渡辺えり、86年執筆の戯曲を文学座・稲葉賀恵の演出で上演 3◯◯特別公演『川を渡る夏』が開催 - 2017年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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3◯◯『川を渡る夏』チラシ 1

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渡辺えりが1986年に執筆した戯曲を、文学座・稲葉賀恵を演出に迎え上演。3◯◯特別公演『川を渡る夏』が、9月にすみだパークスタジオ(倉)にて行われる。

劇団3◯◯主宰の渡辺が、演劇集団 円のために初めて劇団外に書き下ろした本作。17歳から10年間眠り続けていた主人公・未知男が、親友・ハジメとともに、死者たちが出会うという幻の街“オズの国”へ旅立ち、母の過去や10年前に起こった事件を知るという物語だ。

一夜の洪水によって、住んでいた街と家族を失ってしまった主人公とその喪失感という、震災を連想させる時代を超えたテーマ性を持ちながらも、「銀河鉄道の夜」「オズの魔法使い」といったファンタジックな世界観も作品に盛り込み、シリアスなテーマと喜劇的なエンターテイメント性を融合させている。

今回は、劇団として初めて外部からの演出家を招いての特別公演を実施。キャストには、ベテラン・若松武史やイラン出身の異色女優サヘル・ローズらのほか、3◯◯メンバーら多彩が集い、水を使った大掛かりなセットとともに、ドラマチックでスケールの大きな舞台を目指す。

■渡辺えり
「青春の卵」
劇団を旗揚げしてから自分の書いた作品を自分で演出し続けて40年。初めて自分の旧作を自分以外の演出家に演出していただきます。文学座の鵜山仁さんに『月に濡れた手』を演出していただいたことがありますが、その時は舞台芸術学院の記念公演が震災の日と重なり半分の公演が出来なくなったため、後に3○○の公演として上演した際、鵜山さんが快く引き受けてくださったからでした。
今回は出演する役者陣のどうしても上演したいという熱意から生まれた企画です。一九八六年に演劇集団 円に書き下ろした作品ですが、今回、文学座の稲葉賀恵さんの新演出で甦ります。30年前の作品なのに震災を経た現代に重なる作品です。アニメの「君の名は」にも似ているな……と思ってしまいました。切なく、苦しく、残酷で、なのに優しい、“青春の卵”のような戯曲です。

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インフォメーション

オフィス3◯◯特別公演
『川を渡る夏』

【スタッフ】作・監修=渡辺えり 演出=稲葉賀恵(文学座)
【キャスト】若松武史/サヘル・ローズ/二瓶鮫一/土屋良太/吉田侑生/岩戸秀年/高畑こと美/村松恭子/小川絵莉/牛水里美/松原夏海/相川春樹/松田祐里佳 ほか

2017年9月15日(金)〜24日(日)
・会場=すみだパークスタジオ(倉)
・チケット発売中
・料金=A席(指定席)4,500円/B席(自由席・おふぃす3◯◯のみ取扱)3,000円

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