新たな石川五右衛門の物語が誕生 片岡愛之助出演、システィーナ歌舞伎『GOEMON ロマネスク』が上演 - 2018年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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徳島県・大塚国際美術館「システィーナ・ホール」を会場に、2009年から行われている「システィーナ歌舞伎」。第8回となる、今回は石川五右衛門を題材とした新作『GOEMON ロマネスク』が上演される。

“和と洋のコラボレーション”と“新作歌舞伎”をコンセプトに、能やオペラ、神話などをモチーフとした多彩な演目を上演してきた本シリーズ。石川五右衛門の謎に包まれた生涯を新たな視点で捉えた演目は、第3回公演で『GOEMON 石川五右衛門』が上演されているが、今回は新たな物語がつむがれるという。

■水口一夫(作・演出)
第1回の公演からずっと作・演出を担当させていただいています。毎回楽しみながら、どんな舞台がつくれるかなという気持ちでつくっていますが、和と洋のコラボレーションであったり、システィーナ・ホールのミケランジェロの素晴らしい壁画に負けないような舞台にすることを考えると楽しみの数倍の苦しみもございます。
タイトルに入っている“ロマネスク”とは、ゴシックの前の時代の美術・建築の様式で、キリスト文学や彫刻にもロマネスクという言葉が使われております。また非常に創造的、空想的、数奇な、といった意味合いもあると考えています。今回の『GOEMON ロマネスク』は、愛と憎しみがテーマで、非常に数奇な運命をたどる今までにない五右衛門を描こうと構想を練っています。何よりもできる限り楽しい、そしてエンターテインメントにあふれた舞台にしたいと思っております。
今回、五右衛門はイスパニア(今のスペイン)へ渡りますが、これをどう歌舞伎にするか……、非常に悩んでいます。伊達政宗の家臣・支倉常長が慶長遣欧使節をイスパニアに送っており、通商のために百数十人で渡ったうちの何人かが、そのまま留まって日本人村をつくり、現在も日本(ハポン)姓の人が600人ほど残っている事実があります。その日本人村を舞台にできないか……、新しい視点の五右衛門像、システィーナ歌舞伎を作りたいと思います。

■片岡愛之助
私は大塚国際美術館のシスティーナ歌舞伎で、コラボレーションを取り入れる歌舞伎というものを学ばせていただきました。『GOEMON』は、和と洋のコラボレーションというテーマをいただいたからこそ生まれ、そして再演を何度も重ねられる作品になりました。
今回は、五右衛門の父・カルデロンと五右衛門の二役を務めさせていただきます。五右衛門というキャラクターはとらえどころのないロマンの塊。どういうふうにもなれる、なってもおかしくない、枠を飛び越えた役づくりと設定ができて、お客様に非日常的な空間を楽しんでいただくには最高の人物です。今回、初めてご覧いただくお客様に楽しんでいただくのはもちろん、前回の『GOEMON』を知っている方には倍楽しんでいただけるような舞台にしたいです。
システィーナ歌舞伎がなかったら、こんなコラボレーションはなかった。今までにそんな作品ばかりが出来上がりました。私としてはとても大きな財産をいただきましたし、ライフワークだと勝手に思っています。これからも再演を重ねられるような新しい作品を生み出し続けたいと思います。一人でも多くの方々にシスティーナ歌舞伎を、そして大塚国際美術館を見に来ていただきたいです。

この記事の写真

  • システィーナ歌舞伎『GOEMON ロマネスク』会見 1 片岡愛之助
  • システィーナ歌舞伎『GOEMON ロマネスク』会見 2
  • システィーナ歌舞伎『GOEMON ロマネスク』会見 3
  • システィーナ歌舞伎『GOEMON ロマネスク』会見 4 片岡愛之助

インフォメーション

第8回システィーナ歌舞伎
『GOEMON ロマネスク』

【スタッフ】作・演出=水口一夫 振付=藤間勘十郎
【キャスト】片岡愛之助/中村壱太郎/上村吉弥 ほか

2018年2月15日(木)〜18(日)
・会場=大塚国際美術館 システィーナ・ホール
・チケット発売中
・料金=全席指定 前売12,000円/当日12,500円(前売完売の場合は販売なし)
*美術館入館料込み

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