水樹奈々&平原綾香らのパフォーマンスがお披露目 『ビューティフル』公開稽古 - 2017年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

この公演は新着記事があります


『ビューティフル』稽古 1 平原綾香

▲ 平原綾香(右)

ギャラリーで見る(全19枚)


『ビューティフル』稽古 6 水樹奈々

▲ 水樹奈々

画像を拡大

このほかの写真も見る

水樹奈々&平原綾香のWキャスト主演で帝国劇場で上演されるミュージカル『ビューティフル』。その26日(水)の開幕に先駆けて、稽古場の様子が公開された。

キャロル・キングの名曲の数々に乗せてその半生をつづる本作。2013年秋にブロードウェイで開幕し、翌年のトニー賞では主演女優賞に輝いた。さらに2015年にはグラミー賞やイギリスのローレンス・オリヴィエ賞などにも選ばれたほか、現在も全米ツアーやロンドン公演など、各地でロングランを続けるヒット作だ。

稽古では、アンサンブルが歌うヒット曲〈ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー〉、アーティストとしての活動と家庭の両立を目指すキャロル(水樹)と、音楽活動に没頭していく夫ジェリー(伊礼彼方)との間の亀裂が深まっていく過程を見せる〈ワン・ファイン・デイ〉、全キャストが歌い上げる〈プレゼント・バレー・サンデー〉、キャロルらのライバルであり親友のバリー・マン(中川晃教)&シンシア・ワイル(ソニン)のロマンチックな〈ウォーキング・イン・ザ・レイン〉、夫と別れ傷心を乗り越えてキャロルが名曲〈ナチュラル・ウーマン〉をつくり上げるシーンがお披露目された。

稽古を終えてのキャストたちのコメントは以下の通り。

■水樹奈々 キャロル・キング役(Wキャスト)
初めての公開稽古でこんなにたくさんの方に取材してもらって本当にうれしいです! でも緊張しました(笑)。まだここからさらに積んでいくぞ! というところでしたから。でも、本番を疑似体験して楽しかったです。
“キャロルの皮”を着て演じてみると、台本を読んだ時とは違う感覚が湧いてきました。この作品は、観客も「キャロル頑張れ!」って団結する気持ちになる芝居なんですが、それは彼女がかわいそうだからとかではなくて、彼女自身の“強さ”があるから。常人では耐えられないようなつらい環境にあっても、どんなことも笑い飛ばして前に進むエネルギー、普通の人では至らないところにたどり着く感性やすごさをあらためて感じています。やっぱり何かを成し遂げる人は違うんだなと思わされましたね。
【稽古を経て普段の活動での気付きは?】
声優の活動として、キャラになりきってキャラクターソングを歌うことはあったんですが、それはあくまでも声だけの表現で、今回は身体全体を使って、ソウルからキャロル・キングになって歌わなくてはいけない。それがいかに難しいかをあらためて感じました。ちょっとした手の動きとか、つい“自分”のポイントで動いてしまったりして、「いや、キャロルだったら動かさないかも」とか、いろいろと考えたりしてしまって……。キャロルのまま歌えるように、本番までに見つけなければと模索しているところです。
でも、この作品は、楽曲が生まれる瞬間を描くお芝居のパートがあるからこそ、“曲を歌わなきゃ!”と意識しなくても、自然に感覚がスライドしていく自分がいて、歌の練習だけでは発見できない、お芝居と一緒になることで、気付くものがたくさんあって毎日が楽しいです。そういうものをどれだけ見つけられるかが勝負ですね。

■平原綾香 キャロル・キング役(Wキャスト)
私もこんなにたくさんカメラが来るなんて驚きました(笑)。私は舞台がまだ2回目なんですが、この現場が大好き。みんな歌が素晴らしくて、演技もすごくて、人柄も良くて、その中でできることが幸せです。キャロル・キングが主人公だけど、“みんなが主役”のミュージカルだと感じていて、すごく大きなものに抱かれながらキャロル・キングを演じています。
キャロルは17歳で子供を産んで育てたりと、想像し難い壮絶な思いも抱えながら名曲をつくり出すんですが、それは肝が座ってないとできないことだなってあらためて感じました。そして、演じていて思ったのは、キャロルが誰も傷つけないこと。どんなに冷たくされても、傷付けられても、常に愛を配るんです。ジェリーの浮気相手さえも責めない。そう生きたからこそ、〈You've Got a Friend〉という曲が生まれるんですね。“すべての人に愛を”というのが、私が演じる上でのテーマ。彼女の人間性にかなり惚れているので、人間的な魅力がちゃんと出るでるように演技しています。
【稽古を経て普段の活動での気付きは?】
私は歌う時に目をつぶらなくなりました(笑)。今、コンサートツアーと並行しての稽古ですが、キャロルとして歌うことで、より自分の声も強くなってきていますね。それに、今までの自分の音楽活動や経験があるからキャロルを演じられる。歌手の役だからこそできるんだと思います。でも、どうしてもお客さんの方を向きたくなっちゃう時があるかな(笑)。あとは、特にアッキー(中川)とか、みんながたくさんアドバイスをくれるのがうれしくて、同世代だけど大先輩が側にいる安心感とともに頑張ってます。

■中川晃教 バリー・マン役
このお話をいただいてバックボーンを調べたら、昨年の『ジャージー・ボーイズ』の時代とほぼ時代が重なっていると知り、何か縁を感じました。そして、お二人のキャロルが決まったと知り、また新しいミュージカル・シーンが生まれるんだなとドキドキ・ワクワクしました。僕自身、シンガーソングライターとしてデビューしてからミュージカルの世界に入って、“音楽”を柱にしてきたので、今回、また“音楽が主役”のミュージカルが熱いんだと再確認しました。さらに、実力を持ってシンガーや声優として幅広く活躍されているお二人の存在が、ミュージカル・シーンで、今、花開こうとしていることに衝撃的な感動を覚えました。そこに自分が携われることに縁を感じましたし、自分の役割を考えながら稽古に励んでいます。
これは“みんなでつくっているミュージカル”であり、このカンパニーの熱量はなかなかないもの。さらに、すごいと思ったのは、古い曲が新しく感じる。もっと言えば、“今生まれた瞬間の曲”のようにお客さんに届けられるんです。このミュージカルの秀逸な構造にヤラれた!と感じましたね。

■伊礼彼方 ジェリー・ゴフィン役
この作品では、皆さんになじみのある楽曲が歌われます。当時の曲はもう少し古臭いアレンジだったりするのですが、この舞台のミュージカル・ナンバーは、現代風にアレンジされていてより聴きやすくなっています。“音楽が主役”のミュージカルですので、二人にはとことん歌ってもらって、僕らは芝居の部分を担えたら。ミュージカルとは謳っていますが、実際はほぼストレート・プレイのよう。キャロルたちが楽曲をつくる経緯を僕らが演じ、アンサンブルが歌うというのも見どころではないかなと思います。
一言、お伝えしたいのは「浮気はよくない」ということ(会場笑)。役だととしても、時々二人に白い目で見られるんです。僕じゃないんです、ジェリー・ゴフィンなんですよ。休憩中も罵倒するのはやめてほしいですね(笑)。

■ソニン シンシア・ワイル役
キャロル・キングが主役のミュージカルですが、バリー・マン&シンシア・ワイルのカップルのライバルとの対比も描かれています。今日、演じたシーンは、ラブシーンでロマンチックだったけど、あれが唯一(笑)。ほかは夫婦漫才のように、テンポよく運んでいく役目でもあるので、ストーリーや音楽も楽しめるけど、笑いもあって、老若男女楽しめるものになってます。
水樹さんのキャロルは、子供のような16歳から成長していく姿を見守りたくなるような、姉御肌のような感情が生まれるし、綾香ちゃんのキャロルは、肩を組みたくなる同志のような気持ちになります。私も両方のキャロル・キングを楽しんでいるし、二人が違うことで、周りも違う物語になるという、Wキャストの醍醐味が感じられる作品です。もちろん、役者でもWキャストに違いは生まれるけど、これは、アーティストのベースがあるからこそ、色の違いが濃く出てるんじゃないかなと感じてます。

■武田真治 ドニー・カーシュナー役
見ていただいた通り、とても重要な役を……今日僕がどこにいたか分かりました?(会場笑) 今日はたまたま出番が少なかったけど、作品の中ではとても重要な役なんです。僕がいないとコイツらなんて世に出ることはないんですから(笑)。正直、2幕はあまり出ないけど(笑)、1幕は秀逸に描き込まれていますので、熱い夏を過ごせそうです。
ミュージカルは主人公が気持ちを吐露したりすることで歌うのですが、この作品では時系列に沿って、楽曲が生まれる背景を描きながら歌われていて、アンサンブル全員にソロナンバーが与えられている、極めて挑戦的な面白い構成になってます。私、意外は……。(ソニン「1フレーズありますよね。“捨てられて〜♪”って」)なんて悲しいワードでしょう……(会場笑)。
楽曲が生まれる瞬間、レコードに吹き込まれる瞬間を、お芝居で見せるので、ストレートプレイを演じている感覚が僕らにはあって、お客さんには新しい形のミュージカルとして楽しんでもらえるのでは。重要な役どころの私が重要な補足をしました(笑)。

この記事の写真

  • 『ビューティフル』稽古 1
  • 『ビューティフル』稽古 2
  • 『ビューティフル』稽古 3
  • 『ビューティフル』稽古 4
  • 『ビューティフル』稽古 5
  • 『ビューティフル』稽古 6
  • 『ビューティフル』稽古 7
  • 『ビューティフル』稽古 8
  • 『ビューティフル』稽古 9
  • 『ビューティフル』稽古 10
  • 『ビューティフル』稽古 11
  • 『ビューティフル』稽古 12
  • 『ビューティフル』稽古 13
  • 『ビューティフル』稽古 14 水樹奈々
  • 『ビューティフル』稽古 15 平原綾香
  • 『ビューティフル』稽古 16 中川晃教
  • 『ビューティフル』稽古 17 伊礼彼方
  • 『ビューティフル』稽古 18 ソニン
  • 『ビューティフル』稽古 19 武田真治

インフォメーション

ミュージカル『ビューティフル』

【スタッフ】脚本=ダグラス・マクグラス 音楽・詞=ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング/バリー・マン&シンシア・ワイル 演出=マーク・ブルーニ 振付=ジョシュ・プリンス
【キャスト】水樹奈々、平原綾香(Wキャスト)/中川晃教/伊礼彼方/ソニン/武田真治/剣幸 ほか

2017年7月26日(水)〜8月26日(土)
・会場=帝国劇場
・チケット発売中
・料金=全席指定S席13,000円/A席8,000円/B席4,000円

過去の関連記事

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/9359