バットマンたちが戦国時代でバトル 新作アニメ映画「ニンジャバットマン」脚本を中島かずきが執筆 - 2017年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「ニンジャバットマン」会見 1 左から、中島かずき、水崎淳平、岡崎能士

▲ 左から、中島かずき、水崎淳平、岡崎能士

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アメリカンコミック・ヒーロー「バットマン」から、最新作プロジェクト「ニンジャバットマン」が誕生。本作の脚本を中島かずきが執筆している。

1939年の登場以来、コミック、アニメ、映画など、さまざまなな作品が、生み出されている大人気ヒーロー「バットマン」。今回、水崎淳平(「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズOP)が監督を務め、岡崎能士(「アフロサムライ」、「サマーウォーズ」アバターデザイン)がキャラクターデザインを手掛けた「ニンジャバットマン」が制作された。

その日本向けの製作発表会が、1日に東京コミコンにて行われ、会見には、水崎、中島、岡崎のスタッフ陣に加え、スペシャルゲストとして叶恭子・美香姉妹が登壇した。

10月に行われた「ニューヨーク・コミコンでプロジェクト発表が明らかにされ、注目を集めていた本作。この日初めて日本版のメインビジュアルが発表されると、客席からはさらに大きな拍手が巻き起こった。

ニューヨーク・コミコンでの様子がスクリーンに映し出されると、水崎監督は、今回のバットマンがこれまでのイメージとは異なることから「ファンに怒られるんじゃないか」「無事に帰れるんだろうか?」と不安に思っていたそうだが、熱い声援をもらって安心したと、イベントを回想。岡崎は「二人がしっかり話してくれたからあまり話さなくてよかった。すごく楽しかった! ワーナー・ブラザースさんに感謝してる」と喜ぶと、中島は「3日間だけで3人ともすごく仲良くなった。行った甲斐があった」とうれしそう。水崎も「最初はアウェイな状態だったけど、インタビューのころはホッとしていたね」と語り、発表するまでの不安を抱えながらも、ファンに受け入れられたことを喜んでいた。

そして、日本版トレーラーも新たに解禁。ニューヨーク・コミコン版と異なる映像に仕上がっており、映像が終わると同時に観客からは期待の高まる拍手が鳴り響いた。

今回は、バットマンが謎の装置が発する光に飲み込まれ、ゴッサムシティから戦国時代の日本にタイムスリップしてしまうという奇抜なストーリー。さらに、ジョーカーをはじめとした悪党たちは、戦国大名と入れ替わっていて、歴史上の人物となって未来を変えようとしているという大胆な仕掛けだ。

中島は「プロットを出した時にダメだと言われると思っていたら、すんなり通っちゃったんだよね(笑)」と明かすと、子供のころからバットマンのファンだったという岡崎からは「今回のバットマンと戦国時代という組み合わせは、キャラクターをいくらでもアレンジできちゃう。だけど、一人のファンとして、世界中の誰もがパッと見てバットマンだとわかるようにアレンジした」とこだわりを語った。

水崎も「監督というのは、二人のバトンを最後に受け取ったアンカーなんです。中島さんの話の面白さと、岡崎さんのこだわりを受け取って詰め込んだ上で、画面の納め方にもこだわりました。アメリカよりも日本のほうがまだまだバットマンの認知度が低いので、アップのカットでも必ずバットマンの耳が映るようにしたり……、みんながバットマンを好きになってもらえるようにつくりました」と三者三様の熱量が垣間見える。

そして、スペシャルゲスト叶姉妹は、着物をコンセプトとし、それぞれシルバーとピンクに輝くセクシーなドレスを身にまとって優雅に登場。姉・恭子は、ドレスの上に、鎧や打掛のようなイメージのコートも羽織っており、司会からコートが約8000万円のものだと明かされると、妹の美香から「ちょっとジョーカーテイストですよね」というツッコミも。

すでに本編を見たという二人は、見た瞬間に「今までのバットマンと違う」と驚きの表情。「いろんなキャラクターが集合していて、なんでこうなるの?と ツッコミどころが満載で楽しめた」という美香に対し、「ジョーカーのアートが美しい」と恭子は、独自の感想を語る。また、恭子から本編にバットマンに登場するスーパーヴィランのポイズン・アイビーが登場することも明かされ、「でも、私の方がポイズン・アイビーより優しい感じがします」としっかりとアピールしていた。

恭子から「和と洋がすごく混ざっているけど、和と洋に関してはどれくらいの割合なのか」と質問されると、監督たちは「西洋人から見た日本というものを、日本人が考えた、というスタンスの作品」と回答。「本当にワールドワイドで、日本よりも海外の方が飛びつくような映画」とあらためて恭子が絶賛すると、水崎からは「日本だけではなく世界を意識しました。これまで多くの作品で海外の人が日本を書くとちょっと違うよな、ということがあったけど、それをもっと勘違いさせるように狙ったんです」と笑顔を見せた。

最後に登壇者たちは「特にアートが好きなので、ほんとに微妙な和テイストと70%の洋風の和洋折衷が今までにないものです。今までにないバットマンを楽しんでいただきたい」(恭子)、「今までになかったバットマンですが、出てくるキャラクターが大好きなキャラクターばかりなのですごく楽しめます。ストーリーも惹きこまれるし、いろんな人が楽しめる映画なので、皆さんも楽しめるではないでしょうか」(美香)、「スタッフ全員が楽しみながらつくった作品なので、それ以上に見る人に楽しんでみてもらいたい」(岡崎)、「アメコミ大好きなのにここまでやってしまって大丈夫なのかと……今、皆さんに見てもらったトレーラーは20%くらいのレベルです。残り80%はもっとすごいので見てほしい」(中島)とメッセージを送る。

最後に水崎監督から「神風動画として、今回が長編初作品になります。一切休まずにつくったので、相当な情報量があって、倒れる人が出るんじゃないかと思うんですが、何度も見てほしい作品になりました」と自信を見せ、イベントは終始和やかな雰囲気で終了した。

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  • 「ニンジャバットマン」ビジュアル
  • 「ニンジャバットマン」会見 1 左から、中島かずき、水崎淳平、岡崎能士
  • 「ニンジャバットマン」会見 2 叶恭子(左)と叶美香
  • 「ニンジャバットマン」日本版トレーラー

インフォメーション


「ニンジャバットマン」(米題:BATMAN NINJA)

【スタッフ】監督=水崎淳平 脚本=中島かずき キャラクターデザイン=岡崎能士(「アフロサムライ」、「サマーウォーズ」アバターデザイン) 音楽=菅野祐悟 アニメーション制作=神風動画
【キャスト】声の出演=山寺宏一(バットマン)/高木渉(ジョーカー)/加隈亜衣(キャットウーマン)/釘宮理恵(ハーレイ・クイン)

2018年公開予定

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