中村勘九郎・七之助が蓬莱竜太とともに挑む新作 赤坂大歌舞伎『夢幻恋双紙〜赤目の転生』が開幕 - 2017年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「赤坂大歌舞伎」開幕 1

▲ 中村七之助(手前左)と中村勘九郎

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「赤坂大歌舞伎」開幕 14 後列左から、中村いてう、市川猿弥、中村亀鶴、中村鶴松、前列左から、片岡亀蔵、中村勘九郎、蓬莱竜太、中村七之助

▲ 後列左から、中村いてう、市川猿弥、中村亀鶴、中村鶴松、前列左から、片岡亀蔵、中村勘九郎、蓬莱竜太、中村七之助

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中村勘九郎&七之助らによる「赤坂歌舞伎」が、6日に開幕。その初日公演に先駆けて、囲み会見と一部シーンの公開舞台稽古が行われた。

中村勘三郎が2008年に立ち上げ、父の死後も勘九郎&七之助が、その遺志を継ぎ公演を続け、好評を博してきた「赤坂歌舞伎」。5回目となる今回は、蓬莱竜太を作・演出に迎える新作歌舞伎『夢幻恋双紙(ゆめまぼろしかこいぞうし) 赤目の転生』を送る。

初日を前にして勘九郎は「念願かなって蓬莱竜太さんに作・演出をしてもらって、すごく充実した稽古期間を過ごせた。1日1日のライブ感を大切にして一人でも多くのお客さまに思いを届けられたら」と意気込むと、七之助は「稽古を積んで自信を持って初日を迎えられる。万全な状態で初日を迎えられるようにします」と仕上がりに胸を張った。

このほか、会見に登壇した面々も「お客さんの反応を早く知りたい」(市川亀蔵)、「ドキドキが止まらないですね(笑)」(中村いてう)、「僕も早く感想を聞きたいです」(市川猿弥)、「蓬莱さんに2作目3作目をつくってもらえるような反応をしていただけるようにします」(中村亀鶴)、「大きなお役をさせていただけるのでうれしく思います」(中村鶴松)とそれぞれに語った。

初めての歌舞伎に挑んだ蓬莱は「周りから新しい歌舞伎だねと言ってくもらえました。もちろん歌舞伎だと思ってつくってきましたが、演劇の人が見ると歌舞伎の面白さが十分に堪能できるし、歌舞伎の人も演劇の面白さを味わえると思うし、両方がミックスしたような、この融合は見もの」と手応えを感じているようだった。

一方、勘九郎は「蓬莱さんのホンがまず素晴らしい。プラス、松井るみさんの美術がものすごく世界に合ったすてきな装置になってまして、セリフを耳で、装置を目で楽しめる、演劇としてすごく完成度が高い作品になるのでは」と自信のコメントから分かる通り、切り絵風に仕立てられた舞台美術にも注目だ。

また、ピアノを取り入れた音楽に勘九郎は「今までにいろいろ新作をやってきて、エレキギターとかトランペットなどを使ってきたけど、ピアノが初めて。音楽が流れる中で最初に芝居をした時は、ピアノに引っ張られて感情移入し過ぎてしまったこともありました。すごく合うんですね。早く聴いてほしいですね」とエピソードを披露した。

演目『夢幻恋双紙〜赤目の転生』は、惚れていた女性・歌(七之助)と夫婦となるも、彼女を幸せにできず死んでしまった主人公・太郎(勘九郎)が、結婚前の時間に転生して人生をやり直すという物語。リアリティーのある男女の愛憎が織り込まれたドラマだけに、話題は七之助演じる歌が“いい女”かどうかにも及ぶ。

七之助は「女性は表面的には好かれても裏側ではいろいろなうっぷんが溜まってたりするもの。それをいい女と思えるかどうか。歌は表面的にはとってもいい人だけど、心の中では人間の普遍的な、なくてはならない感情がずっと動いてる人なので、そこは見てのお楽しみ」と話した。

古典の女形との違いについても質問されると、七之助は「ストレートに自分の感情をぶつけるのは、古典ではそうそうないタイプかな。心の動きを出す時は、義太夫が心情を語っていたりするけど、今回はストレートに今思う感情を出せますね。ただ、発散はできてるかもしれないけど、それに厚みを出さないといけない」と気を引き締めた。

また、勘九郎は、猿弥、いてう、鶴松とともに子供時代から演じることにも触れ、「なかなかやったことない役なので、そこも楽しみに。猿弥さんの子供時代は藤山直美さんにそっくり(笑)」と笑いながら見どころをアピールした。

 公演は25日(火)まで。

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