天海祐希の共演ラブコールに古田新太「愛している人の頼みは断れない」 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』製作発表会 - 2018年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 1 左から、三宅弘城、山本亨、竜星涼、古田新太、天海祐希、福士誠治、清水くるみ、梶原善

▲ 左から、三宅弘城、山本亨、竜星涼、古田新太、天海祐希、福士誠治、清水くるみ、梶原善

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IHIステージアラウンド東京で上演中の劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズ最終作となる「Season極(ゴク) 修羅天魔」の製作発表会が、都内で行われた。

劇場のこけら落としとしてスタートした「花・鳥・風・月」シリーズ。2011年版をブラッシュアップした王道スタイル「花」、歌とダンスを取り入れた「鳥」、13年ぶりに一人二役バージョンを復活させた「風」、劇団史上初の試みとなるダブルチーム制で送る「月」と意欲的な展開を見せてきた。

そのシリーズを締めくくる「極」は、『修羅天魔(シュラテンマ)』と題し物語を一新。主演に天海祐希を迎え、看板俳優・古田新太が迎え撃つ、『髑髏城』でありながら、捨之介も蘭兵衛も登場しない、完全新作の“もう一つの『髑髏城の七人』”が誕生する。

新作についての質問には、演出・いのうえひでのりは「企んでることはいくつかある。けど、今言わない方がいい、観てびっくりしてほしい」とまだまだ多くは語らず。「ただ、広く使いたいと思ってます。(舞台を)回すことに慣れてきたので、“広い画”を見せたい」「同じフォーマットを持つ別の髑髏城ですから、新たな気持ちで観られる」とヒントがほのめかされた。

脚本・中島かずきも、内容については「悪いことをしていた天魔王がやっつけられる話(会場笑)」と一言。続けて「ただ悪いことをしていた意味とか、極楽太夫と天魔王を中心とした周りの人間関係が変わる」と付け加えた。

極楽太夫として主演を担う天海は、「(花・鳥・風・月の)どの極楽太夫も、美しくかわいらしくてすてきで、あの愛らしさは私にないなと思いましたが(笑)」とこぼしつつも、「古田さんや素晴らしいキャストの皆さんと、新作をつくるのを楽しみにして、自分の極楽太夫を掘り下げられたら」と意気込んだ。

そして、天海から「古田センパイが出ていないとヤダ」とラブコールを受けて天魔王役を担う古田が「愛している人の頼みは断れない」と頼もしいコメントをすると、天海は「太字で書いて!」と喜ぶ一幕も。古田は「1年間、エキセントリックだったり、カッコよかったり、いろいろな人が天魔王をやってきてましたが、僕はなるべく動かない天魔王。(舞台は)広く使ってるけど、私は動かない(会場笑)」と笑わせた。

これを受けて中島は「まあ本人がそう言ってますからね。あとは現場でいのうえ君が頑張ると思います(笑)」とパスを回すと、いのうえは「たぶん、真ん中に突っ立ってても、空間を支配するパワーがあると思うので大丈夫かと」と劇団内のチームワークが感じられた。

兵庫役・福士誠治は「古田さんの代わりにいくらでも走ります(笑)。兵庫は『髑髏城』でも歴史深いキャラでもあるし、今回は新作でもあるし、僕なりの僕にしかできない兵庫にできたら」と意欲的。

そんな福士に、古田は「前半は、ほぼ兵庫がペースメーカーなので頑張っていただきたい」とエールが。すでに初稽古が行われているそうで、天海は福士の姿に「ずいぶんカッコよかったですよね」という感想を述べ、中島も「今までの兵庫とずいぶん意味が違う。一番男らしい兵庫かもしれない」と明かすと、福士はこの期待にプレッシャーを感じたようで「やりずらい製作発表会になりましたね……(笑)」と苦笑いだった。

夢三郎役・竜星涼は「男だけど太夫と呼ばれる役どころ。新しい役なので、無界の里でどう絡むかは僕も楽しみ。初めてづくしでうれしいと同時に武者震いしながら、緊張でいっぱい」と気を引き締めた。特撮ヒーロー「キュリュウジャー」で活躍した彼に、アクションについての自信を問われると「アクションはそれなりにやってきましたが、ただ時代劇や殺陣をしっかりやるのは初めて。刀と手の間合いの違いとか、いろいろと皆さんの背中を見ながら吸収したい」と気合を入れる。

天海と竜星はドラマ共演の経験があったそうで、天海は「女信長を演じた時に森蘭丸をやってくれました。ちょっと座って立つ着物の所作を、陰でずっとひたむきに練習していたんです。ハプニングで袴が破けるくらいで」とエピソードを披露。「これだけの容姿に努力が重なったらものすごいことになりますよね。また成長した姿が見れるかな」と大きな期待を寄せた。

「花・鳥・風・月」ではアクションを得意とする女優たちが演じてきた沙霧を担う清水くるみは「いのうえさんに『アクション頑張ります!』って言ったら、いいよって言われました(笑)」と明かし、「(走り回る役ではあるので)とりあえず体力を付けろと。今回は頭脳派なところを出していけたら」と力を込めた。

また、清水は、干し芋が大好物だそうで「買いだめます。冬にいろいろな種類が出るから茨城から取り寄せます」というほど。この一面に、中島は「携帯食持ち歩いてるのは、沙霧っぽいですね」と、天海も「山の民みたい」と役とのシンクロぶりが垣間見えた。

さらに、清水は天海の大ファンだと明かされると、清水は「一番最初にお会いした時に、鼻血が出ちゃって。興奮すると本当に出るんだなって思いました(笑)。毎日稽古があるので鼻血出さないように気をつけます(笑)」と笑顔を見せると、「ごめんね〜」と恐縮した天海は「失態を見せないようにします(笑)」と気を引き締めていた。

三宅弘城が演じるカンテツは、贋鉄斎の弟子というキャラクターで、2004年の「アオドクロ」以来の再登場。同役を再び演じる三宅は、持ち前の身体能力の高さを期待されているようだが、「といいましても、私、先日生まれて半世紀、50歳になりまして(会場から拍手)。いのうえさんにも、2004年の僕を期待されても困るとお伝えしてます(笑)。最後まで駆け抜けるのが目標ですから、そのへんはご考慮いただきたい(笑)」と話すと、いのうえも「そのつもりです(笑)。このカンパニーは最高齢の『髑髏城』カンパニーですから、身体をいたわりながら(笑)」と笑わせ、古田もメンバーたちに「全力でやっちゃだめだよ。7割くらいでやらないと」とアドバイスしていた。

2004年「アカドクロ」に出演し、今回は狸穴二郎衛門を演じる山本亨は「かなり肝になる役だと?」と問われると「僕はあまりそうは思ってないんですが……(笑)。思うと緊張しちゃうので、気負わずにやっていきたいと思っています」と真摯な姿勢をのぞかせた。

最後に礒平のポジションとして新たに登場するぜん三・梶原善は「これまでの、新感線だと、ちゃんとした偉い役が多くて、シーンを締める役割を任されるんですが、今回はお百姓で、きっちりした大切なセリフがあまりないんですよ(会場笑)。握り飯を食えだの、いらねえだのとか、バーカバーカとか(笑)、気楽で庶民的な役が初めてなのでそこは見どころですかね(笑)」とひょうひょうとしたコメントで会場の笑いを誘った。

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  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 1 左から、三宅弘城、山本亨、竜星涼、古田新太、天海祐希、福士誠治、清水くるみ、梶原善
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 2 天海祐希
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 3 古田新太
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 4 福士誠治
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 5 竜星涼
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 6 清水くるみ
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 7 三宅弘城
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 8 山本亨
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 9 梶原善
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 10 いのうえひでのり
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 11 中島かずき
  • 『髑髏城の七人 Season極 修羅天魔』会見 12

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