石田衣良のヒット作が“地元”池袋で舞台化 大野拓朗主演『池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE』開幕 - 2017年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『池袋ウエストゲートパーク』開幕 5 染谷俊之(左)と矢部昌暉

▲ 染谷俊之(左)と矢部昌暉

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『池袋ウエストゲートパーク』開幕 6 左から、矢部昌暉、大野拓朗、染谷俊之

▲ 左から、矢部昌暉、大野拓朗、染谷俊之

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石田衣良のヒット小説が、柴幸男(ままごと)脚本・作詞×杉原邦生(KUNIO)演出×北尾亘(Baobab)振付で舞台化。『池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE』が東京芸術劇場 シアターウエストにて23日に開幕し、その初日を前に、公開舞台稽古と、大野拓朗、染谷俊之、矢部昌暉(DISH//)の囲み会見が行われた。

池袋のストリートギャングの闘いを描いた「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」という“地元”の物語を、次代のクリエーターたちが、新たに舞台版として立ち上げた本作。激しい争いの渦に巻き込まれていく青年たちと、彼らと池袋の街のために奔走する主人公マコトの熱い群像劇が、ストリートテイストの楽曲・ダンスの魅力を織り込みながら展開されていく。

小説だけでなく、宮藤官九郎脚本による連続TVドラマでも人気の本作だが、マコト役で主演を担う大野は「プレッシャーは特にないです」ときっぱり。「これまでの取材でもよく聞かれたんですけど、歌も踊りもあるし、劇場に入ってからは、照明と音響も合わさってきて、舞台はまた別のもの」と胸を張る。さらに、客席に挟まれる対面型のステージで、客席とステージが接近した密度の高い空間に触れ「ものすごい臨場感の中で、みんなが舞い踊るのはすごくカッコよく見えるんじゃないかな」と語った。

カラーギャング「G-Boys」のタカシを演じる染谷も「われわれならではの作品が仕上がった」とうなずいたが、「レッドエンジェルス」リーダー・京一を演じる矢部は「ドラマ版はリアルタイムで(見てい)ないけど、僕の世代も知っているくらい。伝説の物語に、まだ舞台の経験が少ない僕なんかが、出ていいのかというプレッシャーが……」とこぼすと、大野は「よく言うぜ!(笑) キレッキレじゃないか!」とツッコむ。3人の間には和やかなムードが感じられ、大野はカンパニーを「同年代がそろっているということもあって仲良くて、“男子校感”がすごい」と話し、笑顔を見せた。また、3人とも池袋にはなじみ深く、大野は「僕の庭(笑)」というほどで、「大学も立教だったし、イベントの後でたまるはこの辺りで、周りの居酒屋にはよくいましたね(笑)」と振り返った。

見どころについて問われると、大野「歌が多いところ。それと、タカシと京一がそれぞれにカッコよさを見せる中で、僕(マコト)には何もないけど、ガムシャラに悩んでもがきながら突っ走る、熱い心だけは負けない、というところが見せ場かな」とコメント。

染谷は「“氷のキング”と呼ばれる役どころだけど、劇中では優しいシーンもあるのでそこは見てほしい」と見せ場を上げ、バレエやコンテンポラリーといった、初めてのジャンルのダンスに挑戦した矢部は「ダンスが見せ場。ドラマとも小説とも違う京一になったと思うので、舞台版の京一を見てもらいたい」と自信を見せると、大野は「二人ともそれぞれのテーマ曲があるんですけど、ズルくない!? またその曲がめちゃくちゃカッコいい! マコトにはテーマ曲がないのに(笑)」と笑わせながらも嫉妬していた。

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」にキース役でも出演中と多忙な大野だが「おかげさまで、どっちもめちゃくちゃ楽しい。『わろてんか』ではキースが、ちょうど新しい芸を身に付けようと試行錯誤するストーリーと同じ時期だったので、『IWGP』の主演は、また一つ自分への挑戦というか戦いというか、
成長の時期なんだなと、かぶるところがあって、うれしいしやりがいがある」と充実した様子だ。

本編に加えて、開演前に「ダンスバトル」が開催されるのも見どころの一つ。一般公募で選ばれたダンスチームや、キャストたちも参加したチームが毎公演日替わりで登場し、アグレッシブなパフォーマンスを披露してくれる。

大野はこれに「すごいですよ! めちゃくちゃカッコいい!! まさに西口公園にいる感じ。ダンスにもブレイク、ポップ、ロックとか、いろいろなジャンルもある」と力説すると、染谷と矢部も「お客さん参加型で勝敗を決めるので、劇場にはぜひ早めに来てほしい」(染谷)、「舞台の雰囲気がつかめると思いますよ」(矢部)とそれぞれにアピールした。

作品の魅力を熱く語る大野の座長ぶりを問われると、染谷は「稽古場をすごく明るくしてくれて、再演なんじゃないかって思うくらいにすぐ仲良くなれた」と、矢部は「みんなに話しかけてもくれたし、芝居でも歌でもダンスでも引っ張ってくれて頼もしい」と二人はそれぞれに太鼓判。これを受けて大野は「座長だと、みんなが盛り上げてくれるけど、僕が稽古に来られない時期があって、(稽古場に)帰ってきた時には、日に日にレベルが上っていくのが僕にも刺激的だったし、負けてられないと、より強く思った。みんなに支えられてここまで頑張って来れたんだと思います」と真摯な姿勢を見せた。

公演は、1月14日(日)まで。その後、1月19日(金)から21日(日)まで、兵庫県立文化センター 中ホールにて上演される。

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  • 『池袋ウエストゲートパーク』開幕 2 染谷俊之
  • 『池袋ウエストゲートパーク』開幕 3 矢部昌暉
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  • 『池袋ウエストゲートパーク』開幕 7 大野拓朗
  • 『池袋ウエストゲートパーク』開幕 8 染谷俊之
  • 『池袋ウエストゲートパーク』開幕 9 矢部昌暉

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