市村正親、8役に奮闘で「あらゆる手を使い果たしてる」 『紳士のための愛と殺人の手引き』が明日開幕 - 2017年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 11 左から、春風ひとみ、宮澤エマ、シルビア・グラブ、市村正親、ウエンツ瑛士、柿澤勇人

▲ 左から、春風ひとみ、宮澤エマ、シルビア・グラブ、市村正親、ウエンツ瑛士、柿澤勇人

画像を拡大

このほかの写真も見る

市村正親が8役を演じるミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』が、明日8日(土)に日生劇場で開幕。その初日に先駆けて囲み会見と公開舞台稽古が行われた。

本作は、2014年のトニー賞で、ミュージカル部門作品賞をはじめ4部門を受賞したヒット作。エドワード朝時代のイギリスを舞台に、伯爵継承権8番目の青年モンティが、相続権を奪取するため、自分の上位にいる相続者たちをあらゆる手段で排除していくというコメディーだ。

開幕を控えての心境を問われて「ははは!!」と大仰な笑い方で元気いっぱいに応える市村。「森繁久彌さんみたいになっちゃって(笑)。1カ月稽古してきて、いい初日を迎えられそう。君! 最高ですよ!」と満足そう。

春風ひとみは「稽古場で一番笑ってたのは私。でも私の好きな市村さんのシーンではクッと涙が出るとこもがあるんです。早くお客さまにも味わってほしい」とメッセージを送ると、宮澤エマは「日本版は海外版と違う演出になってよりドラマチックでエモーショナル」と紹介。シルビア・グラブは「みんなで力を合わせてつくり上げて、“仲間感”が強い」と手応えを感じているようだ。

市村は「エモーショナルにパッションをもって、バイタリティーなエナジーをね……」と宮澤のコメントにかぶせて笑いを取りながらも、「8役でありとあらゆる手を使い果たしてる。今回は完全に芸人ですので、そのあたりを十分楽しんでもらえるかな。今までのすべて吸収してきたお笑いを出し切るつもりです」と気合を見せた。

柿澤勇人は「ストーリーは難しくないし、何も考えずに劇場に来てもらえてら。僕とウエンツ君のWキャストなのでその違いも楽しんで」とアピール。ウエンツ瑛士は「空間を埋めるようなパワーを一人ひとりが持って、音楽に乗って、この面白い作品を届けられたら。市村さんとはプライベートで仲良くさせてもらってきたのですが、作品で初めて共演できます。今までもたくさん学ばせてもらいましたが、本番が始まってからも学びます」と意気込むと、市村は「今回は弱音吐いてないね。初舞台の日生劇場では弱音ばっかりだったよね」と暴露した。

これにウエンツが「はい、そこの日比谷公園でちっちゃいゲロを吐いて……。とある一箇所の花が異常に育ったとか(笑)」と告白。市村から「前は“楽しんで!”ってアドバイスしたんだけど、今、俺がすごく不安だからアドバイスちょうだい」とウエンツにお願いすると、ウエンツは「頑張れよ」とタメ口で答えて笑わせた。

早替えも駆使しながらの8役というハードな役どころに「コスチュームもカツラも変えての8役ですから大変。一歩間違えると出とちっちゃう。女役なのにヒゲ付けたりしないようにしないと(笑)」と苦労をのぞかせる。最短の早替え時間は32秒にもなるそうだが、ウエンツは「そのシーンも、僕とかカッキー(柿澤)がセリフを巻き目で言うと30秒くらいになっちゃう(笑)」とプレッシャーをかけていた。

日本初演作品に「楽しみと同時に怖い。十分楽しもうと思います」と心境を明かす市村だったが、シルビアが「すごく面白い。自分が出てないシーンは客席で笑わせてもらってます。あのキャラは、あの人がモデルかな?って考えながら(笑)」と話すと、宮澤も「笑いどころが毎回毎回変わっていて、新鮮にやられるので、笑わないようにってやってるのに絶対に笑わせられちゃう」と悔しがると、市村は「あとでワインごちそうするね」とニッコリとうれしそうな表情を見せた。

モンティ役を柿澤とWキャストで担うウエンツに「ライバル心は?」という質問が飛ぶと、「Wキャストが初めてなので、どう役をつくるのか考えながら稽古場を過ごしてきました。まあ、僕からしたら(柿澤は)大先輩ですから。今日も始まる前に靴を磨かせてもらって……」と恐縮すると、柿澤はすかさず「そんなこといってねぇじゃん! ふざけんなよ! 裏で“お前”って呼んでるだろ」とツッコんで会場を笑わせた。

そんな二人に、市村が「Wは気が楽だよ! 昼か夜かどっちかやりゃいいんだから! こっちは8役でギャラ一人分なんだから」とボヤいて笑い合う一幕もあった。

公演は30日(日)まで。その後はツアー公演で、大阪、福岡、愛知を巡る。

なお、現在発売中の「シアターガイド」5月号では、市村のインタビューと、柿澤&ウエンツの対談を掲載している。公演と併せてこちらもチェックしていただきたい。

同じ記事の写真

  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 1 市村正親
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 3 柿澤勇人
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 2 春風ひとみ(左)と柿澤勇人
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 4 柿澤勇人(左)と市村正親
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 5 市村正親(左)と柿澤勇人
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 6 市村正親(左)と柿澤勇人
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 7 市村正親
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 8 市村正親
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 9 左から宮澤エマ、柿澤勇人、シルビア・グラブ
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 10
  • 『紳士のための愛と殺人の手引き』開幕 11 左から、春風ひとみ、宮澤エマ、シルビア・グラブ、市村正親、ウエンツ瑛士、柿澤勇人

インフォメーション

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9184