早霧せいな、女性役は「いろいろなことにドギマギ」 ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』公開稽古 - 2018年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』稽古 1

▲シーン公開の様子

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『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』稽古 16 左から、宮尾俊太郎、早霧せいな、相葉裕樹

▲ 左から、宮尾俊太郎、早霧せいな、相葉裕樹

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元宝塚歌劇団雪組トップスター・早霧せいなが、退団後初のミュージカル主演に挑戦するミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』。19日(土)の大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティの開幕に向けて、稽古場の様子が公開された。

本作は、『シカゴ』『キャバレー』『蜘蛛女のキス』などを送り出したジョン・カンダー(作詞)&フレッド・エッブ(作曲)により、1981年にブロードウェイで上演されたミュージカル。その年、最も輝いた女性に贈られる賞「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の授賞式を控えた人気ニュースキャスター、テス・ハーディング(早霧)が、幸せな新婚生活をスタートさせる……と、思いきや家庭と仕事の間で、“女性としての本当の幸せ”に苦悩するというストーリーを、笑いとともに描き出すラブ・ロマンスだ。

稽古では、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるも、夫のサム(相葉裕樹)とケンカしてしまったテスが、彼への恨みを込めて歌う冒頭の場面[ウーマン・オブ・ザ・イヤー]、仕事優先のテスとの結婚生活のすれ違いに悩むサムが自分の思いを歌い上げる[戻らない時間]、敵対していたサムの漫画家仲間に受け入れられたテスが、“男なんかに負けない! 私は女だけど男なの!”と力強く訴える[女だけど男]の3曲が披露された。

シーン公開を終えて、早霧は「こういう場を設けていただくと、いよいよ始まるんだと実感しました。自分が今持てるものをすべて出しきって、果敢に挑戦することがテスにつながると思うので、その信念を失わず稽古していきたい」と意気込むと、夫サム役を担う相葉裕樹は、間近に迫った本番に向けて「まだまだやることもたくさんあるんですが、普遍的なテーマで、皆さんに共感してもらえるので、ラスト1週間、全力で稽古して初日に臨みたい」と気合を入れる。宮尾俊太郎は「普段はバレエダンサーで、一切声帯を使ってないのですが、セリフも歌もあるしで、一から皆さんに助けていただいてます」とコメントした。

自身の役どころ、見どころについて問われると、早霧は「離婚経験があって、アンカーウーマンとして全米で活躍中の彼女が、サムとの電撃的な出会いを経て、仕事と家庭と両立を図ろうとしてどう変わっていくかをぜひ見てほしい」とアピール。

相葉は「テスとの生活環境や育ちの違いが、いろいろあるんですが、サムの不満は一般的な男性だったら誰しも持つ感覚。庶民代表のような、お客様にはきっと共感してもらえる」と述べると、宮尾は「ロシアから亡命したバレエダンサー。でも、キャリアを捨てて愛すべき妻のためにロシアに帰るという選択が、テスに衝撃を与えることになります。愛したものに突き進むハッピーな男です。僕自身もハッピーな男なのでリンクしていると思う」と手応えをのぞかせた。

とはいえ、宮尾はミュージカル出演経験はあるものの、セリフと歌はこれが初めて。「僕の曲は難しい!」とこぼすと、相葉も「どれも正直難しい。本当にこのラストで追い上げないといけない(笑)」と苦笑い。早霧も「感情が爆発した時に、歌や踊りになるんですけど、気持ちからナンバーへの導入、ナンバーからお芝居へ戻る気持ちを、ちゃんと歌に乗せない。楽曲の素晴らしさに自分が追いつけるかどうか」と語る。

演技の難しさにうなずきながら「こんなに踊るとは(笑)」と話す宮尾に、相葉は「必要以上に踊らされてる感ありますよね(笑)」と笑うと、早霧は「せっかくだから踊ってほしいって絶対に皆さん思ってる。これは見応えありですよ」とアピールしていた。

退団後初ミュージカルに取り組む早霧の様子を問われると、二人はそれぞれに「めちゃめちゃストイック。アスリートじゃないかってくらい。ガッ! とやる集中力がすさまじいので、そこに僕らも引っ張られる」(相葉)、「清々しい、真っ直ぐに飾らない。良い意味でプライドを捨てている」(宮尾)と答える。

早霧は「小さいことから大きいことまで、いろいろなことにドギマギする。手に触れた感覚とか、やっぱり女性と手をつなぐのとは全然違う。宝塚よりもリアル感をすごい感じます。そのリアルな感覚を作品に詰め込みたい」と意欲的だ。

また「本物の男性はやっぱり力強い。当たり前だけど(笑)。聞こえる声の質感とか、あとはリフトも力強いから、勝手に女子になります(笑)」と笑うと、宮尾は「早霧さんも力強いですよ(笑)。(リフトの上で)ビシ!っとしてる(笑)」と笑わせた。

女性役を演じるにあたっては「もともと男性でも女性でも、自分と別人格を演じることは、毎回簡単にできるものではない。それがやり慣れてない女性だとなると、勝手が違う(笑)。スカート履いて歩くとか、右肩にショルダーバックを抱えて歩くとか、板につかないんですよ(笑)」とこぼしつつ、「無駄な動きがない方が、よりエレガントに美しく見えるだろうけど、頭で演じてもダメ。ちゃんと心から動いて、それがエレガントな女性になったら」と真摯な取り組みぶりがうかがえる。

そんな彼女に、相葉は「めちゃくちゃエレガント! エレガントの塊。見せた方を教えてくれることもあるし、エレガンスに関してはプロフェッショナルなので、そこは頼ろうかな」と明かすと、早霧からは「任せて!(笑)」と頼もしい一言。そんな二人に宮尾は「僕はそれを遠くから見て、そのさまがテスとサムになってるんですよ。ぴったりです」と笑顔を見せた。

「テスと似ているところは?」という質問が飛ぶと、早霧は「たまに猪突猛進しちゃうところ。周りを忘れて突っ走っちゃう時があって、普段はそうしないように心掛けてるけど、テスはそれが常。猪突猛進をやり続けたらいいのかな(笑)」と述べる。

宮尾は「宝塚でトップを務めたというキャリアを持っている方が、新しい作品や男性と出会うのはリンクしている。猪突猛進は気付かなかったな。いつも気遣ってくれるし」と明かすと、早霧は「二人ともこんな感じで、優しい言葉をかけてくれるので、“裸の王様”にならないようにしないと(笑)」と笑いを誘うと、宮尾は「裸のお姫様ね(笑)」とフォローし笑い合う一幕もあった。

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