舞台からアニメへ“逆2.5次元”の新プロジェクト EXILE佐藤大樹&増田俊樹W主演『錆色のアーマ』が開幕 - 2017年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『錆色のアーマ』開幕 20 佐藤大樹(左)と増田俊樹

▲ 佐藤大樹(左)と増田俊樹

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佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)&増田俊樹のW主演で送る舞台『錆色のアーマ』が、本日8日にAiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。その初日公演に先立って、囲み会見と公開舞台稽古が行われた。

漫画・アニメ・ゲームなどを原作とし、近年数多く上演されている「2.5次元舞台」。本作は、その流れとは逆に、舞台版からスタートし、そこからアニメをはじめとするメディアミックス展開を図っていく“逆2.5次元”とも言える異色プロジェクトだ。

その舞台版で主演を務めるのはEXILE最年少パフォーマーとして活動する佐藤と、声優としても幅広く活躍する増田の二人。鉄砲傭兵集団「雑賀衆」を率いる孫一と、戦国武将・織田信長それぞれ演じる。

鉄砲一つで戦乱の世に名乗りを上げようとする雑賀衆率いる孫一と、その鉄砲技術を手中に収め天下を獲りを目指す信長を軸に、顕如ら一向宗の怪しい思惑が絡まり……。佐藤は殺陣やダンスで高い身体能力を発揮、歌には初挑戦ながらラップまでも披露する奮闘ぶりだ。一方、増田や顕如役の輝馬は、聴き応えのあるバンド生演奏の音楽に乗せて持ち前の美声を響かせる。アニメ化も意識した作品ならではの必殺技シーンなど、多彩なエンタメ性を盛り込みながら、戦国時代を駆け抜ける熱い男たちのドラマが立ち上げられる。

囲み会見に登壇した、佐藤と増田のコメントは以下の通り。

■佐藤大樹
自分は初日が楽しみで、早く見せたいという気持ちです。最高のスタッフ・キャストでつくり上げてきた力を合わせて、ゼロからつくり上げてきたので、早くこれをお客さまに観てほしいです。
初めての“逆2.5次元”プロジェクトで、この舞台が原作として、僕らのキャラクターがアニメなどのいろいろなメディアに展開してくので、稽古の段階からセリフの言い回しや特徴、特に雑賀衆は“アーマ”と呼ばれる武器や必殺技、ポージング一つまで、自分たちが原作なんだと意識しながら取り組んできました。
演じる孫一は、歴史上の人物だけど記録は少なくて、自分に置き換えて演じていいと言ってもらえたので、“もし自分が歴史上にいたらこうだろう”と意識して演じています。それと、自分が暗くなると作品が暗くなってしまうので、とにかく笑顔と喜怒哀楽を意識してますね。

■増田俊樹
頼れる仲間と1カ月間稽古してきて、すごく素晴らしい舞台ができているという自負はあります。けれど、一個人としては久しぶに立つ舞台。“舞台の上には魔物が棲んでいる”とよく聞きますし、舞台では何が起こるか分かりませんが、こうして座長(佐藤)がしっかり前を向いているので、ともに前を歩きたいと思います。
織田信長は、歴史上の人物なので、史実をなぞりながらも、『錆色のアーマ』独自のものを探りながらつくってきました。一方、雑賀衆は、資料が少なくオリジナル要素が強いので、アーマの使い方一つまでつくってきたものを見てもらえればと思います。
信長は、多くの作品で紐解かれてきた人物。その中でも描かれ切れなかったであろう、信長自身がどんな思いをもって生きていたかということを、本作オリジナルでどこまで考えられるかを着目してつくりました。多くは語れないけど、光秀や一向宗との関係とかをなぞりながらも『錆色のアーマ』ならではの弱さを意識しています。

【見せ場や苦労した点は?】

■佐藤大樹
今回、初めて歌に挑戦したので不安だったけど、いざ稽古に入れば先生をはじめ、キャストの皆さんが頼もしく、力を貸してくれて、みんなでたくさん練習したので、今は不安要素は一つ消えました。でも、敵役の信長と顕如は、声はいいし歌もうまいし、存在感も華もあって、負けていられません。雑賀全員で踊る場面があるので、チーム力を出して、自分は普段ダンスをやってるので負けないように頑張りたいです。

■増田俊樹
雑賀衆は(七人衆の)チームとアンサンブルとでのグループの全体感は、合わせるのは大変だったと思います。殺陣とダンスと歌が、今まで経験した舞台の中でないくらいにすごい入り乱れてる。演出の元吉庸泰さんも「ホントごめん」っておっしゃるくらいに(笑)、いろいろなものをたくさん入れているんです。稽古は1カ月で足らないかもしれない、ひょっとしたら、これからももっともっと変わっていくかもしれないというくらいに挑戦的な舞台をつくっています。

【稽古中の印象的なエピソードは?】

■佐藤大樹
雑賀全員で踊る一曲があるんですが、その振付を合わせるために、居残り練習をして、次の日もアップ代わりに踊ってと、チーム感を意識してきました。それと、稽古場では、日替わりでいろいろな人が差し入れをしてくださって、みんな個性豊かな“差し入れ祭り”が印象深かったですね(笑)。

■増田俊樹
最終稽古まで、説明し過ぎな部分とか、台本のあらゆるところが続々とカットされていったんです。せっかく覚えても、なくなってしまうところもあって(笑)。でも、「それは心の中ではなくさないで」と言われて、ボツとは違うものなんです。もともとあったものからどんどん洗練されていくさまを、見続けられたのは、役者目線しかり、演出家、脚本家の目線としても、すごく面白い作品作りをしていると感じました。

【衣裳を身に付けてみて】

■佐藤大樹
男の子の本能として、こういう武器を持つとすごくテンションが上がります。雑賀衆の七人衆にはそれぞれテーマカラーがあって、それぞれに色の違いがあったり、八咫烏をいろいろなところにあしらっていたりして、武器=アーマにこだわっています。

■増田俊樹
カッコいいよね(笑)。僕も同じくこういう装備には憧れていて、着れば着るほど、信長の気持ちが宿るような感じです。稽古後半で、信長の刀ができたんですが、(鞘のない)抜き身の刀なんです。僕が、それまでにつくってきた織田信長という人物像は、鞘に収まらないというものだったので、抜き身であることは腑に落ちるもので、これを持って戦う意味もあらためて考えました。衣裳や小道具とか、魂の宿っているものを扱うので身が引き締まります。

■元吉庸泰(演出) コメント
ようやく来たぜ、この場所に。そんな思いが心に満ちています。逆2.5次元、ここが原作。言うのは簡単ですが、ここまでたくさんの壁がありました。“よい原作”であるためには、“よい演劇”でなくてはならず。考察と実験と実践を繰り返し、物語の追及をし、そして、歌・振付・殺陣の難しいバランスを乗り越えて来ました。ここに二人の座長である佐藤大樹・増田俊樹が率いる座長一同が信じる『錆色のアーマ』があります。そうやってつくり上げてきた舞台『錆色のアーマ』。その美学を、存分に楽しんでいただければと思います。

東京公演は18日(日)まで。大阪公演は、6月22日(木)から25日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて行われる。

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