三浦大輔×藤ヶ谷太輔『そして僕は途方に暮れる』が上演 共演に前田敦子、中尾明慶、板尾創路 - 2017年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『そして僕は途方に暮れる』左から、中尾明慶、前田敦子、板尾創路

▲ 左から、中尾明慶、前田敦子、板尾創路


三浦大輔作・演出×藤ヶ谷太輔主演による新作『そして僕は途方に暮れる』が、3月よりBunkamura シアターコクーンにて上演される。

2015年にブラジルの作家ネルソン・ロドリゲスの代表作『禁断の裸体』(内野聖陽、寺島しのぶ出演)の演出で、同劇場に初登場した三浦。今回は、2014年以来となる新作で、フリーターで自堕落な生活を送っていた主人公・菅原裕一が、とあるきっかけから恋人や親友など、あらゆる人間関係から逃げることになるという物語だ。

主演は、同劇場初出演の藤ヶ谷。三浦と初タッグを組み、「人に怒られたくない」という他愛もない理由から、家族と友人を裏切り続け、怠慢、絶望、孤独に向き合う、という難役に挑む。共演には、前田敦子、中尾明慶、江口のりこ、三村和敬、米村亮太朗、筒井真理子、板尾創路と多彩な面々が、三浦の世界観を彩る。

■三浦大輔
ささいなことの積み重ねで人間関係を断ち切っていった果てに、自分が一人ぼっちになった瞬間というものをリアリティーをもって描きたかった。どうしようもない逃亡劇です。逃げるということは、自分の作品の一つのテーマ。何かから逃げる瞬間は人はだれでも持っている。それが積み重なった果てに、自分は人とのつながりの中で生きているということを実感できる、という話にできたらと思っています。お客さんにも主人公の「どうしようもなさ」も含めて共感してもらえたらうれしいです。
藤ヶ谷さんは、佇まいから役と重なりあう部分を感じました。普段は華やかな世界の中にいるけれど、いろいろなことに達観していて、普通の青年でもあり、ただの優等生でない雰囲気も持っている。彼の新しいイメージを作り出せたらと思っています。前田さんはいつももっと普通の彼女を見たいと思っていて、前田さんの素の部分が見えればいいなと思い、等身大の女性を描きました。中尾さんは
良いヤツで明るくて好青年というイメージが強いので、“実は……”“だけど……”という面をこの作品で見せれればと思っています。板尾さんはどんなに突飛なことを言っても説得力がある方。板尾さんによって役もさらに膨らみましたし、この役をお任せできる方だと強く思っています。

■藤ヶ谷太輔
自分の中で挑戦し続けたいお仕事の一つが「舞台」なので、今回、出演のお話を聞いた時は何よりうれしかったです。三浦さんの作品を拝見しまして、セクシャルな部分、そして人間の本質をとてもリアルに描く方、というイメージがあります。今作品では、普通の価値観の人が人間関係から逃げ続け、後戻りできず孤独になり、絶望の果てでどのようになるか、今まで演じてきたキャラクターとは一味違うとても難しい役になるのではと思います。三浦さんにすべてを委ね、鍛えていただきたいです。稽古はこれからになりますが、すごくリアルを追求した誰もが感情移入できる作品になると思います。ぜひ劇場で体感しにいらしてください。

■前田敦子
三浦さんとは以前お会いした時に「いつかやりたい」と言ってくださっていて、その言葉を信じていたので、今回すごくうれしいです。三浦さんの作品は舞台なのに、映像と舞台の狭間のような不思議な感覚を持たせてくれる。今回の作品は日常的な出来事を描いていて、どこまでが自然でどこまでが舞台なのかをどういう演出で用意してくださるのかとても楽しみです。一見キラキラしたメンバーが、この作品世界の中にどう存在するのか、私たちにとっても挑戦だと思います。どこか当たり前にあって、誰にでもあるような心の奥の闇に私たちも入り込めるのか、楽しみにしていてほしいと思います。

■中尾明慶
この作品にお声掛けいただいたのは意外でした。三浦さんの作品は日常的な雰囲気で、芝居のようでいて、芝居でない空気感を持っている作品が多いと思うんです。これまで自分が出演してきたものとは違うので不安もありますが、稽古を経てどうなっていくのか、とにかく楽しみです。藤ヶ谷君とは2度目の共演で、前回も幼なじみと設定は似ていますが、作品の雰囲気がまったく違うのと、前回からも時間が経っているので、三浦さんの演出でお互いどうなるのかも楽しみです。

■板尾創路
三浦さんは演出の表現もあきらめない方、と聞いているので、どういうふうに料理されるのか、楽しみでもあり、不安でもあります(笑)。僕自身も映画を撮っていますが、演出してもらう時は基本的には委ねたいので、初めてご一緒しますし、期待と不安と、その先にいるお客さんがどのくらい喜んでいただけるのか、ワクワク感がすごくあります。藤ヶ谷さんのお父さんの役ですが、自分自身もそんなにいい父親でもないし、自分の親もそうだし、若者とおじさんの息遣いの違う感じも見せられたらと思っています。

インフォメーション

『そして僕は途方に暮れる』

【スタッフ】作・演出=三浦大輔
【キャスト】藤ヶ谷太輔/前田敦子/中尾明慶/江口のりこ/三村和敬/米村亮太朗/筒井真理子/板尾創路

■東京公演
2018年3月6日(火)〜4月1日(日)
・会場=Bunkamura シアターコクーン
・一般発売=2月3日(土)開始
・料金=全席指定S席10,500円/A席8,500円/コクーンシート5,500円

■大阪公演
2018年4月9日(月)〜15日(日)
・会場=森ノ宮ピロティホール
・一般発売=2月3日(土)開始
・料金=全席指定10,500円

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