“SHOCK” must go on!! 堂本光一主演『Endless SHOCK』が1,600回へ向けて上演中 - 2018年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『Endless SHOCK』2018 開幕 1 左から、瀧本美織、中山優馬、堂本光一、久野綾希子

▲ 左から、瀧本美織、中山優馬、堂本光一、久野綾希子


ジャニー喜多川作・構成・演出、堂本光一主演により、2000年より上演を重ねてきた『SHOCK』シリーズ。来たる3月6日には、通算上演回数にして、単独主演1,600回という、これまで日本では『放浪記』にて森光子しか達成し得なかった記録に、堂本が臨む。

NYのブロードウェイを舞台に、ショービジネスの世界で輝き、葛藤する若者たちの姿を、ダイナミックな仕掛け満載で紡いだ本作。毎公演、ストーリーや難技の数々が研ぎ澄まされ、完成形が確立されたように見えていた同作が、キャストを大胆に入れ替えた今回、新たな息吹を吹き込まれ、立ち上がった印象だ。

堂本が劇中で扮するエンターテナー・コウイチのライバル役が、中山優馬(ユウマ)になった影響は大きいだろう。コウイチに反発しつつもその背中に憧れる、不器用で怒れるライバル像が構築され、コウイチのスター性がより際立つとともに情感も倍増。時にいら立ちつつも後進を導く、孤高ながら懐の大きい姿が胸を打った。堂本が「自分が歌いたいくらい」と語った、中山に当てた新曲[Change The World]もドラマチックに響く。

『SHOCK』の常連であるふぉ〜ゆ〜の福田悠太、越岡裕貴、松崎祐介も存在感を増し、特にコシオカには、コウイチがユウマへの想いを託す印象的なセリフが加わり、物語に深みが出た。また、ステージングも手掛ける堂本のお眼鏡にかなった、寺西拓人、松田元太、松倉海斗のフレッシュな演技も好印象だった。

コウイチをひたむきに慕うヒロイン・リカ役を映像でも活瀧する瀧本美織がピュアに体現。その母親でオフ・ブロードウェイの劇場オーナー役を劇団四季などで活躍した久野綾希子が説得力ある演技と歌唱で魅せた。そしてこちらも『Endless SHOCK』に欠かせない、石川直の太鼓のリズムが舞台を引き締めている。

本公演の開幕を前に、劇場で囲み会見が実施。堂本、中山、久野、瀧本の4人が取材に応じた。

新生カンパニーに、堂本は「昨年10月まで博多でやっていたけれど、これだけメンバーが変わるとそれ(前回)がぶっ飛ぶような新たな気持ちと緊張感」と心境を述べたが、「みんな稽古が始まる前から準備してくれていたので、稽古にすんなり入ってくれた。おかげで、いろいろな話し合いもできたし助かりました」と新メンバーには信頼を寄せている様子。

瀧本に対しては「すてきなリカを演じてくださっている。稽古場からまったく毒のない人。われわれは本当に男子校みたいで、お下品なこともあったりするんですが……(笑)、すべて笑顔で受け止めてくれて。ストーリー上でも、男の中にいるヒロインですから、リカもそうして生きてきたのかなと稽古場から実践してくれました」と太鼓判を押した。

そんな瀧本は、本作の大きな見どころの一つ“階段落ち”に目を丸くした。「上から階段を見たんですけど、すごい急なんですよね。なのに『じゃあ、ちょっと行っちゃおうかな〜』って感じで行くから! ええ!そんな感じで!って(笑)」と話すと、堂本は「もう、こう(歩いて)降りるより、転がった方が早いのよ」と余裕の答えでメンバーを笑わせていた。

そして、ライバル役に挑戦した中山は「僕としては上り詰めたなという気分。やっぱり『SHOCK』のファンで、ずっと何年も連続で観てきたので」と目を輝かせる。

気合たっぷりの中山だったが、堂本は「2カ月の公演ってないでしょ? だんだん、楽屋で(すぐ近くの)飲み物を取るのも面倒くさいなと思い始めるよ」と本作のハードさを明かしつつ、「でも、優馬が弱れば弱るほどね……」とニヤリ。

そんな堂本の“ドSぶり”を、前任・屋良朝幸から、中山は耳にしていたそうで「聞いてた話を(堂本に)してもニヤニヤと『そうやで〜』と笑うんです(笑)」と苦笑い。堂本は「このしんどさをまた分かってくれる人が、増えてくれるのがうれしいですね。それが“共有できる”ということですよ」と相棒にメッセージを送った。

また、節分の日にちなみ報道陣からは「どんな鬼を払いたい?」という質問も。

しかし、堂本は「諸先輩方がすごい歴史を築き上げてきた劇場なので、鬼を感じない」とズバリ。「福はいっぱいいると思う。『SHOCK』をやり始めたころ、泊まり込みの稽古があった時には、座敷わらしみたいなのが走ってるという話もあったんですよ」と驚きのエピソードを明かし、「これ(『SHOCK』)をやらせてもらえる場所ですし、これからも感謝をもって立たせてもらおうと思います」と姿勢を正した。

最後に堂本は「2018年も帝国劇場で『SHOCK』をやらせていただきます。自分としても新しい気持ちで、新しい出演者の皆さんとともに、この『SHOCK』という世界観を生きて、皆さんに楽しいと思ってもらえるものをお届け出来たらと思っております」と意気込み会見を締めくくった。

公演は3月31日(土)まで。

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