松坂桃李「ものすごく余韻が楽しめる作品」 三浦大輔監督 映画「娼年」完成披露試写会が開催 - 2018年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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映画「娼年」 完成披露 1 左から、三浦大輔、西岡徳馬、佐々木心音、馬渕英俚何、江波杏子、冨手麻妙、松坂桃李、真飛聖、桜井ユキ、荻野友里、大谷麻衣、猪塚健太、小柳友

▲ 左から、三浦大輔、西岡徳馬、佐々木心音、馬渕英俚何、江波杏子、冨手麻妙、松坂桃李、真飛聖、桜井ユキ、荻野友里、大谷麻衣、猪塚健太、小柳友

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映画「娼年」 完成披露 2 松坂桃李

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松坂桃李主演×三浦大輔監督により、石田衣良の同名小説が映画化。映画「娼年」の完成披露イベントが都内で行われ、松坂&三浦をはじめキャストたちが登壇した。

原作は、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。秘密の会員制ボーイズクラブのオーナー・静香と出会い、“娼夫”となった主人公・森中領(リョウ)が、さまざまな女性たちの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに触れていく姿を描いたものだ。16年には三浦&松坂タッグで舞台化され、原作に忠実にセックスを真っ向からから描いた内容と、松坂の体当たりの演技で大きな話題を集めた本作が、二人の再タッグにより映像化が実現した。

このイベントが、初めて観客の目に触れるという機会。松坂は「緊張、期待、不安はあるけど、この作品は何かあったら、僕のせいでもあるんですけど、三浦さんのせいでもあるので(笑)」と笑いながらも、「そう責任を割り勘して、舞台も映画もやってきたので、このメンバーなら僕に怖いものはないですね」とこれまでの日々に胸を張る。

しかし、撮影を振り返ると松坂は「キツかったっすね」と一言。「期間中は、『明日休みにならないかな』『三浦さんカゼ引いて寝込まないか』とか考えたり(笑)。実際、(三浦は)カゼ引いてたんですけど、それでも現場に来てたので、あぁダメだ、この人無敵だなって(笑)」と心境を正直に告白した。

三浦も「キャストの皆さんもそうですが、スタッフさんも大変で、心からそう思う現場でした。それは僕のせいだけども(笑)、その苦労はスクリーンに刻まれているかと思います」とうなずいた。

ボーイズクラブ「パッション」のオーナー・御堂静香を演じた真飛聖も「撮影は短期集中型で、気が付いたら、今日が何日か分からないくらい、ずっと撮影しっぱなしという日もあって、キュッと詰まった日々でした」と現場の濃密さを伺わせる。

舞台版に続き出演となった江波杏子は「“老女”という名前のない役を老女優が演じました。老女優として、のれんを下ろそうと思い悩んでいるところにこのお話をいただいて『ええ!』っとびっくりしました。濡れ場がある!(会場笑) 舞台で終わりかと思いきやの映画で、アップになったら全部シワがバレちゃう(笑)」と冗談交じりのコメント。「でも老女だから、考え方を変えて老女そのものでやらせてもらいました。松坂さんと三浦監督の醸し出す現場は温かく、時々ヒヤッとさせられ、(女優としての)看板を下ろそうという気持ちをフッと溶かしていただき、希望に満ち満ちました。ありがとうございました」と感謝の言葉が語られた。さらに「苦しい現場でできた映画は、絶対いい作品になると思います。(三浦に)ね?」と三浦へとエールを送る。

相手役となった女優たちに松坂の印象を問われると、“情熱の試験”の場でリョウの前に現れる静香の娘・咲良を演じた冨手麻妙は「私は、撮影が順撮りで、出会いのシーンは最初の方に撮影して、ラストは最終日の撮影だったんです。久しぶりにお会いしたら、リョウ君としての存在が全然違っていて、役者としてさすがだと思いました」と尊敬の念を込めた。

桜井ユキが「リハーサルでお酒を入れるメジャーカップを持つ指がずっとプルプルと震えていて、不器用な方だなって(笑)、良い意味で場がほぐれてたんです」とエピソードを披露しつつ、「作品を見てからは、リョウの無気力さの中に品がある感じは、役にピッタリと反映されていて、最初のこれ(指)は忘れました(笑)」と松坂の存在感を絶賛した。

馬渕英里何は「結構、寒い時期のロケだったんですが、待ち時間でもベンチコートを羽織ることが一切なかったんです」と松坂のストイックぶりを明かすと、松坂は「なんでですかね?(笑) 自分の中で気合を入れていたのかな(笑)」と笑っていた。

西岡は「謎の車イスの男で、なんだかよく分からない男で、なんだかよく分からないうちに撮影が始まり、なんだかよく分からないうちに終わりました(笑)。三浦監督の魔術に引っかかったような感じです。どうぞ皆さん笑ってやってください」と会場の笑いを誘い、登場シーンについては「私のシーンは桃李と(妻役の佐々木)心音ちゃんの格闘技みたいなシーンで、私は見てるだけ(笑)。監督は妥協しないので何度もやっていて。観てくだされば分かると思うけど、二人はご苦労様でした(笑)」と二人への労をねぎらった。

最後に、松坂は「今まで携わってきた作品の中でこれだけ、入口と出口が違う作品はなかなかなかったと思います。何よりものすごく余韻が楽しめる作品。観終わった時、最初は面食らうかもしれませんが、劇場を出る時にはすごく軽やかな会話を繰り広げることができる、それだけ自信のある作品です」と、観客へ熱いメッセージを送りイベントを締めくくった。

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  • 映画「娼年」 完成披露 左から、三浦大輔、西岡徳馬、佐々木心音、馬渕英俚何、江波杏子、冨手麻妙、松坂桃李、真飛聖、桜井ユキ、荻野友里、大谷麻衣、猪塚健太、小柳友
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映画「娼年」

【スタッフ】原作=石田衣良「娼年」(集英社文庫刊) 脚本・監督=三浦大輔
【キャスト】松坂桃李/真飛聖/冨手麻妙/猪塚健太/桜井ユキ/小柳友/馬渕英里何/荻野友里/佐々木心音/大谷麻衣/階戸瑠李/西岡徳馬/江波杏子

2018年4月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか、全国ロードショー

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