生田斗真「掛け合いの面白さが楽しめる」、菅田将暉「原点に立ち返ったよう」 小川絵梨子演出『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』開幕 - 2017年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』開幕 菅田将暉(左)と林遣都

▲ 菅田将暉(左)と林遣都


生田斗真&菅田将暉の初共演と小川絵梨子の演出で送る、トム・ストッパード作『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』が、本日30日に、世田谷パブリックシアターにて開幕した。

1966年の初演から上演が重ねられ、トム・ストッパードの代表作の一つとして知られる本作。主人公となるのは、シェイクスピアの『ハムレット』の最後に、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ……」の一行だけで片付けられてしまった二人だ。

コインの裏表を賭けながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組、ローゼンクランツ(生田)とギルデンスターン(菅田)。デンマークの王子ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだった。自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。ただただオタオタする二人のそばを『ハムレット』の物語は粛々と進んでく。自分たちも物語の一つとして、なす術もなく、どんどん死が待つ終末に向かって運ばれていく“誰でもない彼ら”。かくて運命に流された二人は、この短いセリフによって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか……。主軸の傍らに存在する青年たちが、物語に翻弄されながらも、必死に食らいつく、おかしくも哀しい姿が、生田&菅田の実力派若手のフレッシュな熱演で舞台に立ち上がる。

初日を迎えた小川と生田、菅田のコメントは以下の通り。

■小川絵梨子(演出)
ロズとギル二人の旅路は、人が生まれて死んでいくまでの人生そのものです。二人の哀しみとおかしみは、人間の存在そのものなのだと思います。なぜ二人は死ななければならなかったのか……、二人の哀しい運命と世界の不条理さが、決して重苦しくなく、むしろブラックコメディーとして描かれているのが、この戯曲のすごさです。今回、この二人組を、真っすぐなエネルギーをもつ生田さん、菅田さんに演じていただけるのが本当にうれしいです。そしてカンパニー全員で稽古を重ねてきた成果を、皆様にはお楽しみいただきたいと思っています。

■生田斗真 ローゼンクランツ(ロズ)
哲学的な要素や言葉遊びが多い戯曲で、何重にも入れ子構造になっているので、丁寧に台本を読み解いていく小川さんの稽古が、とてもありがたかったです。実質は死に向かう殺伐とした物語なのに、ロズがボケてギルが突っ込むテンポ良い掛け合いの面白さが楽しめるのもこの戯曲の魅力です。関西出身の菅田君は、何をやっても絶妙の間合いでツッコんでくれるのが頼もしい! なんだか普段の会話もロズとギルみたいになっています(笑)。

■菅田将暉 ギルデンスターン(ギル)
「稽古場に行けば、小川さんと斗真くんがいる、できないことがあっても、皆と一緒なら何かが進む」。そんな毎日で、とにかく通うのが楽しい稽古場でした。斗真くんがあの顔立ちで“ボケ”るかわいげもたまらない(笑)。今回、ギルのセリフ量は膨大で、難しい言葉も多いし、最初は“新たな挑戦”のような気持ちでいたんです。でも、稽古に入ってから、どこか“新入生”のような、俳優としての原点に立ち返ったような感覚になっています。とてもありがたい現場です。

公演は11月26日(日)まで。

インフォメーション

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

【スタッフ】作=トム・ストッパード 翻訳・演出=小川絵梨子
【キャスト】生田斗真/菅田将暉/林遣都/半海一晃/安西慎太郎/松澤一之/立石涼子/小野武彦 ほか

2017年10月30日(月)〜11月26日(日)
・会場=世田谷パブリックシアター

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