阿部顕嵐主演×丸尾丸一郎演出で朝井リョウ作「何者」が舞台化 - 2017年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「何者」表紙\

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朝井リョウの直木賞受賞作「何者」が、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)の主演で舞台化される。

就職活動を通して自分が“何者”かを模索する5人の大学生たちの姿を描いた本作。それぞれがお互いを励まし合いながらも、友情、恋愛、裏切りといったさまざまな感情を交錯させてゆくさまが紡がれていく。小説「桐島、部活やめるってよ」で注目を集めた朝井が、直木賞を獲得したほか、三浦大輔監督・佐藤健主演で昨年公開された映画版も話題を集めるヒット作となった。

このたび黒岩勉(ドラマ「僕のヤバイ妻」「貴族探偵」)の脚本と、劇団鹿殺し・丸尾丸一郎の演出により初の舞台化。阿部は、元・学生劇団の脚本家で、無口でクール、シニカルな分析屋の主人公・二宮拓人を担う。

そのほか、留学帰りであらゆることに意識が高い女子・小早川理香に美山加恋、理香と同棲している彼氏で、就活をカッコ悪いものと考え、自分はクリエイティブな活動で生きていきたいと思っている宮本隆良に長妻怜央(Love-tune/ジャニーズJr.)、お調子者だが人当りの良い元バンドマンの拓人のルームメイト・神谷光太郎に鈴木勝大、拓人の片思いの相手で、アメリカ留学していた光太郎の元カノ・田名部瑞月に宮崎香蓮、拓人が唯一本音を語れる相手であるサークルの先輩の大学院生・沢渡(サワ先輩)に小野田龍之介と多彩な若手たちが顔をそろえる。

■朝井リョウ(原作)
「何者」を執筆していたころとは、作品に出てくる“就職活動”や“SNS”などのキーワードを取り巻く環境は大きく変化しています。そんな中、小説、映画、舞台と作品自体も変化できる機会に恵まれたことをとても幸せに思います。キャスト・スタッフの方々が、「何者」をどのようにアップデートしてくださるのか、期待しています。

■丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
僕も就職活動をしたことがある。履歴書の長所を書く欄に「僕は味噌汁の味噌になれます。さまざまな具材をまとめあげ……」などと書いた気がする。舞台『何者』にたくさんの素晴らしい具材が集まってくれた。主人公・二宮拓人を演じる阿部顕嵐さんとは初めてだが、拓人役に通じる繊細な雰囲気と内に秘めた熱い心を感じ、一緒につくり上げていく作業に今からワクワクしている。ほかにも、美山加恋さん、長妻怜央さん、鈴木勝大さん、宮崎香蓮さん、小野田龍之介さんと、原作にリアルな世代の力のある方々に集まっていただき、素晴らしい『何者』の味付けができることを確信している。

■阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.) 二宮拓人役
初めての外部舞台の主演、そして「何者」の拓人役を演じると聞かされた時は、驚きと喜びが混じり合った複雑な気持ちになりました。原作「何者」を読んでみて、拓人の第一印象は余裕がなく斜に構えていてプライドが高いと感じました。拓人は大学生であり就活生。僕自身も現役大学生なので、拓人と分かり合えるポイントは多々あると思います。ですからよりリアルに大学生、就活生としての心の不安などを共感してもらえるように演じたいと思っています。拓人役をほかの「何者」でもなく、僕が演じて良かったと言っていただけるように、拓人の人生を生きて、全力で役と向き合いたいと思っています。

■美山加恋 小早川理香役
同世代が多いお芝居なのでどんな掛け合いや空気感になるか楽しみです。登場人物たちも丁度同世代。私は就活はしていないのですが、きっと悩みや考え方が似ているところもあるはず。劇場でリアルなものを届けられるようじっくり稽古していきたいです。ぜひ劇場で「何者」の世界を共有していただければと思います。

■長妻怜央(Love-tune/ジャニーズJr.) 宮本隆良役
「何者」という作品に出演させていただけるという話を聞いた時、うれしいと同時に注目されている作品なのですごいプレッシャーも感じました。就職活動に悩むリアルな日常の雰囲気を表現するのは難しいと思いますが、演出家さんや共演者の方々の助けを借りながら、精一杯頑張ります。僕が演じさせていただく宮本隆良という人物は、僕とは違ってハッキリ自分の考えを他人に伝える力があり、しっかり自分の理想を持っている人だなと思いました。しかし逆に、プライドが高いところは似ていると感じました。彼と僕の違うところと似ている所を研究し、自分なりの宮本隆良を演じていきたいと思います。しっかりと爪痕を残し、僕の座右の銘である「常に全力投球」の言葉を忘れずに精いっぱい頑張っていきます。同じグループの阿部顕嵐とはライバルの気持ちでお互いを高め合っていきたいです。 

■鈴木勝大 神谷光太郎役
神谷光太郎という人物に対して僕が思うことは、羨ましいなということです。ふわふわしているように見えて芯がある、天真爛漫なのに愛される。なんだかこいつズルいな! と感じました。でも、そんな光太郎にも夢との向き合い方の中で生まれた心の傷や闇を感じました。そこに向き合いながら光太郎が何者かを考えていければと思います。 

■宮崎香蓮 田名部瑞月役
就活中の友人たちには、読ませられない。原作を読んだ時、そう思いました。私は就活を経験したことがありませんが、「自分を見つめ直すこと」をしている友人たちは、本の中の登場人物たちと同様に、とても苦しそうだったからです。リアルで、怖くて、面白い、故に大好きな小説。その舞台化に携わることができて本当にうれしいです。私も、自分を見つめ直し、苦しみたいと思います。ぜひ劇場に観に来てください。

■小野田龍之介 サワ先輩役
「何者」舞台化に携わることができて光栄に思います。就活を経験した人、誰しもが「ドキッ!」とさせられる物語かと思います。映画版も舞台のようにつくられていたので、この作品が舞台化された時どのようになるのか楽しみです。

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  • 美山加恋
  • 鈴木勝大
  • 宮崎香蓮
  • 小野田龍之介

インフォメーション

『何者』

【スタッフ】原作=朝井リョウ「何者」(新潮文庫刊) 脚本=黒岩勉 演出=丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)  
【キャスト】阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)/美山加恋/長妻怜央(Love-tune/ジャニーズJr.)/鈴木勝大/宮崎香蓮/小野田龍之介 

2017年11月25日(土)〜12月10日(日)
・会場=天王洲 銀河劇場

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