関ジャニ∞・安田章大「武器はこのカンパニー」 福原充則脚本・演出『俺節』が開幕 - 2017年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『俺節』開幕 6 福士誠治(左)とシャーロット・ケイト・フォックス

▲ 福士誠治(左)とシャーロット・ケイト・フォックス

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関ジャニ∞・安田章大主演×福原充則脚本・演出タッグによる舞台『俺節』が、28日にTBS赤坂ACTシアターにて開幕。その初日公演を前に、一部シーンの公開舞台稽古と囲み会見が行われ、主演の安田と福士誠治、シャーロット・ケイト・フォックスが登壇した。

原作は、土田世紀が小学館「ビッグコミックスピリッツ」で1991年から93年にかけて連載した同名漫画。青森県津軽出身の高校生・コージこと海鹿耕治が単身上京し、演歌歌手を目指して奮闘する涙と感動の青春群像劇だ。若者たちの愚直なまでの情熱、愛と友情、苦悩、焦燥感を、それらを象徴するような演歌の歌詞とともに濃厚なタッチで描き土田の代表作の一つとなった。

初日を前にして「みんなでしっかり積んできたので、早く開いてくれたら」と気合十分。演歌への挑戦は「“歌”というより“届ける”とか“叫び”のよう。情景や物語が自然に寄り添って伝わるものですね」と、彼なりの“演歌”をつかんでいるようで、公開シーンでもエネルギッシュに歌い上げて見せた。

このパフォーマンスを報道陣に絶賛されると、安田は「二人もそうだけど、全キャストが声量すごい」と共演者へコメント。福士は「でも!!」と大きな声で声量をアピールしつつ、「安田くんの稽古初日から全部入っていたし、津軽弁も調べていて刺激を受けました。先頭切って走ってくれるので、背中を追っていけば間違いない」と安田の座長ぶりを明かして返した。

福士は、コージの相棒のギター弾きである南風春太郎を演じ、舞台ではギター演奏を披露する。これに安田は「めっちゃ練習してたのは分かります。僕もギターやってるから分かるんですけど、最初がムズいんです。でも初めて合わせる時には、もうこなしてきたから」と振り返り、二人の良コンビぶりを感じさせた。

コージと恋に落ちるヒロイン、テレサを演じるシャーロット・ケイト・フォックスも、安田に「毎日、精いっぱい稽古していてびっくりしていた。これでもかというくらいに力を尽くしてくれる“ワンダフル・リーダー”」と信頼を寄せる。日本語のセリフへの取り組みにも「もちろん大変だけど、皆さんがすごくサポートしてくれているので信頼している。安田さんも『一緒に失敗しよう』と言ってくれたので、飛び込むことができる素晴らしい環境でした」と頼もしいカンパニーに仕上がっているようだった。

さらに「安田を男性としては?」という質問も飛ぶとシャーロットから「ベリーハンサム」という言葉が。安田は「アイムハッピー! 満足です!」とうれしそうに応え、劇中のラブシーンにも「イッツビューティフル! おきれいやから光栄です(笑)」と喜んだ。

今回のチャレンジをあらためて問われると、安田は「歩んできた人生の中で、一個一個やってきてたから今ここに立ててる。ACTシアターではずっと観る側だったので、ここに立てることはうれしい」と感慨深い表情。さらに「このタイミングでこの二人や共演者、福原さんに出会えたのはデカかった。過酷な稽古だったけど、常にみんなが全力を出してつくり上げてきたから一緒に走ってこれました。やっぱり人間って難しことがあると、立ち止まって戻って悩んで進んでぶつかっての繰り返し。それを支えてくれたのはキャストとスタッフです」とカンパニーへの溢れる思いを力説した。

“過酷な稽古”と話したように、海鹿耕治になるために懸命に稽古に打ち込んだ安田は体重は5kg落ちたとのこと。安田は「それだけのエネルギーのキャッチボールをずっとしてきた。福原さんがいつだったか『カーテンコールで立てる元気を残すな』と言っていて、自然とそれくらいの気持ちになりました。それだけ土田世紀さんの描いた『俺節』のエネルギーがすごかったんだと実感してます」と作品に込められた熱量を伝えていた。

真摯に作品の熱を語る安田が、「今の武器は?」と問われると「迷わずに言えるのは、今のカンパニー」と即答。「自分が頑張れるきっかけというか、エネルギーをくれるのがこの仲間。それが土田さんの描いたエネルギーであり、それを受け継いだ福田さんのエネルギー。仲間がいて本当に助かりました。いつもなら(関ジャニ∞の)メンバーだけど、今ここに立っている時は、カンパニーがすっごい力になってます」と力強く語った。

そんな安田に福士は「武器を使う人間が優れてるかどうかも大事。これだけ優れたリーダーはいない。稽古場では手を抜かなくて、毎日の稽古が千秋楽みたいに疲れ果てて帰っていくんです(笑)。初日が開いてからも千秋楽まで立ち続けることも大事だし、百戦錬磨なのでもちろん自分のペースは知っているだろうけど、一応ね“少しはサボりなさい”とは言ってきました。(それだけに)伝わる思いがすごいので、こっちは付いて行こうという気持ちになりますね」と気を引き締めた。

また、横山裕は『上を下へのジレッタ』、大倉忠義は『蜘蛛女のキス』と、意欲的に舞台に取り組んでいるメンバーには、「仲間が頑張るのは励みになる。観にはいけないけど、気持ちだけは届け続けてる」とチームワークを垣間見せる。横山裕に応援のボイスメモを送ったことへも話題が及んだが「横山くんからメッセージが来てるかは分からない。あまり器用でないので、集中力が途切れちゃうので携帯一切見てなくて。でも、もし来てたらうれしいから帰ってから(携帯を)見てみます(笑)」と笑った。

最後に安田は「つくり上げたものを見せて、(観客に)届いて初めて『俺節』が出来上がる。自分らの武器を出して戦えれば」と熱くメッセージを送り会見を締めくくった。

東京公演は6月18日(日)まで。大阪公演は6月24日(土)から30日(金)まで、オリックス劇場にて行われる。

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