブキャナン役
この作品に出演できること、小池先生の演出のもと、井上芳雄さんはじめ、素晴らしいキャストの方々とともに舞台に立てることを幸せにうれしく思います。初日を迎えるまでに乗り越えないといけない高い壁がたくさんあると思うのですが、やれることはすべてやってフレッシュに頑張ります。

■畠中洋 ジョージ・ウィルソン役
一人だけこんな格好ですいません、衣裳です(会場笑)。小池先生とは20年ぶりくらいですね。幸せに光栄に思います。ウィルソンによってギャツビーは、ああいった結末を迎えますが、だからこそ楽しんで、真摯に役と作品と向き合って深めていきたいと思います。どうぞ楽しみに待っていてください。

■蒼乃夕妃 マートル・ウィルソン役
男性のキャストははじめましての方が多くて、女性のキャストはお久しぶりの上級生の方々がたくさんいて今からワクワクしています。小池先生とは『スカーレット・ピンパーネル』のお披露目公演(10年)以来なので、正直とても怖いのですが(笑)、良い意味でイメージを打ち破れるように頑張ります。

■AKANE LIV ジョーダン・ベイカー役
賢くプライドが高く、あの時代に女性プロゴルファーとして活躍していたので気が強い女性なのでは? というイメージでしたが、原作を読み直してみたら、シーンによっては繊細な部分も持ち合わせているので、小池先生の新しい台本で素晴らしいキャストとどのように役をつくっていくか楽しみです。小池先生とは『MITSUKO』(11年)以来なので、私も怖くもドキドキしているのですが、一生懸命頑張ります。

■田代万里生 ニック・キャラウェイ役
名作のイメージで大御所の方が書いたのかと思っていたら、29歳のころの出版で、かなり僕の実年齢に近く、ニックという役にも共通点が見つけられるのではと感じています。ニックの語りで始まり終わる作品で、『サンセット大通り』のストーリーテラーのジョーを演じた時と原作を読んだ時の感覚がマッチするところもあり、今までの経験を生かせたらとも思います。
小池先生の『エリザベート』などにも出演していますが、新作では初めての挑戦となります。登場人物たちがニックを介して心境を伝えたり、ニックにしかキャラクターたちが本音を言わないシーンもあったりと、作品の重要な役ですので丁寧に大切に演じたいです。

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  • 『グレート・ギャツビー』会見 1 左からAKANE LIV、畠中洋、田代万里生、小池修一郎、井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、蒼乃夕妃
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  • 『グレート・ギャツビー』会見 9 田代万里生
  • 『グレート・ギャツビー』会見 10 井上芳雄

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■大阪公演
2017年7月4日(火)〜16日(日)
・会場=梅田芸術劇場 メインホール
・一般前売=3月11日(土)開始
・料金=全席指定13,000円/A席9,000円/B席5,000円

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