浦井健治&城田優主演×福田雄一演出『ブロードウェイと銃弾』製作発表会 - 2017年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ブロードウェイと銃弾』会見 1 後列左から、鈴木壮麻、愛加あゆ、福田雄一、保坂知寿、ブラザートム、前列左から、平野綾、城田優、浦井健治、前田美波里

▲ 後列左から、鈴木壮麻、愛加あゆ、福田雄一、保坂知寿、ブラザートム、前列左から、平野綾、城田優、浦井健治、前田美波里

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『ブロードウェイと銃弾』会見 12 浦井健治

▲ 浦井健治

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『ブロードウェイと銃弾』会見 13 城田優

▲ 歌唱披露の様子

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『ブロードウェイと銃弾』会見 17 城田優(左)と浦井健治

▲ 城田優(左)と浦井健治

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福田雄一演出×浦井健治&城田優主演で送るミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会が、銀座のライブミュージックレストランで開催された。

1994年のアカデミー賞で7部門にノミネートされた同名映画を、ウディ・アレン監督自ら執筆した脚本でミュージカル化した本作。1920年代の禁酒法時代のブロードウェイを舞台に、クセモノぞろい出資者たちからの無茶な要求に悩む真面目な劇作家のデビッドと、主演女優のボディーガード、チーチを軸に巻き起こる騒動を描いたコメディーだ。

演出・福田は「日生劇場には身の引き締まる思いです。僕は真面目にやるんですが、どうやら真ん中の二人(浦井、城田)はふざける気まんまんのようで、言うこと聞いてくれるかなと不安が……」とこぼすと、早速、城田は「ニホンゴ、ワカリマセン」とカタコトの日本語でコメントで笑いを取る。

福田は、笑いながらも「稽古がどこまでふざけられるか、まあ、美波里さんに怒られるまでは……(笑)。ウディ・アレンの原作なので、爆笑のミュージカルにしたいと思って、笑いをつくるなら、これ以上のメンツはないだろうというキャストをそろえました。初笑いのミュージカルを目指して頑張ります」と胸を張った。

デビッド役の浦井は「売れない劇作家ですが、夢を追うところがデビッドの魅力的なところ。福田さんとは『タイトル・オブ・ショウ[title of show]』以来で、またやれることがうれしくて、福田さんの稽古は、雑談が多くて和気あいあいと楽しんでつくっていくのが大好き。それに、城田優と一緒に初めてコメディーをやるので、僕の中では緊張です」と、福田から「こういう時は、普段と違ってすごい優等生だよね(笑)」というコメントも聞こえる、しっかりとした挨拶をした。

一方、チーチ役・城田は「キョウハ、ワタシノタメニアツマッテクレテ、アリガトゴザイマス(会場笑)」とまたもやカタコトの挨拶で笑わせながら、「コメディーは初めてなので楽しみ。福田さんの映像作品をつくる過程や思いは重々理解しているつもりですが、舞台は初めてなので、ドキドキしながらも、笑顔や勇気を届けられる、ハッピーなものをつくりたい。でも個人的にはタップが不安で降板したい気分です(笑)」と苦笑いで語った。

平野綾は「キンキン声で才能がない女優」というオリーブ役の紹介を受け、全力のアニメ声で挨拶。「役柄の説明がヒドいけど(笑)、そういう役ができるのは楽しみで、自分としても新たな挑戦。福田さんの作品は、毎日、セリフやアドリブを変える、白熱した稽古で気が抜けない現場。激ヤセするつもりで頑張ります」と気を引き締めた。

保坂知寿演じるイーデンは「いつも犬を連れている神経質な女優」という紹介を受けると、福田は「ブロードウェイでは本物の犬使ってるらしい」と話す。保坂は映画版に登場する犬と同じ犬種の犬を飼っているそうで、愛犬出演のアイデアも飛び出したが、福田は「プロデューサーはすごい苦い顔してましたけど(笑)」と笑った。保坂は「じゃあ、ぬいぐるみかもしれませんが、犬のしつけを頑張ります(笑)。このメンバーで福田さんの作品は絶対に楽しいものになる確信があるので、この強烈な個性に埋もれないように変な人をやりたいと思います。稽古場はいつもすごく楽しいけど、笑顔の裏には恐怖のある毎日。私も激ヤセしないように頑張ります」と気合を入れた。

福田作品初参加の愛加あゆは「皆さんのお話を聞いてドキドキしています。コメディーも大好きなので、いろいろな引き出しを増やしながら頑張って食らいついていきたい」と力を込めると、ブラザートムは「どうもこんにちは。福田雄一役のブラザートムです。(当日は晴天だったが)お足元の悪い中お越しくださいましてありがとうございます」とおなじみのマイペースぶりでとぼけて会場の笑いを誘う。

ワーナー役・鈴木壮麻は「福田さんの『フル・モンティ』の経験がまだ身体の中に蓄積されていて、トムさんと僕たちは脱ぐ気まんまんだから、またそういう場面があればいいねと言っていたんですが」とやる気を見せるも、福田は「じゃあ、それは勝手にやってもらって」とあっさりスルー。「分かりました(笑)」と笑いながらも、「健治くんとは久しぶりだし、(前田)美波里さん、ちーちゃん(保坂)は劇団以来の付き合い。美波里さんの後ろで、コーラスラインをやっていたのを思い出します。綾ちゃんとは双子の役をやらせてもらったし」と豊富な出演履歴で福田を驚かせた。

最後に、ヘレン役・前田美波里は「何年も舞台でコメディーをやりたいと思ってきたんですが、芸能生活五十ウン年なのに初めて。保坂さんにはいつも笑わされてしまうので、今回は笑わせるように頑張ります。それと、映画版ではどうやら浦井さんとのキスシーンが……! お楽しみに! って言ったら赤くなっちゃった(笑)」とかわいらしい一面をのぞかせた。

多彩なメンバーが、ユニークなキャラクターたちを演じる本作。「役と自身の共通点」について問われると、浦井は「この個性豊かな面々の中で、右往左往するという役なので、そのまま演じればデビッドになるのでは」と語る。城田は「チーチは一見コワモテだけど、ピュアで芝居にすごく思いのある人でそのギャップが面白い。お芝居が好きなところは一緒。僕も演出家に(意見を)言ったりするタイプで、小池修一郎さんにも言ったことがあった」と、城田からの指摘を受けた小池のモノマネを交えながら、メンバー驚きのエピソードを披露した。

また、おバカな役どころを担う平野は、福田から「キンキン声って言われたら、綾ちゃんしか思い浮かばない。『レディ・ベス』は大変だけど、これはそのままできるね」と言われたと暴露。福田は「あまりそういうこと言わないで! 油汗が怒涛のようにでた(笑)」と大焦りの一幕もあった。

ユニークな掛け合いが楽しめるのが福田作品の大きな見どころ。その魅力の問われると、福田は「コメディーはみんなでつくるもの。稽古場はああしろこうしろとは全然言わない。役者さんが自由にやってくれるのを面白がるだけ。でもチームワークは、ものすごく気にする。稽古中は、食事は毎日のように誘う。そうして、みんながふざけるのが面白いお祭りになっていくんです」と、独自スタイルの秘訣が垣間見えた。

終始にぎやかな掛け合いで、楽しませてくれたメンバーたち。最後に城田は「2月には最終形に熟成して、皆さんにすてきなエンターテインメントを届けられると思います。われわれは苦しんで、もがいて、汗水鼻水涙流しながらつくりたいと思います。では、最後に浦井くんが面白いことを言って締めます」と突然のフリが。驚きながらも浦井は、映画「もののけ姫」から、美輪明宏の見事なモノマネをやってみせ、会場を大いに沸かせた。

製作発表会を終えて、浦井&城田は囲み会見に登壇した。『ロミオ&ジュリエット』以来の久々の共演となる二人。浦井は「国民的なイケメンスターとして、ブランドが出来上がっているけど、大きな役でも自分に厳しくて、心をオープンにしてくれる人には『怖いよ』と弱音をを見せてくれて。そんな時のギャップ萌えにキュンとします」と、城田は「僕とは逆。プレッシャーを一切見せないで、どんな役でも安定感があって絶対にブレない、向上心もある優等生」とお互いのことを絶賛した。

「ライバル心は?」という質問には、城田は「一切ない。今回は(自分が)主演じゃないと思ってるし」と即答。浦井がデビッドを演じることになったのは、先にチーチ役として決まった城田による指名だったそうだ。ミュージカル『セーラームーン』で、浦井からタキシード仮面役を引き継いだという経験も踏まえて、“W主演”という謳い文句にも「僕が後ろから付いていく。小さい主演と大きい主演ですよ」と謙虚に述べた。

演出・福田に対しては、浦井は「役者一人ひとりを愛してくれる。ドラマ『ニーチェ先生』のロケ中に、『一番カッコいいのは、人を笑わせることだよね』と言っていたのが印象的。人を笑わせて、楽しませることに人生を懸けてる」と信頼を寄せるが、現場については「まず、福田さんの笑い声が響いてる。その笑い声が聞きたくてやるんだけど、2回目でスンとされるとショックを受けて、悶々としちゃうんです。ある人は『大きな赤ちゃん(福田)を笑わせることが仕事』だと言っていましたね」と福田流ならではのハードさを明かした。

舞台演出では初タッグの城田は「今まで僕のやってきた取り組み方と180度違うやり方を示してくれるだろうし、今回は乗っかっていきたい。僕は舞台が苦手で怖くて、つらくて、すぐにでもやめたいと思っちゃうタイプ。福田さんの愛と笑いの力で、舞台がもっと好きになれるのでは。福田さんの懐に飛び込んで新しい世界に行きたい」と意欲的だった。

最後に浦井は「親友であり、同志、戦友でもある城田優とコメディーができるのはすごくうれしい。会見が終わって、このカンパニーは絶対に面白くなるなと思いました。新年明けて、何も考えずに、『あー楽しかった!』ってスッキリしてもらえる舞台を目指します」と思いを新たにすると、城田は「製作発表会でお分かりの通り十人十色で、それぞれの色をもった個性的な強烈なキャラクターがそろいます。福田さんの力をもって、また違う世界を見たいと思っているので、新しい城田優を目指します。(浦井と)二人、初めてとなるシングル(キャスト)同士の共演なので、毎公演、化学反応で面白くなっていくと思います。すてきな年になるようにたくさんの笑顔を持って返ってもらおうと思います」とメッセージを送り締めくくった。

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  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 1 後列左から、鈴木壮麻、愛加あゆ、福田雄一、保坂知寿、ブラザートム、前列左から、平野綾、城田優、浦井健治、前田美波里
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 2 福田雄一
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 3 浦井健治
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 4 城田優
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 5 平野綾
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 6 保坂知寿
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 7 愛加あゆ
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  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 10 前田美波里
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 11 浦井健治
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 12 浦井健治
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 13 城田優
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 14 城田優
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 15
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 16 城田優(左)と浦井健治
  • 『ブロードウェイと銃弾』会見 17 城田優(左)と浦井健治

インフォメーション

ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』

【スタッフ】原作・脚本=ウディ・アレン オリジナル演出・振付=スーザン・ストローマン 演出=福田雄一
【キャスト】浦井健治/城田優/平野綾/愛加あゆ/保坂知寿/ブラザートム/鈴木壮麻/前田美波里 ほか

2018年2月7日(水)〜28日(水)
・会場=日生劇場
・一般前売=11月25日(土)開始
・料金=全席指定S席13,000円/A席8,000円/B席4,000円

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