松本幸四郎、市川染五郎、松本金太郎 高麗屋三代襲名でお練り - 2017年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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「高麗屋お練り」 1 左から、松本金太郎、市川染五郎、松本幸四郎

▲ 左から、松本金太郎、市川染五郎、松本幸四郎

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「高麗屋お練り」  5

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1月の歌舞伎座で、二代目松本白鸚を襲名する九代目松本幸四郎、十代目松本幸四郎を襲名する七代目市川染五郎、八代目市川染五郎を襲名する四代目松本金太郎が、浅草寺にて恒例の「お練り」と襲名披露公演の成功祈願を行った。

快晴に恵まれたこの日、約1万5000人の観客が詰めかけ、芸者衆や山車も連なる華やかなお練りが仲見世通りを進むと、沿道のファンから「高麗屋!」などの多くの声が飛んだ。本堂に到着すると染五郎は「三代の襲名披露を本当にありがたく思います。36年前に、祖父、父、私の三代でお練りをさせていただき、また再び、三代でお練りができたこと、本当に幸せに思っています」とあいさつ。続けて「36年前は雨でございましたが、今日は雲一つない快晴でございます!」と力強く語り、「1月からは高麗屋の芝居は、高麗屋……こぅらいや……こりゃいいや! と言われるように精進します!(笑)」とダジャレを交えて笑わせた。

金太郎は「代々の染五郎がやってきたことを受け継ぐのも大切ですが、やはり自分なりの染五郎をつくっていきたいと思います」としっかりと意気込みを語ってみせ、幸四郎は「師走にしては温かい天気で、皆様方のお心そのままでございます」と感激していた。

成功祈願を終えて3人は囲み会見に登壇。初めてのお練りを経験した金太郎は「八代目!とか高麗屋!とか声をいただけた」と喜んだ。前回のお練りのことを問われた染五郎は「8歳のことですから覚えてなくて。仲見世のおもちゃ屋さんでたくさん買い物をしたという記憶ばかりで、お参りは……(笑)、高麗屋よりおもちゃ屋さんで(笑)」と苦笑いながらも懐かしそうな表情をのぞかせた。

一方、幸四郎は「36年前はお清めの雨でしたが、今日はからりと晴れて温かく、今日お集まりいただいた皆様のお心のようで感動しました」と感慨深い表情。海外から観光客の姿には「36年前とは比べ物にならない。われわれが歌舞伎の心を伝承し、受け渡していくものに大変興味津々のようでしたね。独特のものですからね」と語った。

新しい名前に、幸四郎は「潔く、白鸚となってまた一から気持ちも新たにやりたい」と気合。染五郎の名を引き継ぐ金太郎は「完全に染五郎となるには時間がかかると思いますが、『染五郎といえば八代目』と言っていただけるように」と姿勢を正すと、そんな金太郎に、染五郎は、自身が名前を襲名したころ振り返り「父が名乗っていた名前を名乗り、自分が染五郎であることをアピールし、存在感を示すには、舞台に立ち続けるしかない」とエールを送りつつ、自らにも「それは私も同じ。父も同じ。気持ちをあらためて、立ち返ってスタートできる」と気を引き締めた。

幸四郎は「平成最後の襲名となりそうですし、来年は歌舞伎座130年という年。気を引き締めて、皆さんに『あの三代襲名は良い襲名だったね』とおっしゃっていただけるように頑張ります」と語り会見は終了となった。

しかし、幸四郎はその後、祈願や会見を終えるまで待ち、集まってくれたファンに向け「最後までありがとうございました。私は、今まで公式的な発表で、三代襲名をお知らせしてまいりましたが、今日、仲見世を三人で歩きながら、ポンポンと肩を叩かれて、『頑張ってね』『応援してますよ』と、皆様の、そのお心から三代襲名が生まれたんだな、歌舞伎は皆さんの中から生まれたんだな、という思いを強くしました。今日は私にとっても、新幸四郎、新染五郎にとっても忘れられない日だと思います。この日差しのように、温かく心のこもった襲名興業にしたいと思います。どうぞ来年も歌舞伎座に足をお運びください」とメッセージを送った。

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インフォメーション

『壽 初春大歌舞伎』

2018年1月2日(火)〜26日(金)
・会場=歌舞伎座
・一般前売=12月12日(火)開始
・料金=全席指定1等席20,000円/2等席15,000円/3階A席6,000円/3階B席4,000円/1階桟敷席    22,000円

『二月大歌舞伎』

2018年2月1日(木)〜25日(日)
・会場=歌舞伎座
・一般前売=1月12日(金)開始
・料金=全席指定1等席20,000円/2等席15,000円/3階A席6,000円/3階B席4,000円/1階桟敷席    22,000円

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