原発事故描いた海外戯曲『チルドレン』が栗山民也演出で日本初演 出演に高畑淳子、鶴見辰吾、若村麻由美 - 2018年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『チルドレン』左から、高畑淳子、鶴見辰吾、若村麻由美

▲ 左から、高畑淳子、鶴見辰吾、若村麻由美

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『チルドレン』仮チラシ

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巨大地震による津波で起こった原発事故をめぐる人間ドラマを描いたルーシー・カークウッド作『チルドレン』が、栗山民也の演出で日本初演。出演には、高畑淳子、鶴見辰吾、若村麻由美の実力派が挑む。

カークウッドは、1984年生まれの33歳というイギリスの女流作家。1989年の天安門広場で戦車の前に立ちはだかった男の軌跡をたどるアメリカ人写真家の姿を通し、現代のアメリカの問題をひも解いた意欲作『チャイアメリカ』は、2014年ローレンス・オリヴィエ賞に輝くなど、注目を集める若手の一人となっている。

本作(原題『THE CHILDREN』)は、彼女が、ロイヤル・コート・シアターの招きで書き下ろしたもの。2016年冬に上演され、今冬にはブロードウェイでも上演が始まった新作だ。

巨大地震から起こった大津波により、原発事故が発生。浸水で家を追われた夫婦ロビン(鶴見)とヘイゼル(高畑)が移り住んだコテージに、38年ぶりに女友達ローズ(若村)が訪ねてくる。3人はかつて原子力発電所で一緒に働いていた核技術者同士。ローズの訪問の理由は「原発事故処理で若手技師たちが危険に侵されている。事故処理に参加すべきは、私たちではないか」と持ちかけるためだった……。

東イギリスを舞台にしながらも、実際に日本で起きた事故に触発され、執筆された本作。カークウッドは、若者に被曝させないために現場作業を肩替りすることを呼び掛けたという人びとの、日本での実際のニュースを聞き、着想を得たという。

■栗山民也
人間は、自らつくり出した科学に、自ら潰されていく。地球は、その人間たちの過ちの繰り返しを、ただ黙って受けているだけなのか。
『THE CHILDREN』=子供たち、というタイトルの意味を、地球全体が考える時なのだ、と思う。

インフォメーション

パルコ・プロデュース2018
『チルドレン』

【スタッフ】作=ルーシー・カークウッド 翻訳=小田島恒志 演出=栗山民也
【スタッフ】高畑淳子/鶴見辰吾/若村麻由美

2018年9月
彩の国さいたま芸術劇場、世田谷パブリックシアターにて上演予定
*10月にツアー公演を予定

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