ビジュアルの仕上がりに原作・水城せとなが太鼓判 石黒英雄&入来茉里出演『黒薔薇アリス』製作発表会 - 2017年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『黒薔薇アリス』会見 1 左から、水城せとな、キムラ真、柏木佑介、杉江大志、石黒英雄、入来茉里、秋元龍太朗、名塚佳織、野嵜豊

▲ 水城せとな、キムラ真、柏木佑介、杉江大志、石黒英雄、入来茉里、秋元龍太朗、名塚佳織、野嵜豊

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『黒薔薇アリス』扮装ビジュアル 1

▲ 入来茉里(左)と石黒英雄

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水城せとなの同名漫画を原作とし、5月にZeppブルーシアターで上演される舞台『黒薔薇アリス』。本作の製作発表会が、2日に都内で行われた。

原作は、秋田書店「月刊プリンセス」で2008年から11年まで連載された少女漫画。生殖行為を終えるとその一生を終える“吸血樹(きゅうけつき:ヴァンパイア)”たちが暮らす洋館「静寂館」を舞台に、より優れた遺伝子を選ぶ使命を追うことになったヒロインのアニエスカ/アリスと、彼女を取り巻く4人の吸血樹たちの甘く切ない共同生活が描かれる。

1908年のウィーンから生き永らえるオペラ歌手ディミトリ役で主演を務めるのは石黒英雄。そのほか、レオ役に秋元龍太朗、双子の兄・櫂役に杉江大志、双子の弟・玲二役に柏木佑介、生島光哉役に野嵜豊と、吸血樹を注目の若手俳優たちが担う。また、ヒロインのアリス/アニエスカを入来茉里が演じる。

物語のイメージに合わせ、ゴシック様式の雰囲気ある教会で会見は行われた。また、この日、石黒&入来の扮装ビジュアルが初披露に。石黒は「アリス、いいですよねー。すてきです。アリスのまんまですよね。撮影中は、お互いにこうしたほうがいいんじゃないかといいながらやっていて、非常にやりやすかったです。舞台の稽古や本番もこういうふうにいけるんじゃないかと自信がつきましたね」と仕上がりに手応えを感じている様子だ。

一方、入来は「この写真以外にも、もっと接近した写真もいろいろ撮っていたので、この状態になるのも躊躇することはなかったです。石黒さんが右手をどこに置いたらいいのか分からないって言うので、お尻にどうぞって(笑)」と明かすと、この言葉に石黒は「それじゃ誤解を招くよ(笑)」とツッコミを入れて笑わせた。

原作者・水城せとなは「石黒さんも入来さんも鼻筋が通った端正な顔立ちなので、このビジュアルを見ても十分に外国人の役を演じられているなと思い、とても安心しました。“あ、出来てる!”って。自信を持って、演じてほしいです」と満足そうに太鼓判を押した。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■石黒英雄 ディミトリ・レヴァンドフスキ役
『黒薔薇アリス』というすてきな作品に演出家のキムラ真さんをお迎えし、赤澤ムックさんにすてきな脚本をつくっていただいて、とても良い舞台になると思います。今日初めてお会いするキャストの方もいらっしゃいますが、初めてとは思えないほど楽しくお話ができました。観に来てくれたお客さまに強烈な印象を与えて、後悔させない舞台にしていきたいと思っています。一人でも多くの方に劇場に足を運んでもらえるようにチーム一丸となって、最高の舞台にしていきたいと思います。
【3年ぶりの舞台出演について】
映像と舞台は異なる表現方法なので、演出家さん次第ということもあるんですが、今まで映像で培ってきた瞬発力。それから、昨年「ウルトラマンオーブ」という作品で長期間、初めて主演を演じさせていただき、学ぶことも多かったので、それを生かして演じていきたいと思います。

■入来茉里 アリス/アニエスカ役
ヒロイン役の立場では、主役の方やほかの男性陣のキャストをよりカッコよく見せられるかを気にしながら演じていくんですが、台本を読ませていただき、キャラクターもはっきりしていて、とても面白く、私の好きな世界観なので今からとても楽しみです。
【役づくりについて】
まず日本人でない役なので、本番までに何カ月かかけて、見た目も近づけて役づくりをしていかなければと思います。お芝居を通して不思議なキャラクターである原作のアリスに近づけるように演じていきたいです。

■秋元龍太朗 レオ役
台本を読ませていただいて、(レオは)重要な役割であるんですが、僕らはヴァンパイアなんですけど、その人間模様、人と人が関わりあっての切なさ、悲しさがとても綺麗に描かれていて、すてきな作品になると思います。レオは魅力的なヴァンパイアなので、その魅力的な部分を共演するキャストさんやスタッフの皆さんとつくっていければと思います。ビジュアル撮影の時に、ディミトリ役の石黒さんとご一緒させていただき、ディミトリそのままの存在感がすざまじかったのですが、(石黒さんとの)主従関係が物語にとって重要な部分になると思うので、その関係性をしっかりと築いていきたいです。
吸血樹ではあるのですが、原作・台本を読ませていただくととても人間味あふれている登場人物たちなので、(水城)先生もおっしゃっているように、生身の人間が舞台で吸血樹を演じること自体が今までの作品とは違うので、台本を読んでイメージしたもの、僕はレオ役ですが、試行錯誤しながらやっていきたいと思います。

■杉江大志 双子の兄・櫂役
この作品は、おのおののキャラクターが背負っているものがしっかりあると感じていますので、櫂という役が背負っているものにしっかりと向き合って、この舞台となる作品において、自分の役割をしっかりつくっていけたらと思います。双子の性格は全然違いますけど、正反対の性格の中での双子らしさを柏木くんと探していけたらと思っています。
吸血樹でも、とても人間味があることをしっかり受け止めて、もともとは人間だったわけで、それからヴァンパイアになったことを感じて演じれば、自然と人間味あふれたヴァンパイアになっていくんじゃないかと思います。人より長く生きて、愛とどう向き合っていったのかをしっかり表現していけたらと思います。

■柏木佑介 双子の弟・玲二役
今日はまさか教会で製作発表会をやらせていただくなんて思っていなかったんですが、すてきな会場ですよね。(杉江さんとは)撮影でお会いして、今日で2回目なので、まだお互い探り探りなんですが、柏木佑介として杉江大志君と深め合っていって、それがそのまま櫂と玲二につながっていくようにしていきたいなと思っています。僕は弟役なんですが、歳は僕のほうが上なので、そこらへんもうまく調節していこうかなと思ってます(笑)。
今回は、吸血樹で“鬼”の吸血鬼ではないので、みんなが想像しているような役ではないと思います。この舞台では、愛の深い役なので、そんな兄弟愛を体現していけたらいいなと思っています。

■野嵜豊(劇団番町ボーイズ☆) 生島光哉役
今回はすてきな作品に出させていただくことになり、とてもうれしく思います。お話をいただいてから、不思議な世界観の中に現実が描かれている原作を楽しく読みました。僕が演じる光哉は、梓先生に恋をする高校1年生で、キラキラしていて自分の気持ちをまっすぐ伝えられるのがうらやましく感じました。僕も同じ高校生なので、高校生を演じられることがとてもうれしいです。先輩方がたくさんいるので、いろいろ学んで、すてきな作品にできたらいいなと思います。

■名塚佳織 鳴沢瞳子役
中盤から後半にかけて物語を大きく動かしていく役どころということで、良い影響を与えていけたらなと思います。実は、2.5次元舞台は初めてでして、今回初めて参加させていただきますので、楽しみながらやっていけたらと思っています。

■キムラ真(演出)
原作を読んで、水城せとな先生の深い愛を感じました。そして愛についてすごく考えました。この愛をどう伝えようか。恋愛ではなく、生涯をかけて成就する、達成する愛ってどんな気持ちなのかな、どう伝えればいいのかなって思いました。愛についてとても考えさせられる、共感できる作品だと思っています。さきほどキャストの皆さんに挨拶をした時に、“みんなの代表作にします!”と言いました。楽しみにしていただきたいと思います。

■水城せとな(原作)
先ほど、(キャストの)皆さんと初めてお会いしました。私の作品は、これまで映像化でドラマや映画はあったのですが、舞台化は初めてです。映像ですと最終的にいろいろ編集を加えて作品になるんですが、舞台となると生身の皆さんがお客さまの目の前で演じる、という作品になるので、ドラマや映画に比べて、もっと皆さんの人間力で勝負するところが大きいのかなと思うんです。
私の漫画が舞台化できるのかなと思っていたのですが、皆さんにお会いして、お一人お一人が真剣にキャラクターの気持ち、人間性、背負っているものなどを感じ取ってくださっていて、漫画ではキャラクターに関して全部を描いているわけではないのですが、描かれていない部分を愛情を持って感じ取ってくださると思うので、どういう形で舞台作品になるのか、演出やスタッフの皆さんの力でどういう作品になるのか、私は完全に観客の一人として出来上がりを楽しみにしています。皆さまの熱意と才能にお預けする形で、皆さんと一緒に開幕の日を待ちたいと思います。

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  • 『黒薔薇アリス』会見 1 左から、水城せとな、キムラ真、柏木佑介、杉江大志、石黒英雄、入来茉里、秋元龍太朗、名塚佳織、野嵜豊
  • 『黒薔薇アリス』扮装ビジュアル 1
  • 『黒薔薇アリス』扮装ビジュアル 2
  • 「黒薔薇アリス」ビジュアル

インフォメーション

舞台『黒薔薇アリス』

【スタッフ】原作=水城せとな(「黒薔薇アリス」小学館刊) 脚本=赤澤ムック 演出=キムラ真 音楽=三枝伸太郎
【キャスト】石黒英雄/入来茉里/秋元龍太朗/杉江大志/柏木佑介/野嵜豊(劇団番町ボーイズ☆)/名塚佳織/蜂谷晏海/藤原亜紀乃

2017年5月12日(金)〜21日(日)
・会場=Zeppブルーシアター六本木
・一般前売=3月4日(土)開始
・料金=静寂館シート(最良席保障+非売品上演台本)8,500円/S席6,500円/A席4,500円

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