新トップスター珠城りょう「組を照らすような大きな存在でいたい」 宝塚歌劇団月組『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』が開幕 - 2017年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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宝塚歌劇団月組『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』開幕 6 珠城りょう(左)と愛希れいか

▲ 珠城りょう(左)と愛希れいか

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月組新トップスター・珠城りょうが東京宝塚劇場に登場。宝塚歌劇団月組、ザ・ミュージカル『グランドホテル』、モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン『カルーセル輪舞曲(ロンド)』東京公演の開幕に先立ち、公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

囲み会見に登壇した珠城と、トップ娘役の愛希れいかは、「宝塚大劇場で1カ月やってきましたが、新たな気持ちでお客さまに楽しんでいただける舞台をお届けしたいと思います」(珠城)、「グレードアップできるようにお稽古に励んでまいりました」(愛希)と、それぞれに意気込んだ。

1928年のベルリンを舞台に、高級ホテルを訪れた人々が繰り広げるさまざまな人生模様を描いた『グランドホテル』。89年にトミー・チューン演出・振付でブロードウェイにて初演され、トニー賞で5部門を獲得するなど高い評価を受けたミュージカルだ。

珠城は多額の借金を抱えこんでしまった貴族フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵に扮する。珠城は「ひと癖ある役ですが、お衣裳はオーソドックスなスタイルで男役冥利に尽きます。役柄としてもただ誠実で人のよい貴族ではなくて、どこか少し影がある、危険な香りが漂うような二面性を持っている役なのでやりがいがあります」と充実した表情をのぞかせた。

さらに衣裳についても「ジャケットやパンツの丈にも細かくこだわってますし、今回は演出の生田(大和)先生のこだわりで、ネクタイの結び方もウィンザーノットというきっちりした結び方にしています」とのことで、細部まで徹底した役のつくり込みがなされているようだ。

一方、愛希は、世界的バレリーナ・エリザヴェッタ・グルーシンスカヤという役どころに「グルーシンスカヤにはまだ満たない経験ですが、舞台を務める上での責任といったものは自分の気持ちとリンクさせながら演じています」と気を引き締めた。

そして、『カルーセル輪舞曲』は、日本初のレヴュー『モン・パリ』誕生から90周年を記念して、優美な華やかさの中に迫力あるダンス場面を織り交ぜて繰り広げるレヴューロマン。日本を出発しパリに着くまでを描いた『モン・パリ』に対し、パリから出発して宝塚を目指す世界巡りの形式で、新生月組のフレッシュな魅力を見せる。

好きなシーンを問われると、珠城は「どこをとってもやっていて楽しく、選べないくらいですが」と悩みながらも、「新鮮なのは男役だけの〈テキーラ〉のシーン。スーツ姿でオラオラした熱い感じの場面は久しぶりですし、男役だけというのもあってたぎるものがあります」と力を込めた。

新コンビのお互いの印象については、珠城は「いろいろな色に染まれる。トップ娘役としての4年間のキャリアもあって、大人っぽいものからかわいらしいものまで、幅広く演じられるのは、彼女の最大の魅力」、愛希は「一期下としてずっと見ていましたが、舞台に対しての真っすぐさは昔から変わらない。今回は、黒燕尾でのフィナーレを観た時にあらためて感じました。“男役の制服”が似合う、男らしい男役」とそれぞれに答え、にっこりと笑顔を交わした。

最後に珠城はこれからに向けて「今までいろいろなトップさんの背中を見てきて感じたのは、組の中で太陽のような存在でいらっしゃったということ。やはり組の皆さんを照らすような、大きい明るい存在でいたいと思います。組は下級生に至るまで、個性的な子もたくさんいますし、このひと公演だけでもみんなが舞台に立つ楽しさを感じてくれているように感じています。一人ひとりが舞台で生きられるような組にしていきたいです」と意欲的に語った。

公演は3月26日(日)まで。

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