栗山千明らが華やかな衣裳で登壇 岡田惠和・新作コメディー『ミッドナイト・イン・バリ』製作発表会 - 2017年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ミッドナイト・イン・バリ』会見 1 左から、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊

▲ 左から、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊

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現在放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」も好評を博している脚本家・岡田惠和の書き下ろしで戯曲で送る舞台『ミッド・ナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』が、9月にシアタークリエで上演。本作の製作発表会が行われ、キャストの栗山千明、溝端淳平、浅田美代子、中村雅俊は、この会見のために特別に用意された、バリの民族衣裳風の華やかな姿で作品をアピールした。

ウディ・アレンの映画に「ミッドナイト・イン・パリ」があるが、本作の舞台となるのは南国“バリ”。栗山&溝端は、結婚式を挙げるためにバリへ訪れたカップル幸子と治を演じる。式を翌日に控える二人だったが、天候は暴風雨。コテージでは、幸子は気持ちが揺れ動きイライラを募らせ、治はオロオロするばかり。幸子の母・敏子(浅田)は結婚が気に入らず、治の父・久男(中村)は能天気。そんな4人のバラバラの態度にコテージの空気は混乱していくのだが、やがて、それぞれの意外な過去が明らかになり、事態は思わぬ方向へ展開していく……。結婚前夜の男女の心の揺れを赤裸々に描きながら、愛する“他人”と一緒に生きることの意味を温かく問いかける、ハイスピードな毒舌ラブコメディーが繰り広げられる。

■岡田惠和
すいませんややこしいタイトルで(笑)。こういう会見でアロハを着るなんて、自分の中で違和感バリバリだったんですが、4人に会ったらすっかり普通の人です(笑)。恋人や夫婦、好きな人と来ても、帰り道に二人の間に嫌な空気が流れることのないお芝居です。とても濃い4人だけの会話劇なので、すてきなキャストに集まっていただけて、とても楽しみにしています。気持ちよく、笑って泣いて、男とは? 夫婦とは?と観ているうちにじんわりと来るような舞台になると思います。
栗山さんは、“ハイスペック”な役が多いイメージだけど、今回は、内面を持て余して中途半端な、でも幸せになりたい、ごくごくいる女の子をかわいらしく強く演じていただけたら。溝端さんはたぶん役に悩まれるだろうと思います。一見すると、本当に魅力のない(笑)、とりあえずその場を何事もなく乗り切ろうというタイプですが、でもそこに深い愛があると分かると思います。
中村雅俊さんの役は一見チャラいけど、芯のある愛があって、雅俊さんにやってもらえると聞いた時は、こんなにピッタリの人はいないと思いました。浅田さんは、母親としてのかわいらしさと娘への思い、途中からは、女の子としての自分の青春・生き方を見せてくれると思います。
中村さんと浅田さんは初対面なんですが、実はサインをもらっているんです(笑)。自分が、この仕事に入る前から憧れる先輩です。雅俊さんは、ドラマ「俺たちの旅」の撮影が吉祥寺で、家から近くて何度も撮影を見に行って2回サインをもらいました(笑)。浅田さんは、中学校の隣のテニスクラブで「花王フェザークリームリンス」のCMを撮っていて、その時、サッカー部の僕にサインをくれたんです。

■深川栄洋(演出)
初めての舞台演出で、とても緊張しているし楽しみでもあります。2年くらい前に、岡田さんからお誘いいただいて、本当にやるのかと不思議な感覚で時間を過ごしていたら、あっという間にこの日になっていました。稽古までにもっといろいろなことを考えて、お客さんに喜んでいただけるようにチャレンジしていこうと思っています。
脚本は、4人とも膨大なセリフ量で、覚えるだけでも大変だとは思うのですが、僕は台本にないものも付け加えてもっと大変にしようかと。それは、歌だったり、踊りだったり、演奏だったり……と考えています。毎日、化学反応のような“事故や事件”が起こると思います。ぜひ9月から楽しみに待っていてください。
キャストの皆さんには、それぞれパブリックイメージや得意のフィールドから、“お出かけ”して芝居をしてもらうものになると思います。それぞれが、実は持っているけど、あまり見せてないものを膨らませていこうと考えています。“お出かけ先”はどういう港につくのか? 稽古を重ねて、より精度を上げてエンターテインメントにしたいと思います。

■栗山千明
5年ぶりの舞台で、それだけで正直、緊張です。今もさらに(深川から)プレッシャーをかけられてしまったので……(笑)、不安なところもありますが、すてきな共演者の方々に支えていただきながら、楽しくお芝居に取り組めたら。それぞれが欠点があるけど、それがとても人間らしく、愛されるキャラクターとして描かれています。脚本が面白いからこそ、きちんと演じて楽しんでいただけるように務めたいと思います。4人それぞれが、思っていることをぶつけ合うのが、笑いとしても面白いんですが、最終的には胸に沁みる“家族の愛”を残してくれる作品だと思います。

■溝端淳平
生まれて初めてワンショルダーを着ました(笑)。女性がこういうドレスを着るのは見ますが、僕は今、肩に布が欲しいです(会場笑)。作品は、4人の濃密な会話劇。欠落してる部分があるけど、とってもチャーミングな4人です。笑いどころがありハートフルで、気楽に楽しんで、笑いながら帰ってもらえると思います。
僕の役は、基本的に“爆弾処理班”。場を丁寧に丁寧に扱うんですが、ここ二人(栗山・浅田)が、起爆し合って、結局巻き込まれる。健気に一生懸命、平和にしようとするんですが、一番苦労しているのが、治の良さでありかわいさですね。

■浅田美代子
最初に台本をいただいた時に、「わぁ面白い〜」と何も考えずに受けたんですが。よく考えたら、18年ぶりの舞台で今さら緊張しています。ただ、初舞台は元・芸術座のここ(シアタークリエ)だったので初心に戻って頑張ります。本当に個性豊かな4人の話で、台本だけでも楽しいので、さらに演出でどうなるか、稽古がとても楽しみです。
私も、母と二人で暮らしたことがあって、女同士の親子って「ホントにここまで言うか!?」ってくらいのケンカなんです。それがすごく出ている台本で、懐かしく感じました。でも結局、仲直りするんですよね。ただ、他人の治くんはオロオロするばかりで、溝端くんのファンからは、そんなに責めないでと言われるかも(笑)。

■中村雅俊
デビューして長いキャリアのわりには、舞台はほとんどやってないんです。ですから、非常に緊張しております。でも、台本を読んだらあまりにも面白いストーリーで、笑って、感動するホンだったので、これは便乗するしかないと思いました。監督は、映画「60歳のラブレター」でご一緒して、とても才能ある方。撮影では「こんな演出するんだ」と細かいところまで、出演者のおじさん・おばさんたちはとても感心したので、また一緒にやれる喜びを感じつつ、老体にムチ打ってやれるかなと思っています。
皆さんから、僕の姿が「王様みたい」と言われたんですが、淳平は俺に「とうに女に飽きて、若い男に走っている王様みたい」だと(笑)。劇中でもゲイ疑惑のくだりも面白いところですが、なぜ、息子の治が、母親ではなく、父親に付いてきたのかという事情を語る場面が感動的なシーンです。

この記事の写真

  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 1 左から、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 2 左から、岡田惠和、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊、深川栄洋
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 3 岡田惠和
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 4 深川栄洋
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 5 栗山千明
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 6 溝端淳平
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 7 浅田美代子
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 8 中村雅俊
  • 『ミッドナイト・イン・バリ』会見 9 左から、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊

インフォメーション

『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』

【スタッフ】脚本=岡田惠和 演出=深川栄洋 音楽・演奏=荻野清子
【キャスト】栗山千明/溝端淳平/浅田美代子/中村雅俊

2017年9月15日(金)〜29日(金)
・会場=シアタークリエ
・一般前売=7月1日(土)開始
・料金=全席指定9,200円

全国12会場でのツアー公演あり

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