再演版の結末は日替わり!? 石丸幹二、安蘭けい、石井一孝出演『スカーレット・ピンパーネル』公開稽古 - 2017年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『スカーレット・ピンパーネル』稽古 1 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい

▲ 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい

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『スカーレット・ピンパーネル』稽古 11 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい

▲ 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい

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石丸幹二&安蘭けい主演のミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が、11・12月に大阪と東京で再演。その本番に向けての稽古の様子が公開された。

本作は、イギリスの人気小説・戯曲をもとに、フランク・ワイルドホーンの音楽により、1997年にブロードウェイで初演されたミュージカル。フランス革命以降、貴族たちが次々と処刑される恐怖政治が続くヨーロッパを舞台に、無実の人びとを救う秘密結社「スカーレット・ピンパーネル」を立ち上げたイギリス貴族パーシーと、彼の妻で元女優のマルグリット、そして、「スカーレット〜」の壊滅をもくろむショーヴランたちのドラマが描かれる。

日本では、小池修一郎の演出と安蘭主演で宝塚歌劇団星組により2008年に初演され好評を博し、同歌劇団の人気演目の一つに。昨年の石丸主演版では、宝塚版でパーシー役を演じた安蘭が妻マルグリット役を演じたほか、ワイルドホーンが書き下ろしの新曲が加えられたことでも話題となった。

約1年ぶりに結集して再演に臨む、パーシー役の石丸、マルグリット役の安蘭、ショーヴラン役の石井一孝。石丸は「こんなに早く再演できるとは、こんなラッキーなことはありません」と喜びつつ、「とはいえ、この3人以外は、(キャストが)ガラっと変わってますから、新たな『スカーレット・ピンパーネル』を観ていただける」と自信をのぞかせる。

安蘭は「1年って、結構短いようで長い。意外と覚えてないこともあって(笑)、一生懸命なぞって思い出しているところ。最強の(演出)石丸さち子さんとがっつり芝居をつくりたい」と笑顔を見せると、石井は「キャストが変わって、新しいテンションを持ち込んでつくっていこうと盛り上がっている。絆を重ねて新しい『スカーレット・ピンパーネル』をお届けしたい」と意気込んだ。

演出・石丸さち子は「本当に心躍る作品。ストレートプレイのようにセリフで心情を探り合うところもあるし、歌の力でドン! と持っていくところもあるし、立ち回りもカッコいい!」と魅力を力説。演出については「前回、ガブリエル(・バリー)さんと苦労してつくったものは大事に守りたい。でも、新しいメンバーが入って、新しい風が吹いてきたので、それを生かしながら、知恵と勇気で戦う素晴らしい物語を、一致団結して新たにつくりたい」と気合十分だ。

皆、新キャストの魅力に触れる通り、革命指導者ロベスピエールとイギリス皇太子プリンス・オブ・ウェールズの二役を演じる上原理生をはじめ、ピンパーネル団の一員デュハーストに泉見洋平、同じくピンパーネル団の一員でマルグリットの弟アルマンに松下洸平が出演。さらに、久保貫太郎、久保田秀敏、多和田秀弥、東啓介、藤田玲、則松亜海と多彩なメンバーが集結する。

まだ稽古は始まったばかりだそうだが、石丸は「すでに個性が溢れ出ていて、この個性とどう向き合って、一つのピンパーネル団をつくるか、今いろいろなイメージがふつふつと湧いている」と意欲的。石井は「みんなデカイよね(笑)。びっくりしちゃうくらい、見上げるような人たちばかり。でも個性があってバラバラな感じが面白い(笑)」とうなずくと、安蘭も「みんなキャラクターをちゃんとつくってきているので、俳優としての意欲を感じて頼もしい。その上に立つパーシーは、より楽しめるのでは」と述べる。石丸は「手綱は石丸さち子さんが握るので、どんどん暴れていいし、いろいろなものを出し合える現場になる予感がする」とうれしそうだった。

公開稽古では、1幕のラストを盛り上げる〈謎〜疑いのダンス〉を披露。パーシー、マルグリット、ショーヴランの思いが錯綜するドラマチックなシーンが繰り広げられたが、石丸は「今のシーンは、1年ぶりに突然やったんです。ここまでできるものかと感心した(笑)」と告白。続けて、「まだ(稽古は)これから。僕ら3人は、1年経つと少し変わっているのが見えたので、これからほかのシーンでも変化が見られるのでは」と期待を寄せると、安蘭は「芝居のつくり方とか、役の感じは変わるかもしれないけど、佇まいはまったく同じで、ああ、こんな感じだったなって。何か始める時にカズさんがいないとか(笑)。そういうのが懐かしくて、すごく安心できるお二人」と笑った。

一方、石井は「幹二さんとのシーンは、(石丸が)だいたい面白いことを言うので、それを我慢する日々がよみがえる(笑)。安蘭けいちゃんも、時々僕を笑わそうと差し込んでくるからね(笑)。僕はニコリともしない役なので耐えていきたい」と気を引き締めた。

劇中にはダイナミックな殺陣も盛り込まれるなど、ドラマチックな展開も魅力の本作。石丸は「1年で頭の中は成長するけど、体力は戻さないといけないね(笑)。トラックで言うと“第4コーナーを回ってから”がすごいので、体力づくりをもう一度やって、みなぎるパワーで頑張ります」と力を込める。

また、石井一孝は「けいちゃん(マルグリット)は、“元カノ”なんだけど、恐喝したり揺さぶったりして、僕はすごく嫌われる役どころ。1年ですごく反省したんです。マルグリットに好かれるような、すてきな大人になろうと思って、いろいろなプランを考えてきた(笑)。もしかしたら、僕を選んでもらえるのでは? と淡い期待を抱いてます。そうすると筋が変わるんですけど(笑)」と大胆なアイデアを明かすと、石丸と安蘭も「じゃあ、日替わりで相手を選ぶ?(笑)」と応えて笑い合う一幕もあった。

早速、和気あいあいとしたムードを感じさせるキャストたち。石丸は「まずは、船出は良かった。この後、新しいことを始める時に、きっといろいろな問題をクリアしないといけない。短い時間ですが、荒波のドーバー海峡を渡っていきたい」と熱く語った。

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  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 1 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 2 石井一孝(左)と安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 3 安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 4 石井一孝
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 5 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 6 石丸幹二(左)と安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 7 石井一孝(左)と石丸幹二
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 8 石丸幹二
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  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 10
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 11 左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい
  • 『スカーレット・ピンパーネル』稽古 12  左から、石井一孝、石丸幹二、安蘭けい、石丸さち子

 

インフォメーション

ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』

【スタッフ】原作=バロネス・オルツィ 脚本・作詞=ナン・ナイトン 作曲=フランク・ワイルドホーン 編曲=キム・シェーンベルグ 訳詞・翻訳・潤色=木内宏昌 潤色・演出=ガブリエル・バリー 演出=石丸さち子
【キャスト】石丸幹二/安蘭けい/石井一孝/上原理生/泉見洋平/松下洸平/久保貫太郎/久保田秀敏/多和田秀弥/東啓介/藤田玲/則松亜海 ほか

■大阪公演
2017年11月13日(月)〜15日(水)
・会場=梅田芸術劇場メインホール
・料金=全席指定S席13,000円/A席9,000円/B席5,000円

■東京公演
2017年11月20日(月)〜12月5日(火)
・会場=TBS赤坂ACTシアター
・料金=全席指定S席13,000円/A席9,000円

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