竹中直人×生瀬勝久第3弾は「新たな倉持裕の世界」 『火星の二人』開幕 - 2018年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『火星の二人』開幕 1

▲ 左から、生瀬勝久、竹中直人、上白石萌音

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『火星の二人』開幕 17 左から、生瀬勝久、上白石萌音、竹中直人

▲ 左から、生瀬勝久、上白石萌音、竹中直人

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竹中直人×生瀬勝久がタッグを組む「竹生企画」第3弾『火星の二人』が、10日、シアタークリエにて開幕。その初日を前に、竹中&生瀬とヒロイン役を務める上白石萌音による囲み会見が行われた。

百戦錬磨の竹中、生瀬だが、初日を前にしての心境については、二人共「相変わらず初日は緊張しちゃって。胃が痛いし、お腹痛いし、あぁ苦しいって感じ(笑)」(竹中)、「初日は緊張します。とにかく今日をとにかく乗り切れば、勢いでできるので集中します」(生瀬)と口をそろえる。上白石も「昨日の夜は眠れなくて、朝からドキドキドキドキしてる」とこぼしたが、「お二人も緊張しているのを聞いて、今ちょっとホッとしてます(笑)」と笑顔を見せた。

作・演出に倉持裕を迎え、2011年に始動した本企画。第1回『ヴィラ・グランデ青山〜返り討ちの日曜日〜』(2011年)、第2回『ブロッケンの妖怪』(2015年)に続く第3弾が、このたび実現した。竹中は「続けてこられたということが、すごいなと思う。3回で終わらせたくない、次も出来たらという思いがあるのは良いこと」と意欲的。一方、「竹中さんに憧れてこの世界に入ってきた」という生瀬は「今でも照れくさいというか。憧れで普段は話せないくらい。舞台では、同じ板の上で楽しく過ごせる時間があるので、僕には至福の時間」と喜んだ。

この言葉に、竹中も「素晴らしい俳優。エネルギーの塊のようで、ガン! と来る。負けそうになりつつも、一緒につくれてる。僕とは全然違うタイプの俳優さん。今回はシリアスだけど本当に面白いから、笑っちゃって近くに行くのがイヤになっちゃう(笑)」と生瀬を絶賛した。

これまで、山田優、佐々木希と、ヒロインには竹中・生瀬の二人が共演を希望する旬な女優をキャスティングしてきた本シリーズ。今回は、映画「舞妓はレディ」で注目を集め、アニメ映画「君の名は。」でも話題となった上白石萌音を抜てきした。

映画で共演した竹中は、その理由を「風情というか、ますますすごいことになりそうだという予感みたいなものを感じた。声の音色も不思議で、倉持さんの世界に、上白石さんが居たらどうだろう、という思いがありました」と語る。

オファーを受けて「舞い上がるような気持ち」と率直に話した上白石。「前回を観て、第3弾はどんなだろう? あるなら絶対観に行こうと思っていたら、まさかまさかで(笑)。倉持さんの作品も大好きだし、ものすごくうれしいです」と感激した。

ただ、稽古期間中は「毎日、稽古場から落ち込んで帰ってました」のだという。「皆さんのエネルギーやお芝居を目の当たりにして、こんなにお芝居って深いんだってあらためて感じたんです。たとえば、スポーツ選手のやっていることが、簡単そうに見えることってないですか? 皆さんがすごく自然にやられるので、私もすぐできると思ったら全然できなくて……。何が違うのかと毎日考えながら、電車に揺られて帰りました(笑)。本当に楽しくて、学ぶことが溢れてしまいそうな稽古場で、これからもそうだと思います」と気を引き締めた。

竹中によると稽古場は「とても充実した稽古場。集中して、無駄口がない静かに淡々とした稽古」だったそうだが、生瀬は「(稽古の)最後にみんなでご飯食べたよね。お鍋を食べて。僕と萌音ちゃんで6人前食べました(会場笑)」と振り返る。上白石は「皆さんすっかり食べ終えてたのに、私たちのテーブルだけ(料理が)なくならなかったですね(笑)。お腹いっぱいでしたけど、お家に帰ったらまたお腹が空いていたので恐ろしいなと思いました(笑)」と元気に笑い、二人を驚かせる一幕もあった。

遊園地のジェットコースター落下事故から奇跡的に生き残った二人の男をめぐる奇妙なドラマを描く本作。竹中は「新たな倉持裕の世界を感じましたね。見どころは全部だから……。生瀬君と俺が絡むだけで、もうそれが見どころって言っていのかな(笑)。それだけで、何だこの二人!?ってなって、その間に上白石萌音ちゃんがいるというのは、それだけでガツンと見どころでしょ!」と胸を張る。

生瀬は「舞台を初めて観る人には、難しい芝居じゃないですよ。ちょっとサスペンスのあるコメディーだと考えてもらって。これまでをご覧になった方にも、また新しい倉持ワールドができたと思うので楽しみにして」とメッセージを送る。さらに「とにかく、大河ドラマと『Shall we ダンス?』と『シコふんじゃった。』をやった方が、生で舞台上で暴れ回るわけですから、まず竹中さんを見に来ていただいて、そして、『トリック』と『ごくせん』に出てた僕がやるっていう(会場笑)。で、『舞妓はレディ』もということで、それだけ豪華絢爛な俳優が出てますから(笑)」と代表作の名前を挙げてアピールした。

また、全国ツアーでは、上白石の出身地である鹿児島も巡ることに話題が及ぶと、彼女は「会場のホールは、お仕事を始める前に、習い事の発表会で立ったことのある舞台」と感慨深い様子をのぞかせながら、「わっぜ(とても)うれしいです!(笑)」と目を輝かせた。

公演は25日(水)まで。その後、大阪、愛知、富山、石川、長野、宮城、栃木、新潟、香川、広島、鹿児島、長崎、福岡を巡るツアー公演が行われる。

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