宝塚歌劇団雪組トップスター・早霧せいな退団 宝塚は「私の人生に起きた奇跡」 - 2017年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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早霧せいな退団会見 2 早霧せいな

▲ 早霧せいな

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7月23日(日)、宝塚歌劇雪組公演『幕末太陽傳』『Dramatic “S”!』が千秋楽を迎え、トップコンビの早霧せいな&咲妃みゆを含む、総勢7名が退団した。

01年宝塚歌劇団入団の早霧は、宙組を経て09年より雪組所属。10年に入団し、14年に月組から異動した咲妃とは特に演技力に秀でたコンビとして高い人気を誇り、情感溢れる舞台で観客を魅了した。『ルパン三世−王妃の首飾りを追え!−』(15年)、『るろうに剣心』(16年)など人気原作の舞台化作品でヒットを飛ばす一方、幼なじみの男女の過酷な運命を描いた『星逢一夜』(15年初演、17年再演)など、オリジナル作品の秀作でも忘れがたい感動を残した。

同時退団者には、男気と大人の魅力溢れる鳳翔大、三拍子そろった実力を持つ香綾しずる、かれんな少女からあだっぽい女性までこなした星乃あんりほか、得がたい個性で数々の舞台を支えたスターが名を連ね、こちらも惜しまれつつの退団となった。

『幕末太陽傳』千秋楽のステージは、旅立ちをにおわせるアドリブも多く織り込まれ、テンポ良い人情喜劇で客席を多いに湧かせた。ショー『Dramatic “S”!』では、雪組生全員が登場する“絆”の場面で、早霧を筆頭に、何人もが涙を流す姿も見られた。その後、上演された早霧のサヨナラショーでは、『伯爵令嬢』『星影の人』『私立探偵ケイレブ・ハント』など、トップ就任後の作品に絞って楽曲が披露された。

退団のあいさつで咲妃は、「8年間、ただただ舞台が好きで、ただただ娘役が好きで、歩み続けてまいりました」と語り、ファンや共演者の支えについて丁寧に礼を述べた。そして「心から尊敬してやまない早霧せいなさん。早霧さんのお隣で見続けた美しい景色を、私は一生忘れません」とかみしめるようにコメント。「明日から始まる新しい人生も、皆様との絆を胸に、私らしく、一歩一歩、歩んで参りたいと思います」と締めくくった。

同じく退団のあいさつで早霧は、ショーの最中に涙が溢れたことに触れ、「お客様の、仲間の、熱気と想いが伝わってきて」と、その理由を振り返った。また「かなうことなら、永遠に宝塚の男役をやっていたい」と述べた上で、そのように思える世界に出合えたことを、「私の人生に起きた奇跡」と表現。共に歩んだ仲間に対して、「仲間を愛し信頼することを雪組のメンバーから学び、そして、咲妃はそれを一生懸命体現してくれました」と感謝を述べた。最後には「皆様のまなざし、思い、ここで結んだ絆は決して忘れません。頂いた温かさと共に、これからも歩んでまいりたいと思います」と、笑顔で決意を表した。カーテンコールでは、「望海(風斗)率いる雪組も、どうぞ、どうぞよろしくお願いします」とコメントし、後進を思いやった。

終演後の記者会見で早霧は、「全てを宝塚にささげた日々でした。宝塚は私の全てでした」と、シンプルな言葉で想いを語った。今後については「機密事項」と冗談めかしてコメントし、明言を避けた。最後は、ファン約8000人に見送られて劇場を後にした。

新トップコンビは望海風斗&真彩希帆。お披露目となる全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』『“D”ramatic S!』が、8月25日(金)に開幕する。

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