森崎博之6年ぶりの演出にメンバーが自信 TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京公演が開幕 - 2018年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 1 左から、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真

▲ 左から、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真

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TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 9

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森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真からなる北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS」の本公演『PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて』の東京公演が、本日14日にTBS赤坂ACTシアターにて開幕。その初日公演に先立って、メンバーが取材に応じた。

2月の大阪から始まった今回のツアー公演。そのラストを飾る東京公演の開幕を前に、森崎は「全56公演のうちの半分近いステージが東京。ツアーの最後にとんでもないボリュームになるのですが、その第一歩ですので、もう一回気を引き締めていきます」と気合を入れる。安田は「右に同じで(会場笑)。長いステージなので、お客様にきちんと届けつつケガのないようにしたい」と気を引き締めると、戸次は「これまでの34ステージの結果を、東京の一発目から出したい」と意気込んだ。

大泉は「今回のツアーの会場は大きなホールが多かったんです。昔は、このACTも大きいと感じていたんですけど、ツアーに比べると、まだ舞台に立つわれわれに利があるというか(笑)、お客様に届けやすいかな。大きいところでやってきたかいがあります」と感慨深い表情をのぞかせた。

「まだまだ長いので、より健康管理に気を付けたい」と姿勢を正した音尾は、その理由を「地方各地で食べ物がおいしかったものですから、実は4人には内緒でお腹を壊していたことが……」と告白。体調を崩したのは福岡だったそうで、メンバーから「こないだじゃねえか!」(森崎)、「到着してすぐホルモン焼きを食べました、とか自慢げに言ってたけど」(大泉)と指摘を受けると、音尾は「その一環で……。焼きが足りなかったのかな、よく焼くべきですね。気をつけましょう(会場笑)」と申し訳なさそうだった。

本作で、彼らが演じるのは、終戦の3日後に突如として攻め入ってきたソ連軍から、日本を守るために戦った名もなき勇敢な兵士たち。公演タイトルはその戦いの舞台となった島の名前だ。

知識がなければ、読みにくいタイトルなのだが、そこには森崎の意図が込められている。森崎は「73年前に実際に起こった史実をベースにしています。実は、私たちが北海道に住んでいても、その島の名前を知らなかったんです。お客さんにも、名前を知らないまま、劇場に足を運んでいただきたくて、タイトル読み方を発表してないんです。チケットを買う時も、友達を誘う時も、お客さんには大変な不自由をおかけしました(笑)」と語った。

また、今回、森崎は、2012年の『WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン』から6年ぶりに演出を担当した。森崎は「TEAM NACSの演出をすることは非常に重い勇気が必要。やっぱり4人は、全国でドラマや映画に出演する俳優ですから、彼らを演出するのは重圧もあるし申し訳なさもある」と真摯に述べ、「でも、そこは20年を超えたチームなので、勇気出してよしとしっかり楽しもうと思いました。期待以上の物語になっているし、役者として素晴らしい人たち」とメンバーへの信頼を表した。

対して、大泉からは、森崎の手腕に「森崎でないと得られない満足感がお客さんにはあるのでは。音楽とのコンビネーションが素晴らしく、最後の壮大な感動は、森崎じゃないと出せない醍醐味。お客さんの拍手からも、森崎じゃないとここまで到達しなかったのではと、あらためて感じます」とリーダーへの信頼ぶりが伺える。

安田は「林民生先生が執筆された脚本は、与しがいがある脚本でして……」と語り始めると、会場のどこかでくしゃみが。安田は「今くしゃみした? 皆さん花粉の季節ですので、ちゃんとケアをして……。なんの話でしたっけ?(会場笑)」と笑いを取りつつも、「重厚なテーマで、一つ一つの言葉も取り組みがいがある。そういうホンに対して、よくぞここまでまとめ上げたと思う」と仕上がりを絶賛。戸次も「今言った通り……」とうなずくと、安田が「ヘクシュン!」と茶々を入れて会場を笑わせていた。

兵隊役への役づくりについて問われると、音尾は「髪型ですかね。ちゃんと11mmに切りそろえました」と自信満々。メンバーから「違うドラマでも同じ(坊主頭)だったんじゃ」(安田)、「ドラマから引きずってるだけでしょ(笑)」(戸次)とツッコミを受けた音尾は「あの時は1cm。今は11mm」と断言すると、森崎は「それ、ちょっと伸びただけでしょ(笑)」と笑っていた。

なお、「北海道弁は意識する?」という質問に、森崎が「僕らは特に意識してないけど……。そだねー」と、カーリング女子の流行りに乗った返しが飛び出した。メンバーは「あれは、あの方たちが言うからかわいいんであって」(安田)「絶対おじさんは言いませんから」(大泉)と苦笑い。

森崎は「特に意識はしてないけど、東京では(方言が出ていると)思われるかも。でも演劇ってお客さんのイマジネーションでつくるものですから、言葉もそうだけど、服装や髪型はあまり厳密にしていないんです。私の格好もどこか『がきデカ』っぽいですし」と笑いを誘うと、大泉は「それはあなたの体型に問題があるんでは」と一言。安田も「5等身」とかぶせたが、森崎は「怒りません」と切り返し、和やかな笑いが起こる掛け合いを見せる一幕もあった。

公演は4月1日(日)まで。千秋楽公演は全国の映画館でのライブビューイングも実施される。詳細は公式サイトを参照。

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  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 2 森崎博之
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 3 安田顕
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 4 戸次重幸
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 5 大泉洋
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 6 音尾琢真
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 7 左から、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 8 左から、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真
  • TEAM NACS『PARAMUSHIR』東京開幕 9
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