生田絵梨花、初参加に「作品とともに成長していけたら」 『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念公演が開幕 - 2017年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『レ・ミゼラブル』2017開幕 1 左から、知念里奈、生田絵梨花、福井晶一、吉原光夫、森公美子、昆夏美

▲ 左から、知念里奈、生田絵梨花、福井晶一、吉原光夫、森公美子、昆夏美

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1987年の初演から30周年を迎えるミュージカル『レ・ミゼラブル』が、21日からのプレビュー公演を経て、本日、帝国劇場にて開幕。その初日公演を前に、福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆夏美、生田絵梨花、森公美子が囲み会見に登壇した。

開幕を前にしてジャン・バルジャン役の福井は「初演でコゼットを演じていた鈴木ほのかさんが参加されたり、橋本じゅんさんが新しい風を入れてくれたり刺激的な稽古でした。一人ひとりが作品と向き合っていい仕上がりになっているパワーアップした、新しい2017年の『レ・ミゼラブル』を見せられる」と仕上がりに自信を見せた。

初めて『レ・ミゼ』に参加した生田は「最初はプレッシャーや緊張感があったんですが、この作品は本当にみんなでつくっている感じがすごかった。私は民衆役のアンサンブルとしても参加できて、すごく絆が深まっているのがうれしい。作品とともにどんどん自分自身も成長していけたら」と目を輝かせる。自身の役であるコゼットには「コゼットにはきれいなメロディーが多いので、最初は歌い上げようとしていたけど、どう感情に寄せていくか? とか、たくさん演出を受けて変わってきたと思います」と手応えを感じているようだ。

先輩から受けたアドバイスについて問われると、生田は「おととい、皆さんの円陣に入りそびれた時に、光夫さんが、小さい円陣を組んでくださった」と振り返った。吉原が「二人っきりのね(笑)」と明かしたこの心配りに、生田は「自分のことだけでなく、周りにも集中してとおっしゃっていたので、それはこれからも心掛けていきたい」と姿勢を正した。

そんな彼女にファンテーヌ役の知念は「私もこの役(コゼット)をやっていたので、生ちゃんもファンテーヌをやってくれたらうれしい」と期待を寄せ、マダム・テナルディエ役の森は「その後はマダム・テナルディエで(笑)」と付け加えながらも、生田に「本当にまっすぐで何も言うことがない。お父さん(バルジャン)やマリウスとの関係に最初はちょっとぎこちなかったけど、今は大女優」と太鼓判を押した。

森は「ただ、ファンの方は嫉妬しないか若干心配ですね(笑)」とコメントしたが、生田は「ファンの方も作品にのめり込んでくださってるみたいなので、そこは心配していないです」と胸を張った。プレビューでは、乃木坂46のメンバーも観劇したそうで、生田は「すごく感動してくれた」と喜び、「メンバーやファンで、今まであまり観劇したことのない方とか、きっかけのなかった方がすごく感動してくださっていて。これからも足を運んでくださったらうれしいです」とメッセージを送った。

一方、エポニーヌ役の昆は「私はどちらかというとコゼットを妬ましく思う役どころなんですが、これだけ美しくて、歌声もすてきで完敗だなと、ひしひしと感じました(笑)」と絶賛のコメントを送ると、森は「イギリス・スタッフも呼び出して“キレイだ!”って言ってたんですよ」とエピソードを明かした。

公演は7月17日(月・祝)までの東京公演に続き、10月までのツアー公演も行われる。この長丁場に福井は「地方では美味しいもの食べたいですね(笑)」と笑いながら「『レ・ミゼ』中心の生活になりますが、自分なりにリフレッシュ方法を見つけたい」と話し、吉原も「うがい手洗いをしっかりして(笑)。やっぱり、全員が『レ・ミゼ』中心の生活になるので、その中でいかにリフレッシュできるか。あまりのめり込まずに冷静に演じます」と気を引き締めた。

また、キャスト同士のLINEグループがあることをこの場で初めて知った吉原は「地方公演に行く前に生田さんとLINE交換したいですね。ジャベールだとやっぱりグループには入れないのかな(笑)」と笑わせる一幕もあった。

そのほか、会見での登壇キャストのコメントは以下の通り。

■福井晶一
いよいよ『レ・ミゼラブル』初日の幕が開きます。今年は30周年ということで、日本の皆さまにこれだけ愛され続けてきた作品に出演できることをうれしく思います。また先輩方が築き上げてきたもの、繋いできたバトンをしっかり守りたいと思います。
今回で3度目ですが、特に2幕からのバルジャンの心の持ち方には発見がありました。自分のことでだけでなく相手を思う気持ちは、自分の人生経験と重ね合わせて、前よりも深く理解できるようになっと思います。

■吉原光夫
30年続いてきたことに感動を覚えますし、感慨深く思います。たくさんのキャストやお客さん、いろいろな人が携わってつくり上げてきたものに負けないように、でも意識し過ぎないように、冷静にやりたいと思います。
「前回はこうだったけど、今回はこうしてみよう」と、毎回演出が変わっていくことに、俳優陣は最初混乱するんですが、その混乱の中から新しい発見をつかんでいくことが多くて、時代とともに変わってくんだなと感じます。再演があるのであれば、その時はまた時代に合わせて変わっていく、いい意味で現代に沿った人格や性質を持っている。毎回毎回が初演みたいな感覚になる作品なんだと思います。

■知念里奈
長く愛されている作品ですが、ファンの皆さま、歴代繋いでくださったキャストへの喜びとお祝いの気持ちでいっぱいです。特別な思いで演じさせてもらいます。
毎回、演出は少しずつ変わるので、「今回はこういうアプローチなんだ」と考えさせられます。今回、最後にバルジャンを迎えに行くシーンでコゼットが寄り添う時は、ファンテーヌを演じている自分に「こんなに美しく聡明に育ててくれてありがとう」という思いが生まれるようになりましたね。

■昆夏美
世界中で愛され続けている作品ですが、上演されるたびに新しい演出・表現方法で上演され、進化を止めない作品だと思っています。先輩方が築き上げた歴史と、“2017年の『レ・ミゼラブル』”という両方の面で楽しんでいただけたらいいなと思います。
演出家の言葉で印象的だったのは「音楽の力にもっと寄り添ってほしい」という言葉。表現者としてプラスすることも大事だけど、音楽が時代背景などいろいろものを表しているので、自分の感情も伝えつつも、“音楽の力に寄り添う”ことが発見であり目標ですね。

■生田絵梨花
30周年という歴史ある作品に参加させていただけることを本当に幸せに思っています。先輩方が築き上げてくださったものを、しっかり受け継ぎながらも新しい空気感を出していけたらと思います。
今まで、コゼットのイメージで大人しく、人形のようなイメージだったんですが、(彼女にも)熱い心はあるし、閉じ込められていたぶんの好奇心も持っているので、現代の女の子にも通ずるものを持って演じられたらと思います。

■森公美子
30年間、同じ音楽なんですが、テーマである“愛”をますますはぐくんでいけるような素晴らしい作品になってます。10月までツアー公演もございますので、ぜひ30年目の『レ・ミゼ』に触れていただきたいと思います。
97年から『レ・ミゼ』に携わっていますが、テナルディエとは、“どっちが頭がいいのか?”“どっちが懐を握っているのか?”とか、関係性は毎回変わるんです。今回は、テナルディエ発信ということになっています。それに手数が増えて大変! 年を取って覚えるだけで大変なのに(笑)。どんどん進化していることは言えると思います。

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インフォメーション


■福岡公演
2017年8月1日(火)〜26日(土)
・会場=博多座

■大阪公演
2017年9月2日(土)〜15日(金)
・会場=フェスティバルホール

■愛知公演
2017年9月25日(月)〜10月16日(月)
・会場=中日劇場

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