インハイ予選で青城と激闘 『ハイキュー!!』新作“勝者と敗者”が開幕 - 2017年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ハイキュー!! 勝者と敗者』開幕 6 左から、小波津亜廉、遊馬晃祐、須賀健太、木村達成、猪野広樹

▲ 左から、小波津亜廉、遊馬晃祐、須賀健太、木村達成、猪野広樹

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古舘春一の人気バレーボール漫画を舞台化したハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』。その新作“勝者と敗者”が、本日24日にTOKYO DOME CITY HALLにて開幕した。

小柄ながらも類まれなる瞬発力と跳躍力を持ったスパイカー・日向翔陽や、“コート上の王様”と異名をとる天才セッター・影山飛雄など、バレーボールに打ち込む個性豊かな高校生たちの熱い青春ストーリーをつづる本作。シリーズとしては3作目となる今回は、第1弾の練習試合で戦った強豪・青葉城西高校とのインターハイ宮城県予選での熱戦が繰り広げられる。

主演を務める日向役・須賀健太は「僕個人の見どころとしては、日向が初めて作品を俯瞰で見られる立ち位置に立っているんです。ちょっと冷静にコートの外から見ている瞬間が面白くて、楽しく毎日稽古してきました。それに、音楽との寄り添い方がさらに強まっています。作品が一個の協奏曲のようになっています」と充実した様子。

また物語の主軸について「セッターの話。ボールを託す人たちの話で、誰にどう託すのかを見てほしい」と触れると、影山飛雄役の木村達成もこれに同意し「セッターは常に誰に上げて点を取るかを考える生き物。ほかのセッターの良いところを吸収した影山が、これまでとは違っています」と役のポイントを挙げた。

同じくセッターである菅原孝支を演じる猪野広樹は「菅原は物語上で公式戦初出場となるので彼の緊張と、センターコートにいるという僕の緊張と相まっていろいろな感情が出て来ます」と感慨深い表情。続けて、3年生としても「ただの試合ではなく、“堕ちた強豪”から復活して今ここにいるということ。3年生の強さと1・2年とのきずにも注目してください。そして試合は、菅原が入ることで青城にどんな影響を及ぼすのかも楽しみにして」とアピールした。

対する青葉城西セッター・及川徹を演じる遊馬晃祐は「青城は最初は余裕で(烏野を)ナメてかかるんですが、菅原が入ることで焦り展開が変わり、どっちが勝つか分からない状況に展開していきます」とストーリーの見どころをピックアップ。青城・岩泉一を演じる小波津亜廉は「今回はこれまでに描かれなかった過去のドラマが見どころ。岩泉と及川、及川と影山の過去、そして、及川のもう一つの一面性が垣間見えます」と紹介した。

演出を手掛けるウォーリー木下は、シリーズのTOKYO DOME CITY HALL初進出に「“ハイパープロジェクション演劇”を謳ってきましたが、今までの“ハイハー”くらいから(笑)、今回でようやく“ハイパー”プロジェクションに格上げできるびっくりするような演出をやってます」と胸を張った。

今回も役者たちのエネルギッシュな躍動により、激闘が舞台に立ち上げられる。そんな「『ハイキュー』を一言で」という質問が飛ぶと、須賀は「熱」と即答。「熱量ありき。原作からも熱量をビシビシ感じるし、役者はもちろん、スタッフの熱も僕たちは感じるし、熱がないと届かない。僕らの武器が熱量です」と力を込めた。

「“意味のないことなんかない”とあらためて感じます」と語る木村は「これだけ人数が多いとフィーチャーされる人とそうでない人があるけど、描かれない人がどんな目配りをしてどういう感情を抱いてるか一つでも、ワンシーンが埋まる。描かれてない人たちこそ影の立役者」と本作ならではの視点で答えた。

「気迫」とコメントした猪野は「初演からみんなの本気度がすごく伝わるし、それに自分も乗せられる。自分が元気ない時にはみんなの力を借りて、チーム関係なく、気迫で助け合いながらやっていきました」と振り返る。

遊馬は「毎回、新しいことをやり続けてる。お客さんにどう受けるのかやってみないと分からないということに挑み続けてる」ということから「挑む」という言葉を上げた。

「家族」と答えた小波津は「スタッフも含めて、大家族ってこんな感じなんだろうなって」と明かす。「熱量があって、言いたいこと言い合う関係で、ごちゃごちゃしたものを支えてくれるお父さんお母さんがいるような関係性ができてるカンパニー」とチームワークの良さを垣間見せた。

ウォーリーは「演出家として、“大きな遊び場”を提供していただいてる。演劇でできることをいろいろトライさせてもらっているんですが、それは遊び道具を発明するようなもの」と話す通り、今回もさまざまなイメージを通してバレーボールやドラマを描き出している。

最後に、須賀は「今、WBCとかサッカーW杯予選とか、熱いスポーツの風が吹いていると思います。演劇というスポーツとバレーボールで新しいスポーツを生み出しそれを皆さんにお届けします。ぜひ、劇場に、いや“体育館”に遊びに来てください」と力強くメッセージを送り会見を締めくくった。

東京公演は26日(日)まで。その後、宮城、大阪、福岡でのツアー公演を経て、4月28日(金)から5月7日(日)まで同劇場にて東京凱旋公演が行われる。なお、大千秋楽公演は全国の映画館でのライブビューイングも実施。全国のファンはこちらもチェックしておこう。

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インフォメーション

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“勝者と敗者”

【スタッフ】原作=古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中) 脚本=中屋敷法仁・ウォーリー木下 演出=ウォーリー木下
【キャスト】[烏野高校]須賀健太(日向翔陽)/木村達成(影山飛雄)/小坂涼太郎(月島蛍)/三浦海里(山口忠)/塩田康平(田中龍之介)/橋本祥平(西谷夕)/川原一馬(縁下力)/秋沢健太朗(澤村大地)/猪野広樹(菅原孝支)/冨森ジャスティン(東峰旭)/
[青葉城西高校]遊馬晃祐(及川徹)/小波津亜廉(岩泉一)/坂本康太(金田一勇太郎)/有澤樟太郎(国見英)/山際海斗(矢巾秀)/齋藤健心(渡親治)/金井成大(花巻貴大)/白柏寿大(松川一静)
[音駒高校]永田崇人(孤爪研磨)/近藤頌利(黒尾鉄朗)

山口賢人(嶋田誠)/内田滋(武田一鉄)/林剛史(烏養繋心)

■東京公演
2017年3月24日(金)〜26日(日)
・会場=TOKYO DOME CIT YHALL

■宮城公演
2017年3月31日(金)〜4月2日(日)
・会場=多賀城市民会館 大ホール

■大阪公演
2017年4月13日(木)〜16日(日)
・会場=梅田芸術劇場メインホール

■福岡公演
2017年4月21日(金)〜23日(日)
・会場=キャナルシティ劇場

■東京凱旋公演
2017年4月28日(金)〜5月7日(日)
・会場=TOKYO DOME CITY HALL

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