矢島弘一が「第35回向田邦子賞」を受賞 - 2017年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「第35回向田邦子賞」贈賞式 1 矢島弘一

▲ 矢島弘一

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優れた脚本作家に贈られる「第35回向田邦子賞」の贈賞式が、30日に帝国ホテルにて開催。TBSドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」の脚本を手掛けた矢島弘一が受賞した。また式には、主演の前田敦子らドラマキャストも駆け付けた。

ドラマは、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公・毒島ゆり子が、一人の男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでの恋愛模様を描いたもの。二股恋愛や不倫という禁断のテーマも取り上げながら、若い女性たちが持つ赤裸々な恋愛観や仕事の悩みをつづっている。

授賞式での主なコメントは以下の通り。

■矢島弘一
初めて書いた連続ドラマの脚本だったので、プロデューサーや監督などのアドバイスに食らい付きながら、ヘロヘロになって書き上げました。だから執筆期間中のことは正直なにも憶えていないんです。まさに無我夢中でした。「毒島ゆり子のせきらら日記」を書いたことで人生が変わりました。そして、この賞を受賞したことで、これから先の人生が変わっていくんだと思っています。今まで支えてくれた家族、そして劇団のみんなには感謝の気持ちしかありません。彼らがいたから自分はここで受賞の挨拶をしています。これから描いていくドラマで劇団の仲間に登場してもらうことが恩返しだと思っています。これからも精進して参ります。本当にありがとうございました。

■池端俊策(選考委員)
まろやかで安定した作品よりも尖って緊張感のある作品を選ぶのが向田邦子賞であるならば、この作品こそがふささしいと感じた。相対的な価値観の狭間で揺れながら、本当は絶対的な愛を求めている現代の女性をユーモラスに描いている。それこそが矢島さんの才気だろう。

■前田敦子
出来上がった状態で渡された全10話の脚本を読んだ時から、「よ〜い、ドン」で物語の世界に引き込まれていきました。撮影期間中も朝から晩まで濃密で中々できない経験でした。これからどんどんすごい脚本家になられていく矢島さんの一番最初の連続TVドラマに出ることができて光栄です。あらためましてこのたびは受賞おめでとうございました。

■渡辺大知
普段はバンドをやっている自分だからこそ表現できることを描いてくれていたと思います。矢島さんに会ったことはないはずなのに、自分のことを理解してくれているような脚本だと思いました。だから迷うことなく役を引き受けさせてもらいました。だから今回の受賞は本当にうれしいです。

■中村静香
ドラマで女性同士の喧嘩をする場面があるんですけど、共感しながら演じていたことがとても心に残っています。こんなに繊細で女性的な脚本を書かれる方ってどんな人なんだろうと思っていて。実際の矢島さんは凄く気さくな方でびっくりしました。あらためてすてきな作品に出演することができた感謝の気持ちを伝えたいと思います。

向田邦子賞委員会と株式会社東京ニュース通信社が主催する同賞は、故・向田邦子がTVドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績を称えて1982年に創設。前年度に放送されたTVドラマの中から受賞作が選ばれる。選考委員は池端俊策、冨川元文、大石静、岡田惠和、井上由美子。

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  • 「第35回向田邦子賞」贈賞式 1 矢島弘一
  • 「第35回向田邦子賞」贈賞式  2 矢島弘一(左)と前田敦子
  • 「第35回向田邦子賞」贈賞式 3 左から、中村静香、渡辺大知、前田敦子、今藤洋子、近藤芳正

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