佐野瑞樹、味方良介、猪塚健太が挑む濃密な三人芝居 鈴木勝秀演出『ウエアハウス』が開幕 - 2017年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ウエアハウス』開幕 1 味方良介(左)と猪塚健太

▲ 味方良介(左)と猪塚健太

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佐野瑞樹、味方良介、猪塚健太出演の舞台『ウエアハウス〜Small Room〜』が、8日、アトリエファンファーレ高円寺で開幕した。

本作は、鈴木勝秀が、ZAZOUS THEATER(ザズゥ・シアター)時代よりライフワークとしてさまざまな形態で上演しているシリーズ。芝居、リーディング、パフォーミングアートと、その時々のキャスト・劇場により変容する作品だが、今回は若手3名が、客席70席という空間で、濃厚な会話劇として仕上げた。

物語の舞台は、取り壊しが決まった教会の地下にある“憩いの部屋”。そこでは、地域サークル「暗唱の会」のメンバーが活動を行っている。活動の内容は、各自がそれぞれ好きな詩や小説、戯曲などを暗記してきて、メンバーの前で暗唱するというものだ。近くの出版会社で働く男エノモトもそのメンバーの一人なのだが、彼はこれまで一度も暗唱を披露したことがない。アメリカを代表するビート派詩人、アレン・ギンズバーグの長編詩「吠える」をただひたすら練習しているだけなのだ。一人になると、ぶつぶつと「吠える」をつぶやいているところへ、若い男シタラが現れる。いきなり英語で話しかけてきた若い男に興味を引かれ、二人は話し始める。質問ばかりする若い男に戸惑いながらも、いつしか若い男のペースに巻き込まれていく……。

執拗に議論をふっかけるシタラに対し、柔軟に対応しながらも、やがて、感情を発露させるエノモトを熱演する佐野、意図をつかみきれないシタラを通して、人間が抱える不平不満を浮き彫りにする味方、マイペースで軽いノリの芝居ながら人の暗部をえぐるテヅカを担う猪塚。彼らは、時に哲学的に、時に身の回りの愚痴に変容していく会話、劇中で暗唱される数々の詩や小説など、膨大なセリフ量に立ち向かいながらも、緊密な空間を立ち上げる。

公演は、11月7日(火)まで。

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