霧矢大夢、深川麻衣の初舞台奮闘に「初心に返る」 舞台『スキップ』が開幕 - 2017年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『スキップ』開幕 1 深川麻衣(左)と霧矢大夢

▲ 深川麻衣(左)と霧矢大夢

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『スキップ』開幕 7 左から、霧矢大夢、深川麻衣、岡田達也、成井豊

▲ 左から、霧矢大夢、深川麻衣、岡田達也、成井豊

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北村薫の同名小説を霧矢大夢&深川麻衣のW出演で舞台化した『スキップ』が、26日にサンシャイン劇場にて開幕。その初日公演に先立って、公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

17歳の高校2年生から、突如25年という年月を一瞬で“スキップ”して、夫と娘のいる高校教師になってしまった真理子が、戸惑い悩みながら大人としての生活していく姿を描く本作。初演は、2004年の演劇集団キャラメルボックスの公演として行われた。脚本・演出を手掛けた成井豊は「出版されてすぐに読んで大感動しまして、何が何でも芝居にしたいと、勝算はなかったのですが無我夢中でやりました」と当時を振り返り、13年ぶりの再演には「自分にとっては財産と言える作品。ついに最高のキャストを得て、念願の再演」と思い入れたっぷりに話した。

そして、アイドルグループ「乃木坂46」を卒業し女優としての活動をスタートさせた深川にとって本作が初舞台主演作となる。深川はそのきっかけを「舞台は生身のその瞬間でしか共有できない時間が、お客さんと演者の間にあるし、勉強になると思っていたので、ずっとやってみたかったんです。お話を聞いた時は、こんなに大きな役をやらせていただけるのはすごくうれしかった」と語る。今回のチャレンジには「不安がすごく大きくて。周りの方も場数を踏んできた方ばかりなので、大丈夫かなと思いつつも、そこはポジティブに変換して、皆さんからこの機会に盗めるもの盗んでいっぱい学ぼうと思いました」と真理子さながらの前向きな姿勢を見せた。

深川の挑戦に成井は「初舞台にも関わらず、サンシャイン劇場でマイクなしの地声での勝負。かなり苦労しましたね」と明かしたが、「稽古初めから今日の初日までで一番変化したのは深川さん。別人ですね。よくぞ! 僕のダメ出しに耐えて、泣いて飛び出して不登校にならずに、よく耐え抜いてくれた(笑)」と奮闘ぶりを賞賛した。

霧矢は「初々しくて、毎日毎日、目に見えて成長していくので、麻衣ちゃんの日々の頑張りに初心に返りました。私も麻衣ちゃんを見ながら成長できたらと勉強したいと思います」と自身にも気合を入れながら、「実際にお客さまの前で演じたら、さらに変化していくと思うので、負けないように初々しく頑張ります」と本番に期待を寄せた。

霧矢と深川コンビが二人一役で担うのは、42歳の見た目でありながら、中身は17歳の女子高生という真理子。霧矢は「この可憐な麻衣ちゃんのような、真理子を演じなければいけないのですが、まずホン読みで、麻衣ちゃんの声を聞いた瞬間にどうしようかと(笑)。ついつい娘のように見ちゃうけど、同じ役なんですよ(笑)。アイドルの出身の方は未知の世界だったんですが、ほほえみとか眼差しにキュンとしちゃう。ファンの方の気持ちが分かりますね」と深川のフレッシュな存在感に笑顔を見せた。

一方、深川は、年齢のギャップに悩む真理子の内面を表現しながらも、霧矢との演技をシンクロさせなければいけないという難役に真摯に取り組んで見せている。深川は「最初はどうやって寄せていこうかと考えて、最初は霧矢さんの仕草とかを観察していたんですが、それよりも気持ちを大事にしたいと気付きました」と役づくりの過程を述べた。

また、深川が「昭和42年を生きていた女の子なので、現代と違う当時流行っていたギャグとか歌を調べたり。あとはレコードのかけ方もわからなかったので」と話すと、真理子の夫を演じる岡田達也は「そうか! 知らないよねぇ……」とジェネレーションギャップに驚く一幕もあった。

そんな岡田は、初演から唯一続投したメンバーだ。「セットの盆を回したり、テーブルやイスを運んだりと、転換がすべて人力で、俳優が行うというのが、初演で大変苦労した記憶がありました。今回はそのノウハウが少し残っていたので、なんとかみんなに伝えなきゃというところも、稽古場から頑張って取り組みました」とコメント。霧矢&深川コンビの妻には「奥さんがキレイだし、かわいいので役得(笑)。いい役をいただけたなと思います」と笑った。

二人一役で演じる霧矢&深川に「似ているところは?」という質問が飛ぶと、深川は「食べることが大好き」と即答。霧矢は「岡田さんに教えていただいた、稽古場近くのお店にご飯を食べに行ったら、あまりにもおいしくて。2日後にまた行って、同じものを頼んだんです(笑)。稽古場からお店まで歩く間、10分くらい二人でずっとその料理について話してたんだよね(笑)」と仲の良いほほえましいエピソードを披露すると、さらに、深川は「おいしかった! 食べ終わった後もうどん屋さんに行こうとしたら、閉まってて諦めました(笑)」と食欲旺盛ぶりをのぞかせてメンバーを笑わせた。

最後に、霧矢と深川は「フレッシュな麻衣ちゃんと一緒に、私も初心を思い出しながら演じます。みんなでつくり上げる作品なので、メンバー一丸となって、千秋楽まで、すてきなストーリーをお伝えしたいと思います」(霧矢)、「一回一回を新鮮な気持ちで、今まで1カ月間皆さんと稽古してきたことを信じながら楽しめたら。来てくださった皆さまに『スキップ』のお話を好きになって帰っていただけたらうれしいです」(深川)とそれぞれにメッセージを送り会見を締めくくった。

公演は5月5日(金・祝)まで。

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  • 『スキップ』開幕 12 霧矢大夢(左)と深川麻衣
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